防水コネクタのメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
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大量の電気の線を結線する時に1本1本つないでいくと非常に時間がかかります。また、もし将来的に分解する可能性のある所の線を全て結線してしまうと分解する事が出来ず、何かトラブルがあった場合に非常に面倒なことになります。
その為一般的にはコネクタと呼ばれる部品を用いて線をつなぎますが、その中でも屋外などで水やほこりが侵入する恐れのあるところに使用するのが防水コネクタです。
防水コネクタは例えばバイクのような雨の中でも使用する物から、船舶や工作機械などの防水、防塵を求められるところで使用されています。
防水コネクタは大量の電気の結線が必要でかつ耐水や防塵性が求められる箇所に使用します。
例えばバイクなどのように雨ざらしでの保管や、雨の中でも使用する物です。それ以外でも例えば工作機械のように多量の切削油などを使い常に湿潤環境にさらされつつ、多量の切粉が出る機械や、船舶のように常に海水にさらされる可能性のある所に使用されます。
また半導体用の機械などのクリーンルームで使用される機械にも使用されます。ただし、製品により防水性の規格が違うのでよく確認する必要があります。
防水コネクタはその接続方式から数多くの物が存在します。一般的なホームセンターなどで購入できるのが常時かみ合い式の防水コネクタです。
これはバイクや車などの機器に使用されます。常時かみ合い式の防水コネクタは内部にゴム製のパッキンを入れる事により、高い防水性を発揮します。日曜大工感覚でも施工は可能ですが、一旦かみ合ったコネクタを外すのにはちょっとしたコツが必要で間違うとコネクタ自体を割ってしまいます。
また、プラスチック製なので若干耐候性に難があります。
工業用途としてよく使われるのが金属製のプラグ式防水コネクタです。これらはプラグのオスとメスの接合がネジなので、取付取り外しが非常に簡単です。
金属製なので強度的にも問題無く屋外でも問題無く使用できます。
また、機械の中や制御盤を貫通する物はパネルマウント型が多用されます。これは何か隔壁を通じて接続する場合でも、簡単に接続する事が出来ます。これらのような防水コネクタはケーブルグラントとも呼ばれます。
参考文献
https://jp.misumi-ec.com/vona2/s_cate/%E9%98%B2%E6%B0%B4%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%BF/
https://www.takachi-el.co.jp/main_cat/connector
https://kurashi-no.jp/I0020106
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社