全てのカテゴリ
閲覧履歴
ダイヤフラムポンプのメーカー46社一覧や企業ランキングを掲載中!ダイヤフラムポンプ関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:ユニツール株式会社、2位:株式会社タクミナ、3位:株式会社イワキとなっています。 ダイヤフラムポンプの概要、用途、原理もチェック!
ダイヤフラムポンプとは、ダイヤフラムと呼ばれる膜を往復動させることで流体を移送させるポンプです。容積式ポンプに分類されます。
ダイヤフラムポンプは強力な自吸能力を有するので、高い揚程を必要とするものや超高粘度液体の移送も可能です。そのため、化学プラントなどで多く使用されます。
またサニタリー性を追求するために、内部をステンレス鋼で製作したポンプも販売されています。定置洗浄や定置滅菌が可能であるという特徴があり、食品・医薬品業界で重宝されるダイヤフラムポンプです。
関連キーワード
2025年5月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | ユニツール株式会社 |
10.7%
|
2 | 株式会社タクミナ |
7.4%
|
3 | 株式会社イワキ |
7.1%
|
4 | アネスト岩田株式会社 |
7.1%
|
5 | 株式会社ケー・エヌ・エフ・ジャパン |
5.7%
|
6 | 共立機巧株式会社 |
3.9%
|
7 | 株式会社TAIYO |
3.6%
|
8 | グルンドフォスポンプ株式会社 |
3.3%
|
9 | 日機装エイコー株式会社 |
3.0%
|
10 | 株式会社榎本マイクロポンプ製作所 |
3.0%
|
項目別
使用用途
#化学薬品移送 #腐食性液体処理 #高粘度液体移送 #食品衛生対応 #医薬品製造 #塗料供給 #水処理設備 #爆発対策環境 #定量供給 #洗浄装置対応最大吐出量 L/min
0 - 10 10 - 100 100 - 1,000最高吐出圧力 MPa
0 - 1 1 - 10 10 - 25本体重量 kg
1 - 5 5 - 10 10 - 15 15 - 20流量 lpm
0 - 10 10 - 50 50 - 100 100 - 200 200 - 300 300 - 400接続口径 mm
0 - 10 10 - 20 20 - 30 30 - 40使用可能粘度 mPa・s
0 - 1,000 1,000 - 2,000 2,000 - 3,000 3,000 - 4,00017 点の製品がみつかりました
17 点の製品
ユニツール株式会社
2940人以上が見ています
最新の閲覧: 1時間前
返信のとても早い企業
100.0% 返答率
1.8時間 返答時間
■仕様 ・AROブランドのロングセラーモデルです。クラシックなスタイルで長年にわたり多くの生産現場で活用頂いています。 ・耐久性の高...
3種類の品番
名東化工機株式会社
1550人以上が見ています
最新の閲覧: 1時間前
返信のとても早い企業
100.0% 返答率
1.9時間 返答時間
MODポンプは高い信頼性と耐久性を持ち、空運転に強く、自吸能力が高いことが特徴です。ダイヤフラムを使用することで液漏れがなく、安全...
9種類の品番
株式会社TAIYO
250人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
4.0 会社レビュー
100.0% 返答率
42.1時間 返答時間
有機溶剤・スラリー液・粘性液はもちろんのこと、酸・アルカリなどの薬液にも広範囲に対応。 ■特長 ・防爆・防火性が高く安全。 ・過負...
株式会社TAIYO
240人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
4.0 会社レビュー
100.0% 返答率
42.1時間 返答時間
粘性流体や酸・アルカリなどの化学薬品などの圧送に最適な樹脂タイプ。 ■特長 ・金属性ポンプより酸・アルカリなどの薬品への耐食性が...
ダイヤフラムポンプとは、ダイヤフラムと呼ばれる膜を往復動させることで流体を移送させるポンプです。容積式ポンプに分類されます。
ダイヤフラムポンプは強力な自吸能力を有するので、高い揚程を必要とするものや超高粘度液体の移送も可能です。そのため、化学プラントなどで多く使用されます。
またサニタリー性を追求するために、内部をステンレス鋼で製作したポンプも販売されています。定置洗浄や定置滅菌が可能であるという特徴があり、食品・医薬品業界で重宝されるダイヤフラムポンプです。
ダイヤフラムポンプは遠心ポンプなどが使用できないラインなどで使用されます。以下は使用例です。
また、ダイヤフラムポンプは基本的にポンプ自体に回転部分が無いため、比較的柔軟に材質を選定できます。そのため、耐食性のある材料で作成し薬品用のケミカルポンプとして使用する場合もあります。
ダイヤフラムポンプはダイヤフラムポンプが往復動することで、吸引と排出を繰り返して液体を移送します。
注射器をイメージしてもらうとわかりやすいです。注射器のピストンを引くと液体が吸入され、ピストンを押すと液体が排出されます。ダイヤフラムポンプではそのピストンの代わりにダイヤフラムという膜を使用しており、吸入側と排出側に逆止弁を設ける事で排出方向を定めています。
図1. ダイヤフラムポンプの原理
この構造上、ダイヤフラムポンプはかならず吸引か排出のどちらかの動作しかせずに液流が断続的になります。これを脈動と言い、脈動を嫌うラインではダイヤフラムポンプを使用不可能です。脈動させずにダイヤフラムポンプを使用したい場合、3連ダイヤフラムポンプなどを検討します。
また、ダイヤフラムを油圧で駆動する際は、ダイヤフラムが破れても問題が無いか確認する必要があります。食品業界では機械油が食品に混入する危険性があるため、ダイヤフラムが破れた場合には警報を発するセンサーなどを取り付けて対策を取ります。
ダイヤフラムポンプの寿命は使用条件によって異なります。主な使用条件は使用流体、使用圧力、稼働率などです。
基本的には、ダイヤフラムの破れや消耗部品の摩耗・破損がなければ継続使用が可能です。ただし、電磁弁が付属するダイヤフラムポンプは電磁弁作動回数による寿命も1つの要因として考慮することが必要です。
流体内に異物や固形物が混入する場合、ダイヤフラムを傷をつけ破損につながるため注意が必要です。
一般的な寿命は3~4年ほどです。ポンプの型式や使用環境により変化するため、メーカーとの協議によって整備周期などを決定します。
往復運動を用いて流体を輸送するポンプは「脈動」という現象が発生します。流体が脈を打つように送液されることからこう呼ばれます。脈動は圧力や流量が不定常であるため、配管の摩耗や破損の原因です。
この脈動を低減する方法がいくつか存在します。以下は脈動低減対策の一例です。
図2. 複数ダイヤフラムポンプの構造