ディスプレイケーブルのメーカー7社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ディスプレイケーブルとは、パソコンとディスプレイを接続するケーブルのことです。
パソコンの出力装置にはディスプレイ、プリンタなどがあります。
パソコンからプリンタへはWi-fiなどの無線で出力することもできますが、ディスプレイへはケーブルを利用して出力します。
その理由は、ディスプレイへの出力データ量が膨大なため、無線では出力が間に合わないためです。
ディスプレイケーブルはパソコンからディスプレイへ有線で接続するために用いられ、アナログ出力とデジタル出力があります。
2020年現在ではほぼデジタル出力が採用されています。
ディスプレイケーブルはその名の通り、パソコンとディスプレイを接続するためのケーブルです。
接続方法のうち、アナログ方式はデータをアナログで送る規格のケーブルです。規格としては「VGA」ケーブルがあります。「VGA」ケーブルは別名「アナログRGB」、「D-sub 15pin」ケーブルとも呼ばれます。画質はデジタルケーブルに劣ります。
デジタル方式はデータをアナログで送る規格のケーブルです。「DVI」「DisplayPort」「HDMI」「USB Type-C」ケーブルなどがあります。アナログ方式よりも高画質な映像を出力可能です。
前述のとおり、パソコンとディスプレイを接続するディスプレイケーブルにはアナログ方式とデジタル方式があります。
アナログ方式では、パソコンで映像信号を送るときにデジタル信号をアナログ信号に変換します。
デジタル信号は飛び飛びの値(離散値)ですが、アナログ信号は電流などの連続した値(連続値)です。
アナログ信号は周辺の影響(ノイズ)を受けて値が変化するため、信号が劣化しやすいといわれています。
アナログの「VGA」方式において画質が劣化しやすいのは上記の理由からです。
デジタル信号による方式ではほぼ映像信号の劣化は起きないので、2020年現在メインで使用されている方式はデジタル方式です。
ただし同じデジタル方式でも、送信できる信号量(解像度)に差があったり、映像と同時に音声が送れるものもあったりします。
医療分野など高画質な映像を出力したい場合は、高画質対応のディスプレイケーブル(DisplayPort方式が主な候補)を選択する必要があります。
参考文献
https://jpn.nec.com/techrep/journal/g06/n03/pdf/t060315.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieiej/30/8/30_653/_pdf/-char/ja
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