モジュラーコネクタのメーカー42社・191製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
モジュラーコネクタは、ワンタッチで取り外しができ、インターフェース用のコネクタによく利用されています。モジュラージャック、モジュラープラグとも呼ばれ、モジュラーケーブルと接続します。電話回線からADSL通信、LAN回線に使用可能です。
メス型を指すことが多いですが、オス型をモジュラーコネクタと呼ぶこともあります。オス型の上部にツメ型の部品がついていて、メス型とつなぐとツメが引っ掛かり抜けなくなります。引き抜くときはツメを手前に押して引き抜きます。
モジュラーコネクタは、インターフェース用の回線の接続に利用されています。四角形の露出タイプや、壁にパネルとして埋め込んでいるタイプなどがあり、用途に合わせた使い方ができます。大きさや形状、性能が規格によって異なるので、違う用途の規格だとうまく接続できない場合があります。
例えば、家庭用だと6極2芯のコネクタがよく電話回線用として利用されますが、LANケーブルに使用される8極8芯はやや大きく、信号上の互換性は保証されていません。
モジュラーコネクタには難燃性のプラスチックが使用されています。内部に信号線が引かれていて、よく見るとそれぞれの規格の極数分の電線が色分けされています。
オス型のプラグの上部にあるツメでメス型に引っかかるようになっていて、接続するとカチッと音がしてすぐに引き抜けない構造です。抜くときはツメを下に押しながら引き抜きます。
モジュラーコネクタにはいくつかの規格があります。端子が6つで2本芯の通称6極2芯はRJ-11という規格で、電話、ADSL用として、端子が8つで8本芯の8極8芯はRJ-45という規格で、LAN用として主に利用されています。LAN用の8極8芯の結線は一般的に米国規格協会のT568AかT568Bに従います。
1つのモジュラーコネクタで複数の電話回線やLAN接続が可能なコネクタもあります。モジュラーコネクタの付け替えには専用の工具が必要です。
また、うまくコネクタからケーブルが抜けなくなったときは、落ち着いて一度奥に差し込み、上部にあるツメを強く押して引き抜いてみてください。それでもダメな時は、マイナスドライバーなどをコネクタの隙間に押し込んで、ツメを押すようにして引き抜いてみてください。
参考文献
https://office110.jp/lan/knowledge/what/modular/
https://www.panduit.co.jp/column/naruhodo/2203/
https://www.panduit.co.jp/column/naruhodo/4360/
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