レーザー発振器のメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
レーザー発振器とは、レーザー(英語:LASER)光を発信させるシステムです。
レーザーは指向性、単色性に優れたコヒーレントな光で、発振器は媒質、励起源、共振ミラーで構成されています。この3つを合わせて共振器と呼びます。
発振器に用いる媒体の違いから、気体レーザー、固体レーザー、液体レーザー、半導体レーザー、ファイバーレーザーなどに分けることができます。
また、光の発信方式にはCW(連続波)発振、パルス発振、Q-SW(Qスイッチ)パルス発振があります。
レーザーの使用用途は幅広く、軍事的なものから家電まで様々です。レーザーの出力や波長などの特徴から、それぞれの目的に適したレーザーが使用されています。
身近なところでは、以下のようなものにレーザーが使用されています。
産業用途としては、
などのツールとしてもレーザーが用いられています。
科学的な分野においては、
など、レーザーは幅広く用いられています。
レーザー発振器は、励起源(ランプやレーザー半導体)と、共振器と呼ばれる光を増幅させる部分で構成されています。共振器にはレーザー媒体(ガスや、結晶などの固体)と共振ミラーが組み込まれています。
発振器内では、励起源がレーザー媒体を照射できるように配置され、さらに媒体を両側から挟むように共振ミラーが設置されています。この共振ミラーの一枚は部分透過鏡、もう一枚は全反射鏡となっています。
励起源を媒体に照射すると、レーザー媒体内の原子が高いエネルギー状態へと励起され、そこから基底状態に戻る際に光を発します。さらに、励起状態の光にある波長を照射すると、その光の強さに比例した光が放出されます。これを光の誘導放出と呼びます。
この光が共振ミラーで反射され、レーザー媒体に戻されると、さらに光を誘発しどんどん増強されます。この往復を繰り返して一定レベルの光となったときに、半透ミラーからレーザー光として発振されます。
参考文献
https://www.hoyacandeo.co.jp/japanese/products/laser_tech_02.html
http://www.laser-ac.com/basic/03_02.php
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社