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株式会社アマダウエルドテック
三菱重工工作機械株式会社
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【2021年版】レーザー加工機5選 / メーカー16社一覧

レーザー加工機のメーカー16社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


レーザー加工機とは

レーザー加工機

レーザー加工機とはレーザーで切断や溶接、彫刻、マーキング、穴あけなど様々な加工を行う機械の総称です。この加工機では主にCO2レーザー、YAGレーザー、ファイバーレーザー、半導体レーザーが使用されています。

レーザー加工機は刃物などを用いずに加工できる「非接触加工型」なので応力や圧力による素材の変形、歪みが生じにくく、また用いる消耗品が少なくメンテナンスが容易などの特徴があります。最近は家庭での使用を想定した安価で小型のシステムも販売されています。

レーザー加工機の使用用途

レーザー加工機は多種多様なものが販売されていますが、中でも以下の加工機がメインとなります。

  • CO2レーザー加工機
    最大で数百W出力となるCO2レーザーは溶接、切断、彫刻に使用されます。自動車のフレームから電子部品への微細加工まで溶接可能です。厚さのあるアクリル板や木材などの切断、石材や皮革への彫刻、紙や布地の裁断にも使用されます。出力波長の10.6μmはガラスも吸収する波長であるため、ガラスの加工もできます。他のレーザーと比べると対応できる素材が多く価格も安価なため、最もスタンダードなレーザー加工機となります。
  • YAGレーザー加工機
    CO2レーザーとよく比較されるYAGレーザーは波長が1.06μm(1060nm)のため、CO2レーザーとは相性が悪い素材でも加工できます。またファイバーを光路に使えるため、システムをコンパクトに設計できます。
  • ファイバーレーザー
    このレーザーは他のレーザーが反射してしまって加工しにくいアルミ、銅、真鍮などの金属も加工できます。またCO2レーザーはレーザー媒体の二酸化炭素の補充が必要ですが、ファイバーレーザーはほとんどメンテナンスが必要ありません。しかもビームが集光しやすく小さなスポット径にできるため、微細な加工にも対応しています。

レーザー加工機の原理

レーザー光は指向性、単色性が高く、コヒーレンスな光であり、集光されるとエネルギーは更に増します。加工機では通常、専用のレンズを使用して集光します。集光されてエネルギー密度が上がった光は照射された加工物の表面を急激に熱します。これは材料に光が当てるとその中の原子や分子が急激に振動して熱を発するためです。この現象を利用して材料を瞬時に溶解し、加工しています。金属などの加工の際には粉塵が飛ぶため、アシストガスや集塵機で粉塵を飛ばしながら加工面に支障が出ないようにします。

レーザー加工機は基本的にレーザー発振器、光路、集光光学系、駆動系で構成されています。レーザー発振器には前述したレーザーが使用されます。光路はレーザーから集光光学系まで光を伝送する道筋で、ミラーや光ファイバーなどが用いられます。集光光学系は光を集光、照射させる部分です。駆動系は加工したい材料を載せるステージや治具などを指します。材料の加工やレーザーの発振スピードなどに合わせて、適切なものを設計します。

参考文献
https://www.keyence.co.jp/ss/products/marker/lasermarker/processing/system.jsp
https://www.gendai-press.co.jp/archives/3833
https://mitsu-ri.net/articles/laser-processing

レーザー加工機のメーカー情報

レーザー加工機のメーカー16社一覧


レーザー加工機のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 澁谷工業株式会社
  2. 2 三菱重工工作機械株式会社
  3. 3 株式会社アマダウエルドテック

設立年の新しい会社

  1. 1 三菱重工工作機械株式会社
  2. 2 株式会社LDF
  3. 3 株式会社レーザーコネクト

歴史のある会社

  1. 1 日酸TANAKA株式会社
  2. 2 澁谷工業株式会社
  3. 3 株式会社ヤスオカ

レーザー加工機5選

3次元ファイバレーザ加工機 SCF5113

澁谷工業株式会社 3次元ファイバレーザ加工機 SCF5113 画像出典: 澁谷工業株式会社公式サイト

特徴

3次元ファイバレーザ加工機 SCF5113は、澁谷工業株式会社が製造するレーザー加工機です。

最小切断幅60μmの精度で加工を行うことが可能であり、高速化を図るため毎分50mの移動テーブルが採用されています。

省スペース化のため、CNC(コンピュータ数値制御)装置や発振器などが全て内蔵された構造が採用されています。

オプションの平面加工テーブルにより平面加工を行うことが可能であり、標準搭載されている5個の加工軸に加えて、非接触の倣い軸もオプションで追加することが可能です。

澁谷工業株式会社の会社概要

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レーザー加工機

株式会社ヤスオカ

特徴

小径パイプ用レーザースリット機 FLSM-100は、株式会社ヤスオカが製造するレーザー加工機です。

ファイバーレーザー発振器が搭載されており、小径パイプのスリット加工を行うことが可能です。

ワークフローを自動化することが可能であり、加工により発生したスパッタや加工片の回収のため、集塵BOXとダクトBOXが備えられています。

操作を行うための8インチタッチパネルと加工数カウンタがも搭載されています。

株式会社ヤスオカの会社概要

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レーザー加工機

日酸TANAKA株式会社

特徴

ファイバーレーザ開先切断機 FMZⅡシリーズは、日酸TANAKA株式会社が製造するレーザー加工機です。

12kWの出力を持つファイバーレーザー発振器が搭載されており、28mmまでの板厚の対象物に対して、裏45度開先切断を含む開先切断加工を行うことが可能です。

高速ピアシングⅡという独自技術が採用されており、小径の穿孔を行うことが可能です。

加工機の動作の効率化・高速化により、加工時間の短縮が図られています。

日酸TANAKA株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 埼玉県入間郡三芳町大字竹間沢11
  • URL: http://nissantanaka.com/
  • 創業: 1917年
  • 従業員数: 349人

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レーザー加工機

三菱重工工作機械株式会社

特徴

三菱重工工作機械株式会社が製造するファイバーレーザー加工機は、波長1070nmのパルスレーザーにより対象物の穿孔と切断を行うことが可能です。

5軸で制御しながらレーザー照射を行うことが可能であり、プロペラ等複雑な形状を持つ対象物を熱による影響を抑えながら加工することが可能です。

加工径は0.6~4.0mmであり、位置決め精度は0.005mmです。

本体や軸のサイズ・旋回軸等は、使用者のニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。

三菱重工工作機械株式会社の会社概要

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レーザー加工機

トロテック・レーザー・ジャパン株式会社 レーザー加工機 画像出典: トロテック・レーザー・ジャパン株式会社公式サイト

特徴

Speedyシリーズは、トロテック・レーザー・ジャパン株式会社が製造するレーザー加工機です。

CeramiCore(R) という100%セラミック製のレーザー発振器が搭載されており、加工時に伴い発生するガスの漏れや、レーザー用ガスの劣化が抑えられています。

加工時に加工速度と加速度をリアルタイムで計算して加工対象の形状に最適化するOptiMotion™という技術が採用されており、これにより加工の高精度化・高速化が図られています。

加工エリア内で発生するガスや粉塵から部品を保護する設計技術であるInPack(インパック)テクノロジー™も搭載されており、耐用年数の増大が図られています。

トロテック・レーザー・ジャパン株式会社の会社概要

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