株式会社不二越

【2021年版】超硬ドリル メーカー13社一覧

超硬ドリルのメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


超硬ドリルとは

超硬ドリルは、主にフライス盤ボール盤などの加工機で使用されます。

主に使用する物には、硬い材質の加工物や、加工に難のある材質の穴あけ加工を施す際に使用されます。
また、特徴の一つとして非常に硬い硬度ということが挙げられます。

超硬とは、硬質的な金属炭化物粉末に鉄系金属粉末で焼結して作られる合金です。

刃もの部分の形状には様々なものがありますが、二枚刃のスパイラル形状のものが一般的に使用されています。 

超硬ドリルの使用用途

使用の際には利点と欠点がありますので使用用途として考える必要があります。

  • 利点としては以下のことが挙げられます。

ハイスに比べて、非常に硬いことから高速切削が可能になり加工時間が短縮できます。
また、柔軟性がなく非常に厳格な性質があるため穴の曲がりや拡大を抑え、正確な加工を行うことが出来ます。

  • 欠点としては以下のことが挙げられます。

強度低下に対する抵抗に関しては超硬ドリルはハイスに比べて低いためドリル面の不具合などが起こりやすくなります。 

超硬ドリルの原理

超硬ドリルに関する構成や原理について説明します。

超硬ドリルは、加工に難のある材質の穴あけ加工を施す際に用いられます。

また、超硬ドリルの「超硬」(cemented carbide)とは非常に硬い硬質的な金属炭化物粉末に鉄系金属粉末で焼結して作られる合金です。
鉄の3倍の縦弾性係数、90前後の押込み硬さ、と非常に硬く作られています。

母材のハイスよりも超硬ドリルの方が硬いため高速な穴あけ加工が行え、
柔軟性がなく非常に厳格な性質があり精密な穴あけ加工にも向いています。
また、超硬ドリルを正しく利用するためには、
ドリルの径や種類、切削加工を行う材質により切削の条件に合った加工をあらかじめ確認し加工を行う必要があります。

コーティングや研磨を再度行うことにより再度使用することが可能ですので、
一本一本はハイスよりも高額ですが、工具寿命が長く最終的にはハイスよりも低コストといえるでしょう。

超硬ドリルのデメリット

超硬ドリルは、ハイスドリルと比較して硬く耐熱性に優れるため、チタンやステンレスのような難削材の穴あけも可能で、さらに高い耐久性から寿命が長いことが特徴です。一方でデメリットとして挙げられるのが、高硬度であるために靭性が低く脆性破壊による割れや欠け(チッピング)が起こりやすいことです。工具の保持力が弱くなるためシャンク(刃の付いていない柄の部分)がスリップした場合に、チッピングや折損などが起こります。

また、超硬合金に使用されているタングステンがレアメタルで非常に高価であるため、ハイスドリルよりも初期購入コストが高くなることもデメリットの一つです。一方で、高速切削できさらに長寿命なので、ランニングコストが低くなることでトータルとしてコストが低くなる可能性もあります。

超硬ドリルでのステンレス切削

ステンレスは一般的な鉄鋼よりも高硬度で粘り気があるため、ハイスドリルよりも高硬度な超硬ドリルが使用されます。ステンレス用の超硬ドリルは材質が異なるだけでなく、切削中の接触抵抗を減らすために刃先角が135度とハイスドリルの118度より高いのも特徴の一つです。他にも芯の厚さも薄くすることで、抵抗を小さくする工夫が施されています。

超硬ドリルの折れ

超硬ドリルはハイスドリルと比較して高硬度ですが、その分靭性に劣るため切削条件の選定ミスなどで折れてしまうことがあります。折れの原因は「切削抵抗の増大」、「焼付きと軟化」、「傾き」などが挙げられます。

切削穴が深くなることで冷却と潤滑の役割のある切削油が届きにくくなり、ドリルと被切削物の焼付きやすくなります。これに加えて摩擦熱により温度が上昇してしまうので、ドリル自体が軟化してしまうことで折れやすくなります。穴が深くなると切削屑の排出がうまくいかずに詰まってしまい、これが切削抵抗を増大させることも原因となります。

また作業者が未熟であった場合などに、切削の途中で力の加わり方が傾くことでドリルにせん断できな力が加わることでも折れが発生します。ドリルは縦方向の力には強いですがせん断的な横方向の力には弱いため、切削条件にも注意が必要です。

参考文献
https://www.atom21.co.jp/drill/hard_drill.html
https://sakusakuec.com/shop/pg/1drill01/
https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/machine_processing/mp03/b0016.html
https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/machine_processing/mp03/b0067.html
https://sakusakuec.com/shop/pg/1drill01/

超硬ドリルのメーカー情報

超硬ドリルのメーカー13社一覧


超硬ドリルのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 オーエスジー株式会社
  2. 2 株式会社ヨドバシカメラ
  3. 3 株式会社不二越

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