コネクタに含まれる54カテゴリ一覧です。産業用コネクタ・高電圧コネクタ・ハーフピッチコネクタ・FPC用コネクタなど幅広く、カテゴリの概要・原理・使用用途の検索や、製造メーカー・代理店を探すことができます。
コネクタとは、電力や電気信号を接続する電子部品です。
コネクタは、スマートフォンやパソコンなどの身近なものから、人工衛星に至るまで世の中のあらゆる電子機器に使用されています。それぞれの製品に合わせた仕様があるため、多種多様な品種が存在します。
ACサーボ、NC (数値制御) 装置、インバータなどのFA機器類や、内臓のICは技術の進歩によって高性能化されており、これらの部品やモジュール間をつなぐ役割の高性能化も必然的に求められています。 そこで重要な役割を果たすのがコネクタです。
コネクタは配線の接続時に工具を使わずに、直接手で差し込むだけで接続が可能なため大幅な時間や労力の削減に役立ちます。 最近では機器の扱う情報量の増加によって、コネクタのピン数が数百もある多極コネクタが作られています。 ピン感覚は約1mm程度になっていて、ピンの配置も直線状に限らず千鳥状など様々のタイプがあります。
一般的にコネクタは2ピースの構造となっていて、差し込む側をプラグ、受け入れる側をレセプタクルと呼びます。これらのペアを抜き差しするだけで配線の接続・切断を容易に行うことができます。
プラグやレセプタクルは、電気を通す「コンタクト」という部品と、コンタクトを保護したりコンタクト同士の絶縁の役割を持つプラスチックで作られた「インシュレータ」という部品と、インシュレータを保護する「シェル」と呼ばれる外殻部品によって構成されています。
コネクタのメイン部分となるコンタクトは、導電性の高い銅などの合金で作られます。通常、プラグ側はバネ特性を持たないピンコンタクト、レセプタクル側はバネ特性をもつソケットコンタクトで構成されています。コンタクトのバネ特性によって圧着接続され、電力や電気信号を接続することができます。
コネクタには、接続先で分類分けした4つの種類があります。
コネクタの種類は、コネクタそのものを定めた規格、通信規格がコネクタも規格化しているもの、通信規格に対応させたコネクタ製品化したもの、コネクタ規格を利用した通信規格など多種多様な規格・製品があります。以下に一部の有名な規格を紹介します。
基本的にはコンタクトと呼ばれる直接接書する部分と、ハウジングというコンタクトを囲うケース部品から成り立っています。
コネクタの形状はJIS (日本工業規格) の規定で定められています。しかし、製品数が多く、独自で企画した仕様を採用している企業もあります。各コネクタのメーカーは、コネクタの性能や信頼性を高めるための工夫を凝らしています。特にピンの接触抵抗については工夫が必要とされています。
例えば、銅合金のピンに金メッキを施すと20~35mΩ以下に接触抵抗を抑えることができます。使用する機器が高性能化すればするほど、コネクタも電気抵抗が限りなく0に近づくことが求められます。産業の基盤を支える重要な役割を果たしています。
*ランキングはメトリーに登録されている会社のみの中で、従業員数順に出したものです。あくまで規模感の目安としてお使いください。