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フォトマイクロセンサー
【2021年版】フォトマイクロセンサー メーカー2社一覧
フォトマイクロセンサーのメーカー2社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
フォトマイクロセンサーとは
フォトマイクロセンサーとは、小型のアンプ内蔵式光学センサーのことです。光を利用して物体の有無や位置を検出することができます。一般的なフォトマイクロセンサーは反射型と透過型があり、それぞれ「フォトインタラプタ」、「フォトリフレクタ」などと呼ばれます。主に機器内蔵用として様々な身近な製品に使われているセンサーです。ここでは、フォトマイクロセンサーについて用途から原理、特徴までを詳しくご紹介していきます。
フォトマイクロセンサーの使用用途
フォトマイクロセンサーは検出対象によって4つの種類に分けられます。
- 反射型
光の反射を利用したセンサーです。プリンタに用紙があるかの検知や簡単なバーコード読み取りに利用されています。
- 透過型
スリットを光が通過することで対象を検出するシンプルなセンサーです。ICカードや電車のチケットなどの検出に利用されています。
- 分離型
発光部分と受光部分を動かし、間の距離を調節できるセンサーです。自動販売機で商品を買った際や、ゲーム機の景品を獲得した際の物体通過の検知に利用されています。
- アクチュエータータイプ
アクチュエータと呼ばれるレバーを組み合わせたセンサーです。券売機や自動販売機などで紙幣の通過検知に利用されています。
フォトマイクロセンサーの原理
使用用途で4つに分類したフォトマイクロセンサーに対して、その構造と特徴についてそれぞれ説明していきましょう。
- 反射型
反射型は発光素子と受光素子を並行に設置した構造をしています。発光素子から放出された光は対象に当たって反射し、受光素子で受け取られます。この反射した光によって物体を検知しているのです。簡単に設置できますが、検出するものや距離が限られてしまうという特徴があります。
- 透過型
透過型は発光素子と受光素子を向かい合わせに設置した構造をしています。発光素子が放出した光は直接受光素子で受け取られます。対象物が無ければそのまま光が受け取られますが、何か物体があると光が届きません。この仕組みにより物体を検出しているのです。シンプルで光軸の位置合わせが必要ありませんが、調べたいものの大きさが限られてしまうという特徴があります。
- 分離型
分離型は分離した状態で発光部分と受光部分が向かい合った構造をしています。発光素子と受光素子が離れているため位置を自由に決めることができますが、光軸を合わせなければならないという特徴があります。
- アクチュエータータイプ
アクチュエータータイプは透過型センサーと回転するレバーを組み合わせた構造をしています。レバーを用いて光を遮断することで光を透過させてしまう物体でも検出可能となります。しかし、レバー周辺の部品には寿命があるため使用期間に制限があるという特徴があります。
検出する物体や利用される場所によってこれらのセンサーの中から、最も適したものを使う必要があるでしょう。
参考文献
https://www.fa.omron.co.jp/guide/technicalguide/24/20/index.html
https://www.omron.co.jp/ecb/sensor/pms-basics/basics?sectionId=basic#basics02
https://www.photosensor-blog.jp/blog/2018/11/21/firstphotosensor/2/
フォトマイクロセンサーのメーカー情報
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フォトマイクロセンサーのメーカー2社一覧
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創業: 1918年
従業員数: 259,385人
本社: 大阪府
会社URL
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創業: 1933年
従業員数: 28,006人
本社: 京都府
会社URL
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