株式会社日本レーザー
大木理工機材株式会社

【2021年版】YAGレーザー4選 / メーカー10社一覧

YAGレーザーのメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


YAGレーザーとは

YAGレーザー

YAGレーザーは、イットリウム・アルミニウム・ガーネット (Yttrium Aluminum Garnet)の結晶を使用した固体レーザーです。

YAG結晶にはいくつか種類があり、ドープ(添加)された希土類元素が異なります。ネオジム(Nd)を添加(ドープ)したNd:YAG、エルビウム(Er)が添加したEr:YAGなど、取り出したい波長によって異なる結晶が使用されます。

現在は溶接などにも対応できるNd:YAGレーザーやYb:YAGレーザーが主流となっています。

YAGレーザーの使用用途

YAGレーザーは研究、産業、医療など様々な分野で使用されています。
身近なところでは、眼科での白内障の治療や、美容皮膚科でのシミ、アザの除去などで使用されます。
産業分野では、微細加工からマーキング、トリミングを始め、金属の溶接や切断にも使用されています。

YAGレーザーの原理

レーザー(LASER)とは、英語で""Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation(誘導放出による光の増幅)""の頭文字をとったものです。

まず、YAG結晶に外部からエネルギーを与えると、中の電子が下準位から上準位へと写り、励起状態となります。この外部エネルギーとして、フラッシュランプやレーザー半導体を使用します。

励起された電子はしばらくすると基底状態へ戻ろうとし(遷移)、この際に光を放出します。放射された光はさらに励起状態にある他の電子にぶつかり、同様に遷移させるとさらに光が放出されます。これを誘導放出と呼びます。

このようにして発せられたYAGレーザーは、ドープされた希土類元素によって異なる波長となります。幅広く使用されているNd:YAGレーザーの基本波長は1064nmで、非線形光学結晶を通すと第二高調波の532nm、第三高調波の355nmの光を取り出すこともできます。

参考文献
https://www.nuee.nagoya-u.ac.jp/labs/yoshidalab/equipments/NdYAG.html
https://www.keyence.co.jp/ss/products/marker/lasermarker/basics/principle.jsp
https://minsaku.com/articles/post408/
http://www.obara.co.jp/jp/product/laser/yag.html
https://mitsu-ri.net/articles/laser-welding-mechanism#content-5

YAGレーザーのメーカー情報

YAGレーザーのメーカー10社一覧


YAGレーザーのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 OBARA株式会社
  2. 2 モスニック株式会社
  3. 3 株式会社日本レーザー

設立年の新しい会社

  1. 1 MSHシステムズ株式会社
  2. 2 ルミバード・ジャパン株式会社
  3. 3 OBARA株式会社

歴史のある会社

  1. 1 大木理工機材株式会社
  2. 2 株式会社日本レーザー
  3. 3 株式会社大東工業

YAGレーザー4選

眼科用ヤグレーザ手術装置YC-200 S plus

株式会社大東工業 眼科用ヤグレーザ手術装置YC-200 S plus 画像出典: 株式会社大東工業公式サイト

特徴

眼科用ヤグレーザ手術装置YC-200 S plusは、SLT(Selective Laser Trabeculoplasty、選択的線維柱帯形成術)と呼ばれる有色素細胞に選択的に働きかける緑内障の低侵襲治療に利用されるYAGレーザです。

治療対象に焦点を合わせる際、ジョイスティックを使用することにより微調整が効き、更にエイミングの輪郭がはっきりとしており合わせやすいため治療時の位置調整が容易に行うことが可能です。

SLT治療を用いることで手術痕も残らず、角膜への影響も最小限に抑えることができます。

株式会社大東工業の会社概要

  • 会社所在地: 東京都大田区矢口2丁目2番地5号
  • URL: http://www.daito-kk.jp/
  • 創業: 1970年
  • 従業員数: 28人

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YAGレーザー溶接機 小型機

株式会社三井エアーテック YAGレーザー溶接機 小型機 画像出典: 株式会社三井エアーテック公式サイト

特徴

YAGレーザー溶接機 小型機は、自動車や電子部品、各種金属部品の精密溶接や異種金属材料溶接、金型補修溶接や薄板の溶接等様々な溶接用途に対応するYAGレーザです。

中国製部品をベースに重要となる電源部には日本製を、もっとも重要な心臓部には米国製プレミアムグレードのYAGロッドを使用することで高コストパフォーマンスを達成しています。

小型機は定格出力10Wから対応しており、鋸歯型の波形にも対応しているため低入熱な溶接を行うことができます。

株式会社三井エアーテックの会社概要

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NIIC ホルミウムヤグレーザー MODEL IH102

モスニック株式会社 NIIC ホルミウムヤグレーザー MODEL IH102 画像出典: モスニック株式会社公式サイト

特徴

NIIC ホルミウムヤグレーザー MODEL IH102は、ホルミウム(Ho)を使用し、炭酸ガスレーザの性質も併せ持つYAGレーザです。

水の吸収率が高い2.1μmの波長を使用することで周辺組織に対する影響を最小限に、目的とする組織のみの治療を行うことができます。

操作は軽く持ち運びのしやすいコントロールボックスを使用した簡単なボタン操作とジョグダイアルで条件の設定は全て行うことができ、整形外科や耳鼻咽喉科、産婦人科、泌尿器科等に導入され、様々な部位の治療に使用することができます。

モスニック株式会社の会社概要

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YAGレーザー

OBARA株式会社 YAGレーザー 画像出典: OBARA株式会社公式サイト

特徴

YAGレーザ装置は、対象にレーザー光を集光させて局所的な溶接を行うパルスYAGレーザです。

最大定格出力30W、50Wの空冷タイプと80Wから350Wの水冷タイプまで用途に応じた幅広い板厚範囲に適合する機種を選択することができます。

操作パネルは6.5インチのカラータッチパネルで日本語を含め4か国語に対応しており操作性も良好で、パルス波形や出力パターン、フェードイン・アウトの設定を簡単に行うことが可能です。

OBARA株式会社の会社概要

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