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光学顕微鏡のメーカー43社一覧や企業ランキングを掲載中!光学顕微鏡関連企業の2025年7月注目ランキングは1位:日本ヴィジョン・エンジニアリング株式会社、2位:エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社、3位:シグマ光機株式会社となっています。 光学顕微鏡の概要、用途、原理もチェック!
光学顕微鏡 (英: Optical microscope) とは、接眼レンズ及び対物レンズで肉眼では見えない微小な物体を拡大して観察するための機器です。
光源として蛍光やレーザーを利用するものもありますが、一般的には可視光を利用しているものを指します。
拡大倍率は数倍から1500倍程度のものがあります。観察対象物の違いにより生物顕微鏡や金属顕微鏡の種類があり、対象試料の光の透過性により使い分けます。
光を透過する生物試料などは透過光を用い、光を透過しない金属試料などは反射光を用いて観察します。その為、生物顕微鏡と金属顕微鏡は光源とレンズ、試料の配置が異なります。
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2025年7月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 日本ヴィジョン・エンジニアリング株式会社 |
10.4%
|
2 | エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社 |
8.7%
|
3 | シグマ光機株式会社 |
6.0%
|
4 | ワケンビーテック株式会社 |
5.5%
|
5 | ライフテクノロジーズジャパン株式会社 |
4.9%
|
6 | 株式会社ミツトヨ |
4.9%
|
7 | カールツァイス株式会社 |
4.9%
|
8 | 株式会社島津理化 |
3.3%
|
9 | 株式会社ニコンソリューションズ |
3.3%
|
10 | 株式会社レイマー |
3.3%
|
34 点の製品がみつかりました
34 点の製品
オガワ精機株式会社
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12.9時間 返答時間
金属や合金材料の構造や成分を識別し、分析に適した倒立金属顕微鏡です。 ■特徴 ・粗動は38mm、微調整の精度は0.002mmで左右両側への調...
オガワ精機株式会社
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12.9時間 返答時間
金属や合金材料の構造や成分を識別し、分析に適した倒立金属顕微鏡です。 ■特徴 ・粗動は38mm、微調整の精度は0.002mmで左右両側への調...
オガワ精機株式会社
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半反射色差対物レンズを用いた高精度の金属顕微鏡です。 ■特徴 ・双眼鏡筒はハイアイポイントで360度回転可能、眼鏡をしたまま長時間使...
オガワ精機株式会社
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金属や合金材料の構造や成分を識別し、分析に適した金属顕微鏡です。 ■特徴 ・30° 傾斜により頭部には最もよい姿勢を維持、最適な姿勢...
オガワ精機株式会社
260人以上が見ています
最新の閲覧: 8時間前
返信の比較的早い企業
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操作者の負担を最低限に抑える様に設計された顕微鏡です。 ■特徴 ・広視野角の蝶番式三眼鏡筒を装備、カメラユニットも装着できます。 ...
ユニオン光学株式会社
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■概要 ズーム顕微鏡・ズームマイクロスコープのパイオニアとして、長年培われた高度なノウハウやレンズ研磨加工技術に望遠鏡の技術を取...
明伸工機株式会社
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■概要 コンタミ (残留異物) の測定を簡単な操作で、高精度に測定可能 特長 ■簡単、すばやく、高精度な測定 メンブレンフィルタ捕集した...
ネオアーク株式会社
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■特長/用途 ・磁場制御下における動的磁性材料の磁区観察を目的とした顕微鏡 ・切替機構により面内方向・垂直方向の測定が可能 ・電磁...
ネオアーク株式会社
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5.0 会社レビュー
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■特長/用途 ・プローバ装置等、他の測定装置に取り付ける用途を想定した磁区観察顕微鏡ユニット ・長寿命なLED光源を採用 ・コンパクト...
株式会社日本光器製作所
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本顕微鏡はDSM-I型を基本とし偏光子付暗視野照明装置と検光子内蔵接眼レンズ (10×) を装着した超小型簡易偏光顕微鏡です。 ■応用 ・岩...
株式会社日本光器製作所
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■応用 ・岩石や鉱物、結晶の観察 ・石綿、アスベストの観察
アームスシステム株式会社
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反射専用のARM300N、反射・透過照明仕様のARM500Nの、二種類のリーズナブルな金属顕微鏡 (工業顕微鏡) をご用意しております。
アームスシステム株式会社
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LED同軸光源を装備した、ポータブル金属顕微鏡です。専用ケースにコンパクトに収納でき、持ち運びに大変便利です。 ■ポータブル金属顕...
株式会社柳生商会
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8.3時間 返答時間
■特徴 地質学、鉱物学の教育用・産業用に適した顕微鏡です。 ■仕様 ・鏡筒型式:単眼/傾斜角45°・360°回転式 ・プレート:全波長プレ...
株式会社柳生商会
310人以上が見ています
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8.3時間 返答時間
■特徴 地質学、岩石学、鉱物学、毒物学、調剤学、法医学に適しています。 ■仕様 ・接眼レンズ:WF10× (18mm) レチクル付き ・対物レン...
株式会社柳生商会
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■特徴 ・地質学、岩石学、鉱物学の研究上必要とされるほとんどの技法を、精密に、より容易に実施することができます。 ■ 仕様 ・総合倍...
ワケンビーテック株式会社
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最新の閲覧: 3時間前
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9.0時間 返答時間
Revolve正立/倒立顕微鏡は、4つの顕微鏡機能 (正立顕微鏡・倒立顕微鏡・光学顕微鏡・蛍光顕微鏡) を1台に搭載した、世界初かつ唯一のハ...
株式会社誠報堂
350人以上が見ています
最新の閲覧: 12時間前
■概要 ・研究用生物顕微鏡としてお勧めできる高性能顕微鏡です。 ・眼視観察、写真・ビデオ撮影のいずれにも高性能を発揮する、Planアク...
株式会社誠報堂
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最新の閲覧: 21時間前
■概要 ・研究用生物顕微鏡としてお勧めできる高級・高性能顕微鏡です。 ・眼視観察、写真・ビデオ撮影のいずれにも高性能を発揮する、Pl...
株式会社誠報堂
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最新の閲覧: 9時間前
■概要 ・高級仕様の暗視野顕微鏡です。 ・Dry型 (Dry対物レンズ対応型) 暗視野コンデンサ、暗視野フィルターが付属。 ・研究用生物顕微...
株式会社誠報堂
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■概要 ・高性能な暗視野顕微鏡です。 ・眼視観察、写真・ビデオ撮影のいずれにも高性能を発揮する、Planアクロマート型対物レンズを標準...
株式会社誠報堂
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■概要 ・研究用生物顕微鏡としてお勧めできる高性能顕微鏡です。 ・眼視観察、写真・ビデオ撮影のいずれにも高性能を発揮する、Planアク...
オオクマ電子株式会社
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超微小径 (1μm) やウェハチップのパターン等をSEMを使用せずに観察することが可能となります。 4つの特徴 ■全ての顕微鏡機能を1台で網...
株式会社越路商会
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コストパフォーマンスに優れた、教育・実習向けの偏光顕微鏡です。一軸粗微動式でピントを合わせやすくなっています。アナライザはスラ...
株式会社越路商会
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4.0 会社レビュー
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20.2時間 返答時間
コストパフォーマンスに優れた、教育・実習向けの偏光顕微鏡です。検板 (鋭敏色や1/4波長) は使わない簡易タイプです。
シグマ光機株式会社
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■概要 偏光観察可能な観察ユニットです。カメラセンサーサイズは1.2インチ (対角21.4mm以下) まで対応しています。 ■詳細 ・偏光子を搭...
Buehler Ltd.
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高倍率、高ズーム比、高解像度の優れた光学性能で、高度な作業を可能にする汎用性の高い実体顕微鏡です。 ■故障解析研究に最適です ・...
Buehler Ltd.
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反射光観察に最適で、半導体、工業材料、部品などの検査に最適です。また、研究開発用途にも最適です。この顕微鏡は、特に平らでないサ...
Buehler Ltd.
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反射光観察に最適で、半導体、工業材料、部品などの検査に最適です。また、研究開発用途にも最適です。この顕微鏡は、特に平らでないサ...
株式会社レイマー
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■試料の底面から観察する倒立型金属顕微鏡 金属顕微鏡は、金属・合金などの物質の識別や分析 (鋳造、精錬、冶金、熱処理、熱加工品の原...
株式会社レイマー
20人以上が見ています
■ピラー構造で大きな試料の観察も可能な無限遠補正光学系の金属顕微鏡RM-5400TL (高輝度白色LED光源) 。 RM-5400TLの本体部分は、顕微鏡...
株式会社レイマー
10人以上が見ています
■より高さのある標本に対応可能な金属顕微鏡RM-5400TLのロングピラータイプ 。 ユニークなピラー構造により、顕微鏡の高さを自由に位置...
サイエンスアイ株式会社
10人以上が見ています
■湾曲したアクリルチューブで自然光を集めて照明します 約 700 g ・超、簡単で、安価な単眼マイクロスコープ ・室内光で十分明るく観察...
光学顕微鏡 (英: Optical microscope) とは、接眼レンズ及び対物レンズで肉眼では見えない微小な物体を拡大して観察するための機器です。
光源として蛍光やレーザーを利用するものもありますが、一般的には可視光を利用しているものを指します。
拡大倍率は数倍から1500倍程度のものがあります。観察対象物の違いにより生物顕微鏡や金属顕微鏡の種類があり、対象試料の光の透過性により使い分けます。
光を透過する生物試料などは透過光を用い、光を透過しない金属試料などは反射光を用いて観察します。その為、生物顕微鏡と金属顕微鏡は光源とレンズ、試料の配置が異なります。
光源として可視光を利用するため、光を変換することなくヒトの眼で直接観察することができることから構造が単純であり、価格も比較的安価であることから、生物学、医学、食品分野、半導体分野、教育分野など様々な分野で広く使用されています。
具体的には、血液検査、微生物検査、粉塵検査、集積回路検査などの各種検査での使用や、それらの分野の研究開発用途などです。
図1. 光学顕微鏡の原理
光学顕微鏡の原理は、観察対象物に光をあて、対象物を透過した透過光あるいは反射光を対物レンズで拡大するというシンプルなものです。
観察者は、対象物の光(像)が対物レンズで拡大され、その光(像)がさらに接眼レンズで拡大された虚像を見ていることになり、光学顕微鏡の倍率は対物レンズ及び接眼レンズの拡大倍率を掛け算した積で表されます。倍率が高いほどより小さな対象物を大きく拡大して観察することが可能です。
顕微鏡は照明の当て方により大きく「透過型」と「反射型」2種類に分けられる。透過型の場合では細胞や細菌などの生物試料のような光を透過する物体に使用され、反射型では金属や半導体などの光を透過しない物体に使用されます。また試料をのぞき込む方向によっても分類され、試料に対して対物レンズを上に配置した正立型と下に配置した倒立型があります。特に、シャーレで培養したサンプルは下からのぞき込む必要があるため倒立型が使用されます。図では最もポピュラーな正立透過型の顕微鏡の概要図を記しております。
光学顕微鏡の光学倍率は対物レンズと接眼レンズの倍率によって決まります。また、光学顕微鏡での観察においては、拡大倍率だけではなく分解能やコントラストも重要な要素となります。
分解能は、ある異なる2点を2つの点として識別できる最小距離(δ)のことを指し、どれだけ細部まで識別できるかを示す指標です。顕微鏡の場合は対物レンズの開口数(NA)と光の波長(λ)で分解能が決まり、以下の式で表されます。
δ = kλ/NA (kは定数)
また開口数NAはn×sinθで計算され、nは対物レンズと媒質の間の屈折率、θは対物レンズに入射する光線の光軸に対する最大角度です。
次に、コントラストについて説明します。
生体試料などは透明な場合が多く、試料をそのまま観察しても透き通ってしまい、構造を認識できないことがあります。このような場合は、試料を色素で染色したり光を絞ったりして観察条件を調整必要があります。染色や光の調整で像にコントラストをつけて対象物を観察しやすくします。
近年では、染色や絞りの調整以外にも光の散乱や回折、蛍光を利用する観察方法が位相差や微分干渉などいう名称で確立されています。それらの観察方法に特化した光学顕微鏡も存在し、光学顕微鏡の中でも位相差顕微鏡や微分干渉顕微鏡と呼ばれています。細胞などを染色する場合は、細胞が死んでしまいますが、位相差顕微鏡や微分干渉顕微鏡を用いると生きたままの細胞を観察することが可能になります。
光学顕微鏡での観察を行う際には、対象に対してどのように光を当てるかによりその見え方が変わります。基本的な観察方法としては、「明視野観察法」「暗視野観察法」「偏斜照明での観察」の3種類があります。
明視野観察法は最も基本的な観察方法で、対象を光で照らして透過した光を観察するものです。主に、染色したサンプルの観察に用います。
一方で暗視野観察法では真下から光を当て、散乱光や反射光によって観察を行います。主に、着色されていない透明な対象や小さな対象の観察に利用される方法です。
明視野観察法を行うためには対象を染色することが基本となりますが、対象が生体である場合は染色による死滅や機能を損なう懸念があるため、この場合は染色せずに暗視野観察法を利用することになります。
これら2つの観察方法の中間であるのが偏斜照明での観察です。対象に対して斜めから光を当てることで、明視野観察法と暗視野観察法の中間的な見え方を実現することができます。
光学顕微鏡の分解能は開口数に反比例するため、開口数を大きくすることでより小さな分解能が得られます。開口数は対物レンズと媒質の間の屈折率に比例しますが、液浸対物レンズはこの特性を利用し、試料と対物レンズの間に屈折率の高い液体を満たすことでより優れた分解能を得る手法です。観察する対象によって使用する液体も異なります。
液体としてオイルを利用する対物レンズを「油浸対物レンズ」と呼びます。オイルは水よりも屈折率が高いためより分解能を高める効果があり、油浸対物レンズを用いることで明るくシャープな像を得ることができます。ただし、厚みや試料とカバーガラスに間がある対象を観察する場合には、対象とカバーガラスの屈折率差により対物レンズによる球面収差が発生し、顕微鏡が結ぶ像はぼけてしまいます。
一方で、液体として水を利用する対物レンズを、「水浸対物レンズ」と呼びます。水浸対物レンズは、対象の厚みにかかわらず同等の像が得られるように設計されています。薄い対象について観察する場合は油浸対物レンズのほうがより明るくはっきりと視認できますが、厚みがある対象を観察する場合は、水浸対物レンズを用いたほうが良い性能を得ることができます。