ジャンパー線のメーカー0社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ジャンパー線はプリント基板や制御盤、実験用途に使用するブレッドボードで使われます。
電子回路や電子回路においてジャンパー線を使うことで2点間を電気的にショートさせることができます。逆にジャンパー線を取り外す区とにより2転換を解放状態にすることができます。
このように簡単な操作で2点間を電気的にショートさせたりオープン状態にさせることができるため回路設計を行い、これを評価する場合や、複数の回路を簡単に切り替えたい場合などに使われます。
一例としてある回路が基本回路と付加機能回路で構成されており、基本回路と付加機能回路間をジャンパー線を介して接続されていたとします。
この場合、ジャンパー線を外した状態では基本回路のみとして動作します。ジャンパー線を取り付けることにより基本回路に付加機能回路が足されることにより、基本回路のみで動作していた状態と異なる動作を行うようになります。
つまり、ジャンパー線を取り付けるかどうかにより、容易に回路構成を切り替えることができます。
ジャンパー線は、ブレッドボードを利用した実験用途で使用された場合は、例えば、抵抗やコイルなどの回路上の最適な定数を決める際に使われることもあります。設計した回路をブレッドボード上に組み上げて、動作検証を行う場合に使います。
ブレッドボードは、ボード上に一定の間隔で電子部品を挿入できる無数の穴があけられています。この穴を利用して部品を組み込み、部品同士を接続することにより回路を組み上げ実験を行う目的で作られたボードです。
回路上のある抵抗の定数を0、1、2、3KΩのいずれが最適かを確認したいとします。この場合、3本の抵抗A,B,C全て1KΩを直列に並べて(つまり合計3KΩの状態で)動作確認を行います。次にA抵抗に並列にジャンパー線を挿入することでA抵抗の両端は0Ωとなりますので、合計の抵抗値は2KΩとなりこの状態で動作確認を行います。更にB抵抗に並列にジャンパー線を入れ、合計抵抗値を1KΩとして動作確認を行い、最後にC抵抗に並列にジャンパー線を入れ、合計抵抗値を0KΩとして動作確認を行います。
以上0、1、2、3KΩ夫々の状態における動作確認結果を比較し、回路における最適な抵抗値を選択します。
また、別の使い方としてシステムの制御を行うマイコンの入力ポートにジャンパー線を利用する場合があります。
回路の切り替えをジャンパー線で行うのと同じ考え方により、マイコンの入力ポートにジャンパー線が接続されている場合と接続されていない場合で、異なるプログラムを動かすことが可能です。
これにより例えば、1つのマイコンにより複数の機器の制御を行うことも可能になります。
参考文献
https://blog.rittal.jp/1300/
https://www.finecs.co.jp/dictionary/dictionary010.html
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