DSUBコネクタのメーカー11社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
DSUBコネクタは機器接続に利用されるコネクタの一規格です。
アメリカで開発され、長いあいだ主にコンピュータと周辺機器間の映像シグナル伝送用ポート、SCSI通信用接続ポートおよびプリンタ接続用ポート、あるいはゲーム機などに用いられてきました。
ピン数やピン配置の異なる複数の仕様がありますが、現在では主に研究用機器等におけるRS232規格の接続ポートやディスプレイのアナログ接続用ポートとして利用されています。
現在では主に次の2種類のDSUBコネクタが利用されています。
研究用機器等においてトリガーシグナルや信号伝のためのRS232接続ポートとして利用されています。
デイスプレイのアナログ接続に用いられているVGA端子に代表されます。
このほか、ゲーム等で見られるDA-15、プリンター接続用ポートとして利用されてきたDB-25、SCSI機器接続用のDC-37などがあります。
DSUBコネクタは形状とピン数およびピン配置によって、
等に分類されます。
ITT Cannon(アメリカ)により1952年に開発された後、International Electrotechnical Commission(IEC)によって標準化され、映像シグナル伝送やSCSI接続などに使われるシリアルポートおよびパラレルポートに用いられてきました。
USBの普及にともないSCSI接続やプリンター接続用ポート等に利用されてきたピン数の多いDSUBコネクタの利用は減りましたが、安価でコネクタ自体の加工や配線も比較的容易なため、研究用機器におけるRS232規格のシリアルポート(DE-9)やアナログディスプレイ接続用ポート(通称VGAコネクタ:DE-15)などは現在でも使われています。
参考文献
https://contents.zaikostore.com/semiconductor/2408/
https://www.wdic.org/w/WDIC/D-sub
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社