精電舎電子工業株式会社
株式会社日本レーザー
丸文株式会社

【2021年版】レーザー発振器5選 / メーカー11社一覧

レーザー発振器のメーカー11社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


レーザー発振器とは

レーザー発振器とは、レーザー(英語:LASER)光を発信させるシステムです。レーザーは指向性、単色性に優れたコヒーレントな光で、発振器は媒質、励起源、共振ミラーで構成されています。この3つの部品を合わせて共振器と呼びます。

発振器に用いる媒体の違いから、気体レーザー、固体レーザー、液体レーザー、半導体レーザー、ファイバーレーザーなどに分けられます。また光の発信方式にはCW(連続波)発振、パルス発振、Q-SW(Qスイッチ)パルス発振があります。

レーザー発振器の使用用途

レーザーは軍事的な用途から家電などの民生用途まで様々なところで使われます。レーザーの出力や波長などの特徴から目的に適したレーザーが使用されています。身近なところでは以下の場面でレーザーが使用されています。

  • 医療:眼科でのレーシックや網膜剥離などの治療、皮膚科でのシミやアザなどの除去
  • 電化製品:レーザーポインター、バーコードスキャナ、CDやDVDなどの光ドライブ
  • 産業用機器:穴あけや切断、彫刻加工、溶接などで用いるレーザー加工機

その他、科学的な分野においては距離を測定する光波測距儀や光を当てて無接触で表面や内部のダメージを検査する非破壊検査、他にも遠方にある対象までの距離を測定するLIDER、レーザー核融合などレーザーは幅広く用いられています。

レーザー発振器の原理

レーザー発振器は励起源(ランプやレーザー半導体)と共振器(光強度を増加させる部分)から成り、共振器はレーザー媒体(ガスや結晶などの固体物質)と共振鏡から構成されます。発振器の中の構造は次の通りです。励起源がレーザー媒体を照射できるように配置、さらにこの媒体を両側から挟みこむ形で共振鏡が設置されています。この鏡の片方は部分透過鏡、もう片方は全反射鏡と2つの鏡の機能は異なります。

励起源を媒体に照射すると、レーザー媒体内の原子(もしくは分子)が高エネルギー状態へ励起し、そこから基底状態に戻る際に光を発します。さらに励起状態の原子、分子に特定の波長の光を照射すると、その光の強さに比例して光が放出されます。これは誘導放出という現象です。この放出された光が共振ミラーで反射、レーザー媒体に戻されると、さらに光を誘発して光はますます増強されます。何回もこの往復を行い、一定の強さの光となったときに半透ミラーからレーザー光として発振されます。

参考文献
https://www.hoyacandeo.co.jp/japanese/products/laser_tech_02.html
http://www.laser-ac.com/basic/03_02.php

レーザー発振器のメーカー情報

レーザー発振器のメーカー11社一覧


レーザー発振器のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 HOYA株式会社
  2. 2 株式会社インテック
  3. 3 丸文株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 レーザー・コンシェルジェ株式会社
  2. 2 スペクトロニクス株式会社
  3. 3 株式会社メカニー

歴史のある会社

  1. 1 丸文株式会社
  2. 2 HOYA株式会社
  3. 3 精電舎電子工業株式会社

レーザー発振器5選

UPLシリーズ

精電舎電子工業株式会社

特徴

UPLシリーズは波長10.6μmのCO2レーザー光をナノ秒オーダーのパルス幅に短くしたレーザー発振器です。

水や樹脂が高い吸収率を示す波長をもつことによりワークを効率的に加工することができ、さらにナノ秒オーダー制御のパルスレーザーを使用することで熱影響による機械的性質の低下と歪みを最小限に抑えることができます。

ハードもコンパクトな設計となっており、パルス波形もロングパルスからテールフリー短パルスまでの3種類から選ぶことができるため自由度の高い加工を行うことができます。

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redENERGY G4

株式会社日本レーザー

特徴

redENERGY G4は切断や溶接を始めとしてレーザー彫刻、マーキング、アブレーションやドリリング等の微細加工に応用可能なファイバーレーザー発振器です。

レーザー光の波長は1,060nm、パルス幅はナノ秒オーダーでビーム品質M2(エムスクエア)も4.0-6.0から1.6未満まで5タイプを目的に応じて選択することができます。

メンテナンスフリーでも長く使用できるような設計となっており、万が一でも3年間の保証がついているため安心して使用することができます。

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TruFiber

トルンプ株式会社

特徴

TruFiberはエレクトロニクスや医療、精密加工分野におけるレーザー溶接、レーザー切断を主用途とするシングルモードのファイバーレーザー発振器です。

シングルモードの適用により深溶け込みと熱影響部の減少と精密加工を可能にするほか、レーザーの焦点を高速回転させるウォブルレーザーによる高品質な溶接形状を得ることができます。

また最高レベルの安全性をもつことでオペレーターも安心して作業に取り組むことができ、堅牢な設計となっているため耐久性も高く、長く使用することが可能となっています。

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LDH-V0410

スペクトロニクス株式会社

特徴

LDH-V0410はレーザー波長355nm、パルス幅15ps(ピコ秒)未満、平均出力4W超の微細加工を目的としたハイブリッドレーザー発振器です。

ビーム品質M2(エムスクエア)は1.2未満と優れた集光性を示し、高精度な加工を行うことができます。

また従来品からの設計見直しにより部品数の大幅削減と20kgの軽量化を達成し低コストでの購入を検討することができる他、メンテナンス周期の長期化によりランニングコストの削減を達成することができます。

スペクトロニクス株式会社の会社概要

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DCシリーズ

コヒレント・ジャパン株式会社

特徴

DCシリーズはレーザー切断や溶接、表面処理等等様々な用途での適用が可能な高出力のCO2レーザー発振器です。

出力5kWの範囲ではCO2ガスの消費量は1時間当たりわずか0.1リットルで、更にスタンバイ動作機能により消費電力を最小限とすることでランニングコストを抑えることができます。

このCO2レーザは金属だけではなく紙や布地、木材にプラスチックやガラス繊維強化プラスチック等多種多様な素材の加工に応用することができます。

コヒレント・ジャパン株式会社の会社概要

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