電流計のメーカー5社・8製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
電流計は、電流を測定する装置です。
電流計はその回路に流れる電流を測定するため、直流でつながなければいけません。
もし並列につないでしまうと、測定したい本流の電流が分かれて電流計に流れていってしまうので正しく測定することができません。
理科の実験で使うようなアナログで数値を読み取る電流計もありますが、デジタル表示の製品もあります。
工業用ではマルチメーターやクランプメーターよりも精度が高く、微細な電流を測定することができる電流計が利用されています。
電流計は、直流電源、交流電源ともに電流を計測する必要がある場所ではどこでも利用されます。
マルチメーターやクランプメーター等でも電流を計測できますが、住宅や建築物の配電、送電の確認に電流測定がされています。
その他には機械の設計時や配電はもちろん、学校の物理や理科の授業でも利用されています。
また、微細な電流によるめっきや表面処理の際には、微細な電流の計測が必要なので、微細電流計や積算電流計が利用されています。
電流計は回路に直列につなぎ、電流計内部のコイルに流れた電流によって受ける磁場の変化を受けて永久磁石の針が動き、電流値を指し示すことによって計測しています。
回路に電流計を並列につないでしまうと、測定値が正しくなくなってしまうので注意が必要です。
理科の実験で使用する電流計は通常アナログタイプで、針がその電流値を指したところを読み取ります。
電流計内部のコイルにはわずかに抵抗が生じますが、基本的には0として扱います。
電流計を使用するにはまず、赤い+端子と黒い-端子を回路につなぎます。
黒い-端子は、電流の大きさによって使い分けますので適切な電流範囲を選択します。
適切な端子を選択しないと電流値を測定することができません。
あとは針の値を読み取るだけです。
目的の電流値に合わせて分流器を使用する場合もあります。
また、めっき現場等でよく使用される積算電流計では一定時間に流れた電流を積算して計測することができます。
参考文献
https://media.qikeru.me/ammeter/
https://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/elec/kairo/kei.html#:~:text=%E9%9B%BB%E6%B5%81%E8%A8%88%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86&text=%E6%8C%87%E9%87%9D%E3%81%8C%E5%8F%96%E3%82%8A%E4%BB%98%E3%81%91%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F,%E3%81%A8%E8%A8%98%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
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