油圧バルブのメーカー19社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
油圧バルブとは、作動油の方向、圧力、流量をコントロールする弁のことです。
油圧ショベルをはじめとする建設機械にとって必要不可欠な存在です。
油圧バルブは、方向制御弁、圧力制御弁、流量制御弁の3つの種類に大別されます。
制御の方法としては、手動で行うハンドル式と、電気で行う電磁式の2タイプ存在します。
電磁式は外部コントローラーから制御できるため制御の幅が広がり、オペレータにとって便利な機能が製品に追加されています。
油圧バルブは、建設機械、産業車両や農業機械で使用されます。
具体的にどんな製品で油圧バルブが活躍しているのか、以下に例を挙げます。
各製品において、油圧バルブの働きによって、高度な作業が可能となっています。
我々の豊かな暮らしづくりにおいて、油圧バルブは欠かせないのです。
ここでは、方向制御弁、圧力制御弁、流量制御弁の構造および原理をそれぞれ紹介します。
方向制御弁は、油圧ショベルでいうとコントロールバルブのことです。
外部入力によりスプールの位置を変化させ、作動油が流れる方向(ポート)を決めます。例えば、シリンダ伸ばしの信号が入力されると、スプールが動きます。この動きによって、シリンダ伸ばし側のポートから作動油がシリンダ伸ばし側へ流れ、シリンダを伸ばします。
圧力制御弁は、油圧ショベルでいうとリリーフ弁のことです。
リリーフ弁とは、設定圧より過大な圧力が生じた際に圧力を解放し、機器や配管を安全に保つ弁のことです。
設定圧は、リリーフ弁のハンドルでスプリングの力を調整して設定されます。設定圧を超えると、作動油がスプリングを押し上げ、タンクへと流れていきます。
流量制御弁、油圧ショベルでいうとコントロールバルブの絞り弁やストップバルブのことです。
水道の蛇口のようなもので、絞りによって、アクチュエータの速度を制御する役割があります。
絞りの開度を変更させることで、作動油の通過面積が変化し、流量を制御します。
参考文献
https://www.ipros.jp/technote/basic-hydraulic6/
https://pneumaticandhydraulic.com/the-most-common-types-of-hydraulic-valves/
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社