ダイオードに含まれる17カテゴリ一覧です。ダイオードに関する情報を配信しています。
ダイオードの説明はこちらダイオード(diode)とは、電流を一方向にだけ流す電子部品です。N型半導体とP型半導体を接合したPN型ダイオードがよく使われます。
N型半導体は、原子核の持つ正の電荷に比べて電子が余分に存在している半導体です。余っている電子は自由電子と呼ばれ、電圧をかけるとマイナス側からプラス側へ移動します。N型半導体は、原子核の持つ正の電荷に比べて電子が余分に存在している半導体です。余っている電子は自由電子と呼ばれ、電圧をかけるとマイナス側からプラス側へ移動します。
P側がプラス、N側がマイナスになるようにPN接合ダイオードに電圧をかけると、マイナス側に移動したホールとプラス側に移動した電子とがPN接合面で出会い、N側の電子とP側のホールが結合してどちらも消滅します。その分、N側には電源から電子が供給され、P側からは電子が流出してホールが生成され、P側からN側へ電流が流れることになります。逆に、P側にマイナス、N側にプラスの電圧をかけると、ホールはマイナス側、電子はプラス側と、どちらも接合面とは反対側に移動するため、電流は流れません。
このように電流を一方通行にするダイオードの特徴は、スイッチや整流器として利用されます。
ダイオードには、用途によって様々な種類があります。
ダイオードには、印加する電圧と流れる電流との関係を表すV-I特性、ダイオードがオンからオフになるまでの逆回復時間、印加できる順電圧・逆電圧の最大値、順電流・逆電流の許容最大値、電力損失など、多様な電気的特性があります。
用途に応じたダイオードの種類だけでなく、使用する環境や条件などに応じて適切な特性を持つものを選択することが大切です。
参考文献
http://www-cr.scphys.kyoto-u.ac.jp/member/tsuru/data/lecture/electronics_v2007_1.pdf
https://www.shindengen.co.jp/products/semi/column/basic/semi/rectifying_action.html
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/semiconductor/knowledge/e-learning/discrete.html
https://www.rohm.co.jp/electronics-basics/diodes/di_what4
https://www.fiberlabs.co.jp/tech-explan/about-led/