Dサブコネクタのメーカー50社・154製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
Dサブコネクタは、コンピュータと周辺機器とを接続するためのコネクタの規格の一つです。Dサブコネクタは、外部の電磁波の干渉を抑えるためのシールド部分がアルファベットのDの形状をしていることが名称の由来となっています。
Dサブコネクタは、ピン(信号線の数)の数やサイズの異なるものが非常にバリエーションに富んでおり、20種類以上のラインナップがあります。
これらの種類の名称はピンのサイズと数で表記されます。
Dサブコネクタは、非常に古い規格でかつては広く使われていた規格でした。現在ではその役目をUSBに取って代わられたものの、ディスプレイなどの映像出力ではまだまだ現役で使用されています。
ディスプレイへの出力には5本のピンが3列に並んだDE-15コネクタが有名でVGA (video graphics array)端子ともよばれています。現在ではHDMIやDVI、DisplayPortなどのデジタル接続が主流になりつつありますが、汎用性が非常に高いので未だに使用されています。
Dサブコネクタは、コンタクトとハウジングという基本構造に、シェルとアイレットという部品で構成されています。コンタクトは、端子やターミナルとも呼ばれ、電気を導通させるための金属の部分を指します。ハウジングは、コンタクトが組み込まれる部分で、絶縁体でできています。
Dサブコネクタは、コンタクトとハウジングをシェルと呼ばれるケースに収納し、アイレットと呼ばれる留め具で固定しています。Dサブコネクタはプラグ側とソケット側(それぞれオス・メス)がありますが、どちらもこれらの構造は共通しています。
Dサブコネクタは、用途によってコンタクトの数(ピンの数)が異なります。最も有名なのは15ピンのDE-15で、日常で最も目にするものです。他にも産業機械などとの接続でよく使われているRS-232Cでは、9ピンまたは25ピンのDE-9やDB-25が採用されています。
Dサブコネクタでは、一本のコンタクトごとに信号の種類が振り分けられています。例えばVGA出力の際は、一番のコネクタが赤を、二番が緑、三番が青の映像出力というように各コンタクトで役割が決まっています。
参考文献
https://www.omron.co.jp/ecb/product-info/basic-knowledge-series/basic-knowledge-of-connectors/part1-connector-from-the-beginning/basics/structure-and-principle
https://pinouts.ru/Video/VGAVesaDdc_pinout.shtml
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