中継用コネクタのメーカー7社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
コネクタとは、電子機器において外部から機器や部品を接続するインターフェースとしての役割を担っており、接続する機器同士を安全な状態で接続・着脱させるための機器で、中継用コネクタとは、機器同士を中継接続するためのコネクタのことです。
中継用コネクタの中でも、外部接続用、内部接続用、自動車や産業機器向けなど用途に合わせて仕様が異なり、豊富なラインナップがあります。
ここで、中継用コネクタの使用用途について説明します。
中継用コネクタは、中継の際に機器同士を安全に接続・着脱するために使用します。
用途に合わせて、接続するコネクタ部分の仕様に工夫が施されています。
外部接続用の中継コネクタは、ワンタッチでロックがかかるなど、操作性の高さに優れたものが多くなっています。
内部接続用の中継コネクタは、基板上の中継などに用いられるため、省スペースを実現させることや、多数の中継コネクタを使用することによるご接続を防止するのに特化したつくりをしています。
防水仕様の中継コネクタは、接触部にばね構造を持ち、コネクタのはめあいが完全でロックがかかった状態になって初めて接触する仕組みになっています。コネクタはめあいが不完全なうちは、ばねの反発力によってコネクタを離して接触できないようにします。
車載対応仕様の中継コネクタは、高電圧への耐性や高耐熱性にに優れ、搭載する自動車の規格に対応した試験条件をクリアした高性能な仕様になっています。
続いて、中継用コネクタの原理について説明します。
コネクタは、一般的に対構造になっていて、プラグ部分とレセプタクル部分が一つになることで、コネクタの接続と着脱の役割を果たしています。
コネクタの構造は、プラグとレセプタクル部分がどちらも電気を通す材質でできているコンタクトを持っており、ここに、絶縁性をもったプラスチックでつくられたインシュレーターとこのインシュレーターを保護する外殻部分でできています。
コンタクトは、非常に導電性が高い銅の合金でつくられており、プラグの方にスプリングを持たないピンコンタクトがあり、レセプタクルの方にピンコンタクトを差し込んではめこむスプリングを持ったソケットコンタクトがあります。
レセプタクル部分にプラグ部分をはめこむことで、コンタクトのスプリングによって両者をしっかりと接続することが出来るようになっています。
参考文献
https://www.hirose.com/product/category/Wire-to-Wire?lang=ja#
https://www.jae.com/connectors/series/?search_ext_col_25[]=T1090
https://www.hirose.com/product/series?lang=ja&category=Wire-to-Wire_External-Connection
https://www.hirose.com/product/series?lang=ja&category=Wire-to-Wire_Internal-Connection
https://www.hirose.com/product/series?lang=ja&category=Wire-to-Wire_Automotive-Connector
https://www.jae.com/column/01-advantages-of-connectors/
https://www.jae.com/about-connectors/
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