LANコネクタのメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
LANコネクタはネットワークケーブルとPCやネットワーク対応機器を接続する際に使われているコネクタで、ケーブル側にはオスのコネクタ、機器側にはメスのコネクタが夫々ついています。
このコネクタがネットワークケーブルと接続することにより機器とネットワークとの橋渡しをしています。
LANコネクタとして一般的に使われているのがRJ-45というタイプのプラグです。
ピン数は8ピンでデータの送信ピン、受信ピンからなっていて逆刺しができないような工夫や、差し込むと抜けにくくするためコネクタの先端には爪がついています。
LANコネクタを含むネットワークケーブルには、以前はストレートケーブルとクロスケーブルという2種類のケーブルが存在していて、接続する機器間によっていずれを使うか選択が必要でした。
これは8本の信号線を全く同じ組み合わせで接続するのがストレートケーブルで、送信データと受信データを入れ替えるのがクロスケーブルでした。
現在では、機器側で自動的にケーブル内の信号を判別するオートMDI/MDI-X機能がほとんどの機器に搭載されているためいずれのケーブルを使うべきかを気にする必要がなくなり使い勝手が良くなりました。
LANコネクタを含むイーサネットケーブルの選択によってはサポートされている回線スピードを生かしきれない可能性があります。例えば、自宅のインターネット回線の契約が100Mbpsであったとします。ところが、使用しているイーサネットケーブルがカテゴリー4のものを使用していた場合、最大20Mbpsの回線スピードしか出ません。これは、以下に述べるイーサネットケーブルの規格によるものです。
LANコネクタを含むイーサネットケーブルにはISOやJISで標準化された技術規格があります。データの伝送速度や伝送する周波数帯域によりイーサネットケーブルは「カテゴリ」
と言われる分類がされています。
カテゴリー1は昔のアナログ電話で使われていたケーブルでRJ-9という4ピンのコネクタがついていました。カテゴリー2からはRJ-45のコネクタが使われ始めました。カテゴリー2の伝送速度は最大4Mbps、最大伝送周波数帯域は4MHzです。同様にしてカテゴリー3は、最大伝送速度16Mbps、最大伝送周波数帯域16MHz、カテゴリー4は20Mbps,20MHz
カテゴリー5は100Bps,100MHz、カテゴリー6は1GBps,1GHzとなります。
以上の理由からカテゴリー4のイーサネットケーブルを使用した場合、どんなに頑張っても最大20MBpsの回線速度しか実現できません。
従って、実現したい回線スピードをカバーできるイーサネットケーブルを使用する必要があります。
参考文献
https://haisenrescue.com/blog/lan%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%A6%8F%E6%A0%BC%E3%82%84%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%A9%B1/
https://jp.misumi-ec.com/vona2/el_wire/E1424000000/E1424100000/?CategorySpec=SP487318%3A%3Ac
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/articles/000007187/network-and-i-o/ethernet-products.html
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/81128/~/rj-45%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8B%E3%80%81%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82
https://prebell.so-net.ne.jp/tips/pre_17112101.html
https://note.cman.jp/network/lan_cable_cross.cgi
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