定量供給装置のメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
定量供給装置とは、設定した一定量の原料を連続的に供給することができる装置のことです。
定量供給装置を用いる原料は、粉体や、液体があり、供給したい原料の状態によって、形状や構造が異なっています。
特に、一定量を切り出す切り出し部分に特徴があり、一軸式や、スクリュー方式など様々なものがあります。
簡潔な構造をしているため、清掃や点検などのメンテナンス作業も容易に行うことが出来ます。
ここで、定量供給装置の使用用途について説明します。
定量供給装置は、一定量を均一で連続して供給することができるので、安定した供給を必要とする原料供給としての役割や、生産加工のラインにおける定量供給の役割や、大学や研究機関における研究開発装置としての役割を担い、様々な分野で利用されて
おり、分野としては、食品や薬品などの製造分野や、燃料分野、廃棄物処理分野などで幅広く使用されています。
例えば、食品や薬品の製造加工を行う工場において、製造過程で原料の粉体を供給する用途や、燃料設備において、補助的に一定量の燃料を吹き込む用途や、焼却設備などで薬品やスラリーを吹き込む用途などで使用されています。
また、一つの貯留サイロに対して供給口が複数ある定量供給装置などもあり、用途に合わせた構造の定量供給装置を選ぶことが出来ます。
続いて、定量供給装置の原理について説明します。
定量供給装置の構造は、原料を貯留するサイロ部分、供給量をはかる供給盤、原料を送り込むシュート部分で構成されています。
原料を供給するまでの流れは、中心のサイロに原料を貯留して、均一な状態にするために、攪拌されています。攪拌することで、密度を均一にして、供給量に誤差が発生しないようにしています。
原料を供給する際に、サイロから供給盤に移動し、そこで、一定量にすりって、誤差なく供給量を満たした後、供給口に送られて排出されます。
参考文献
https://www.gmec.co.jp/product/stcf/
https://www.aishin-nanotech.co.jp/kyokyu.html
https://wam.co.jp/ja-JP/WAMJP/SDetail/S603/NED_MET/%E5%AE%9A%E9%87%8F%E4%BE%9B%E7%B5%A6%E8%A3%85%E7%BD%AE
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