ブレッドボードのメーカー3社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ブレッドボードは、手軽に電子回路を組めるよう作られた基板です。半田を使用するタイプと半田不要のタイプがあります。
電子工作で広く知られているタイプは半田不要のタイプで、ソルダレス・ブレッドと呼ばれています。国内でブレッドボードという時はソルダレス・ブレッドを指します。
また、半田を使用するタイプはユニバーサル基板タイプがほとんどであるため、一般的に半田を使用するタイプのブレッドボードというときはユニバーサル基板タイプを指します。
各種電子部品やジャンパー線をボードの穴に差し込むだけで、半田付け無しで手軽に電子回路を組むことができます。半田付けをしないため部品の取り換えが容易です。大電流や高周波の回路では使用できません。
形状は一般的なユニバーサル基板ですが、ソルダレス・ブレッドのように最初からパターンが繋がっています。大電流や高周波を流す場合はユニバーサル基板タイプを使用します。パターンは仕様によって様々ですが、配線工数が削減できます。
絶縁体上に、導体が縦横に並んだ構造でプリントされています。これらは穴が開いたプラスチックで覆われています。穴は導体上に開いており、穴が開いた導体上には金属ソケットが付いています。そのため、穴から端子を差し込むとソケットに刺さり導体に導通します。端子間を接続する場合には、同導体上の別な穴から別な端子を差し込むことで、半田付けをしたように端子間を接続することができます。
穴間隔は、DIP部品をそのまま取り付けることができるように、DIP部品の端子間隔である2.54mmが一般的です。
ユニバーサル基板の穴周囲にはんだ付けするための銅薄膜が付いていますが、ユニバーサル基板タイプのブレッドボードは、複数個の穴が銅薄膜で繋がっています。穴に端子を刺しただけでは繋がらないため、半田付けをする必要があります。
端子間を接続する場合には、銅薄膜上の別な穴から別な端子を差し込んで半田付けをすることで、端子間を接続することができます。
参考文献
https://iot.keicode.com/electronics/what-is-breadboard.php
http://www.ee.ibaraki.ac.jp/09student/Lectures/KisoDenki/BB/BB-intro.html
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