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【2021年版】シリンジポンプ メーカー12社一覧

シリンジポンプのメーカー12社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


シリンジポンプとは

シリンジポンプ

輸液ポンプは、生体内での生物学的・薬理学的物質の生理的・薬理学的特性を研究するために利用されています。

輸液ポンプには、シリンジポンプと植込み型ポンプの2種類があります。

シリンジポンプは、化学研究や生物医学研究で使用するために、特定の量の液体を徐々に投与するために使用される小型の輸液装置です。

シリンジポンプは、シリンジのサイズに応じて所定の量を得るために、シリンジを介して流体を引き出すか、または押し出します。

シリンジポンプの使用用途

シリンジポンプの目的は、流量を制御しながら正確な量の薬剤を徐々に投与することです。

シリンジポンプには、大きく分けて医療用輸液ポンプと研究用シリンジポンプの2種類があります。

医療用輸液ポンプは、基本的には患者への液体、例えば栄養素、薬剤、血液などの制御された量の送達のために設計されています。

主に生体内での分析、治療、研究研究研究のために使用されています。

一方、研究シリンジポンプまたは実験室ポンプは、流体量が非常に少量を必要とするアプリケーションのための研究室で利用されている装置です。

研究用ポンプは、一般的に、より少ない量を管理します。

研究用のため、インビボでの使用には適さない、追加の特性を持ち合わせている場合があります。

さらに、研究用のシリンジポンプは、医療用シリンジポンプよりも精度が高く、連続的な流れと優れた精度を提供しています。

シリンジポンプを使用する際は、清潔で水平な場所に装置を置いてください。

シリンジポンプの原理

シリンジポンプの主な構成品は、シリンジです。

医療現場で広く利用されてきましたが、しかし、シリンジ単体では、ピストン運動で手を動かす必要があり、内容物をコントロールして投与するには適していません。

この問題を解決するために開発されたのがシリンジポンプです。

このポンプは、ピストンの駆動速度を制御する直線運動の直動源で構成されています。

シリンジの直径が分かっていれば、装置は必要な流量に合わせて直線速度を調整します。

シリンジポンプの強みは、ユーザーがシリンジの直径を変えることで装置の作動範囲を簡単に調整できるという事にあります。

一般的に、シリンジの直径を小さくすると、より低い流量でより良い制御が可能になりますが、吐出量は少なくなります。

対照的に、直径が大きいと、大容量での制御が可能になりますが、低流量では装置の性能が低下します。

さらに、シリンジポンプは、流量を変化させている間、ピストンがシリンジを押し、その結果、流体系内の圧力が増加し、流体を入れる運動がシリンジを変形する運動に代わってしまい正確な制御が困難となります。

シリンジポンプに関連したインシデント

シリンジポンプに関連したインシデントとしては、以下のような事例が挙げられます。

  • ポンプの流量設定の入力誤り
    シリンジポンプは、正確な量、速度で薬剤を持続的に投与する際に使用されますが、例えば、流量の桁を一桁誤って入力してしまうと、10倍の速度で投与されることとなり、薬剤によっては患者の命に係わる重大なインシデントとなります。他に設定入力の誤りの例としては、薬剤Aと薬剤Bの流量を取り違えて入力してしまったり、思い込みで誤った流量の単位を入力してしまったりする例が報告されています。
  • ポンプの気泡検出器の不具合
    通常、シリンジポンプは気泡を検知して自動でポンプが停止するようになっていますが、機器の不具合により、薬剤が空となって空気が排出されてもポンプが止まらず、患者側に空気が送られてしまう事例が報告されています。医療機関内でポンプの保守点検がなされていても、その時点では不具合は把握されず、事例が発生してから判明したものも報告されています。保守点検がなされていても、このような事例は起こりうるため、ポンプの使用時には予定量を入力することが重要とされています。

また、これらの事例の背景や要因としては、医療関係者の知識や経験が不足していたことが多くの事例で報告されています。手順書の周知徹底や使用方法の再教育も、これらの事例を未然に防ぐためには重要です。

シリンジポンプの流量設定

シリンジポンプにおいて、流量設定は非常に重要であり、誤った操作方法は重大な事故に繋がります。そのような事故を未然に防ぎ、より安全にシリンジポンプが使用できるよう、厚生労働省より「輸液ポンプに関する医療事故防止対策について」という通知が発出されています。この通知の中には、シリンジポンプの流量や予定量の入力に関する安全対策に関する記載があります。これによると、シリンジポンプへの設定の入力誤りによる事故が多数報告されていることから、これを防止する目的で、シリンジポンプの機器自体に以下のような機能を搭載するよう求めています。

・流量及び予定量は、その両方を入力しないと作動しないようにする。
・設定した予定量よりも流量が大きい場合には、一時停止させ、再度確認しないと作動しないようにする。
・電源を再投入した場合には、流量及び予定量の表示は0とする。

さらに、シリンジポンプへの設定の入力誤りを容易に発見できるように、以下のように画面表示を改善するように求めています。

・流量及び予定量はそれぞれ別画面で表示する。
・整数と少数の表示は大きい差を変えて表示する。
・小数点の表示は、浮動小数点表示ではなく、固定小数点表示とする。

参考文献
https://www.ipros.jp/ranking/product/category/3/137/
http://www.med-safe.jp/pdf/report_61.pdf
https://www.pmda.go.jp/files/000144111.pdf

シリンジポンプのメーカー情報

シリンジポンプのメーカー12社一覧


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