製函機についての概要、用途、原理などをご説明します。また、製函機のメーカー12社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。製函機関連企業の2022年7月注目ランキングは1位:株式会社イシダ、2位:レンゴー株式会社、3位:株式会社共和となっています。
製函機とは折り畳まれた段ボール箱を立体的に組み立て、底面をテープやホットメルトで貼ることによって作業の省力化を図る機械です。
一方、内容物を詰め終わった後に上面テープ貼りを行う機械は封函機と呼ばれ、両者の機能を合わせ持った製品も存在します。
現在主流である全自動製函機をラインに組み込むことにより、製函工程でライン従事者に必要とされる作業は段ボールシートの供給のみとなるため、大幅な省力化を図ることが可能です。
製函機は製造業、農林水産業、通信販売業等、幅広い業種の工場や倉庫で段ボール箱の組み立ての為に利用されています。
最も標準的なものはA式段ボール箱(いわゆるミカン箱)の組み立て及びテープ張り作業を目的としたものですが、接着にホットメルトを使用するもの、また、ワンタッチ箱やトレーの組み立てを目的とした製品も存在します。
半自動製函機は段ボール箱の折り作業のみを行い、テープ貼りは手作業で行うのに対し、全自動製函機は箱折り作業とテープ貼りの両方を自動で行います。
最も一般的A式段ボールの組み立て及び底貼りを行う自動製函機では、マガジン部分に積み込まれた段ボールシートが1枚ずつ装置内に取り込まれ、底フラップが折り込まれた後にテープ貼りされた後、装置外へと排出されます。動力には電気と空気圧が併用されています。
異なる形式の段ボールの組み立てには異なる装置が必要ですが、同形式の段ボールであればハンドル等を操作することにより、サイズの調整が可能です。
組立中に起こりうるトラブルとして装置内への段ボールの搬送ミスやテープ残量不足、ケース開き不良等が想定されますが、それらを未然に防止あるいは発生時に対処するため、各種のセンサーによる検知、警報、予報装置が備え付けられています。
一方、半自動製函機では全自動製函機からテープ貼り機構等が省略されるため、製函に手作業の工程が必要となります。しかし、全自動製函機と比較して小型で装置の構造が簡単であり導入コストが安い、電気もしくは空気圧いずれか一方でも動作可能といったメリットがあるため、費用対効果を考慮してこちらが用いられることがあります。
参考文献
http://www.shirai-co.com/imode/seikankimc_s.htm#1
https://www.sekisui-pack.com/search/category/machine/caset/index.html
https://tape-omakase-navi.com/column/post-639/
http://www.strapack.co.jp/wp-content/uploads/2020/05/AF-5N.pdf
https://www.daiwa-eng.com/seikan/
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製函機のカタログ一覧はこちら企業
積水マテリアルソリューションズ株式会社 コムネット株式会社*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年7月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社イシダ | 20.3% |
2 | レンゴー株式会社 | 12.3% |
3 | 株式会社共和 | 11.1% |
4 | 積水マテリアルソリューションズ株式会社 | 10.2% |
5 | ストラパック株式会社 | 8.9% |
6 | 大和エンジニアリング株式会社 | 6.8% |
7 | 三菱重工機械システム株式会社 | 6.5% |
8 | 山下包装株式会社 | 6.5% |
9 | ロック株式会社 | 6.5% |
10 | もりや産業株式会社 | 5.2% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年7月の製函機ページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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