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バーコードプリンターについての概要、用途、原理などをご説明します。また、バーコードプリンターのメーカー24社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。バーコードプリンター関連企業の2025年1月注目ランキングは1位:株式会社NISHI SATO、2位:ウェルコムデザイン株式会社、3位:キヤノンマーケティングジャパン株式会社となっています。
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1987年~1991年昭和電線電纜勤務 高分子材料研究室にて電線の被覆材の研究に従事>1991年~1997年小池国際特許事務所にてパテントエンジニアとして勤務>1997年~2005年GE横河メディカルシステムにて知財部員として勤務>現在、ライターとして活動
バーコードプリンターとは、各種情報をバーと数字で表現したバーコードを特定の用紙にプリントする機械です。
バーコードには13個の数字が記載されます。 数字は、最初の2桁が国コード、次の7桁がメーカーコード、さらに次の3桁がアイテムコードです。 なお、最後の1桁は読み取り確認用のコードです。誤り防止を目的として、用いられています。
バーコードプリンターは、様々な製品の製品情報などを示すバーコードを印字するのに使用されています。バーコードには、工業製品のロットや商品情報および価格などの情報が収められています。
バーコードは様々な場面で使用されているため、バーコードプリンターの使用用途も非常に幅広いと言えます。
バーコードプリンター原理は、その印字方式により異なります。バーコードプリンターの印字方式には様々な種類が存在し、以下の5種類に大別されます。
インパクト方式はさらに「ドラムインパクト方式」と「ワイヤードットインパクト方式」に分類できます。
ドラムインパクト方式
ドラムインパクト方式は、従来よく使用されていた方式です。印字ドラムの外周にバーコードのパターンを形成するバーコードキャラクターと呼ばれる刻印を事前に行い、これを台紙に圧着してパターンを転写します。ただし、この方法はメンテナンスが煩雑であるなどの課題から最近ではあまり使用されていません。
ワイヤードットインパクト方式
ワイヤードットインパクト方式は、通常のOAプリンターで使用されているインパクトプリンタと同じ原理で印字を行います。プリンターのインクリボンのバーコードのパターンに応じた部分に圧力を加え、台紙にパターンを転写しています。この方式は、ランニングコストが安いことから今でも使用されています。
感熱方式では、印刷ヘッド内に「サーマルヘッド」と呼ばれるバーコードのパターンを表す発熱素子 (ヒートエレメント) を組み込んでおき、これを加熱することで印字しています。
印刷ヘッドに接するように台紙となる感熱紙を配置し、バーコード印字時のみ発熱素子に電流を流すと、感熱紙にバーコードのパターンが印字される仕組みです。
印字される側の感熱紙が直接変色する方式のため、一般の印字方式で必要な消耗品のインクリボンなどが不要で低コストでの運用が可能です。現在、食品分野のバーコードのほとんどがこの方式で印字されています。
熱転写方式は、感熱方式に近い方法です。感熱方式が感熱紙を利用しているのに対し、熱転写方式は、サーマルヘッドと台紙の間にインクリボンを挟み込んで印字します。
すなわち、サーマルヘッドに電流を流すと、インクリボンのサーマルヘッドのパターンに応じた部分だけが溶融して、台紙に付着し印字されます。この方式では、紙だけでなく、ポリエステルや塩化ビニール、アルミ箔などへの印字が可能です。
静電気方式は、OA機器の複写機 (PPC) と同じ原理でバーコードの印字をおこないます。感光ドラムにバーコードのパターンに応じた静電気の印字イメージを形成し、この印字イメージにトナーを付着させます。こ
のトナーを台紙に転写して、熱または光で定着させることで印字終了です。OA機器の複写機と同じ原理なので、高品質で高密度の印字が可能なことが特徴です。
インクジェット方式では、インクジェットプリンターの原理でバーコードを印字します。すなわち、印刷ヘッドのインクノズルから高速で照射されるインクを偏向板の隙間を通して目的の印字場所へコントロールすることで、バーコードを表現しています。
インクジェット方式は、インクを直接紙などの台紙に印字することからランニングコストが安価です。また、紙以外のプラスチック、金属、ガラス等にも直接印字できることも特長です。
バーコードプリンターにも持ち運びが容易なハンディタイプがあり、感熱式のものやインクジェット式のものなどがあります。
PCやスマートフォン、タブレットなどから情報を読み込み、その場でバーコードを印字することが可能です。倉庫内などでその場でバーコードを発行できるため、作業効率の向上やヒューマンエラーの防止に貢献しています。
バーコードを貼っておく期間によって、感熱式と熱転写式を使い分けることが必要です。感熱方式のバーコードリーダーでは感熱紙を使用しています。このため、バーコードの貼付期間が長いと感熱紙自体が色焼けし、バーコードの判読が難しくなります。
よって、長期間貼付する場合は熱転写式バーコードプリンターがおすすめです。熱転写式バーコードプリンターは、台紙にインクリボンのインクを熱転写して印字するため、貼付期間が長くても色焼けしません。バーコードの貼付期間が長くない場合は、インクリボンが不要で低コストの感熱式バーコードプリンターがおすすめです。
参考文献
http://www.ainix.co.jp/howto_autoid/equipments/11.html
https://www.toshibatec.co.jp/products/ba410t.html
https://label.reji.jp/choice/
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
2025年1月の注目ランキングベスト10
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社NISHI SATO |
41.7%
|
2 | ウェルコムデザイン株式会社 |
14.3%
|
3 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
8.3%
|
4 | オカベマーキングシステム株式会社 |
7.1%
|
5 | セイコーエプソン株式会社 |
7.1%
|
6 | 野崎印刷紙業株式会社 |
4.8%
|
7 | 東芝テック株式会社 |
4.8%
|
8 | リンテック株式会社 |
3.6%
|
9 | 株式会社不二レーベル |
3.6%
|
10 | 和信テック株式会社 |
1.2%
|
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2025年1月のバーコードプリンターページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社
項目別
印字方式
感熱方式 熱転写方式 ダイレクトサーマル方式印字密度 dpi
200 - 300 300 - 600 600 - 700印字速度 mm/秒
70 - 150 150 - 250 250 - 350 350 - 500 500 - 600 600 - 700インターフェース
Bluetooth イーサネット IEEE1284 LAN NFC パラレル RS232C USB 無線LAN シリアル 有線LAN電源 V
0 - 100 100 - 240 240 - 300有効印字範囲 mm
0 - 60 60 - 110 110 - 500 500 - 1,000 1,000 - 1,500 1,500 - 2,500 2,500 - 3,000動作環境 ℃
-20 - 0 0 - 5 5 - 10 10 - 30 30 - 50株式会社ケイピーエス
■概要 熱転写インクリボンを熱で溶融しラベルに転写印字を行います。 (熱転写インクリボンを装着しない場合、感熱ラベルプリンタとして使用する事も可能) 耐...
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