パッド印刷機についての概要、用途、原理などをご説明します。また、パッド印刷機のメーカー8社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。パッド印刷機関連企業の2023年09月注目ランキングは1位:株式会社第一メカテック、2位:株式会社ミノグループ、3位:株式会社プラネットとなっています。
パッド印刷機は、印刷に使用する機械の一種です。軟らかいパッドを対象物に押し付けて印刷を行うため、平面だけではなく曲面などにも綺麗に印刷を行うことができます。色も単色に限らず様々な色を組み合わせて使用することが可能です。シリコンパッドを使用して印刷を行うため、印刷できる大きさはシリコンパッドの大きさに依存します。
樹脂製品やバッグなどの布製品、革製品など、様々なものに対して印刷を行うことができるため、ボールペンやトートバッグなど身近なものの印刷にも多く使用されています。特に、凹凸のある面にも綺麗な印刷ができるという特長から、ボールペンやマグカップなど通常の印刷では対応できないような形状に対しての印刷には必須の技術です。一方で、印刷範囲は印刷に使用するシリコンパッドの大きさに依存するため、あまり大きな製品への印刷には向いていないと言えます。
パッド印刷は、以下のような流れで行われます。印刷に使用するシリコンパッドには弾力があるため、曲面や凹凸面にも印刷可能です。また、一般的なシルク印刷に比べて乾燥が速いため、印刷直後の重ね刷りもでき、フルカラー印刷が可能という特長もあります。
パッド印刷機には、位置調整などを人が行うものと機械が自動的に行うものが存在し、用途によって使い分けられています。生産数の少ない特注品や印刷精度がそこまで高くない場合などは、一部手動のパッド印刷機でも十分に対応可能ですが、大量生産が必要なものや高い印刷精度が必要となる場合には、自動のパッド印刷機が使用されるのが一般的です。また、印刷品質はシリコンパッドの状態に依存するため、シリコンパッドの劣化やゴミの付着などには注意が必要となります。
参考文献
https://www.spacesystems.co.jp/products/list.php?category_id=158
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パッド印刷機のカタログ一覧はこちら企業
株式会社ミノグループ 上野山機工株式会社 インテックス株式会社*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2023年09月の注目ランキングベスト8
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社第一メカテック |
32.1%
|
2 | 株式会社ミノグループ |
16.8%
|
3 | 株式会社プラネット |
13.0%
|
4 | 株式会社豊成産業 |
8.4%
|
5 | 株式会社トーヨーコーポレーション |
8.4%
|
6 | スペースシステムズ株式会社 |
8.4%
|
7 | コニカミノルタ日本文化精工株式会社 |
7.6%
|
8 | 株式会社安心堂 |
5.3%
|
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2023年9月のパッド印刷機ページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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歴史のある会社
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2023年4月7日
第一メーカーテックのパッド印刷機は、出荷台数年間約1000台を誇る、性能と印刷性能に優れた機械です。
版の材質は樹脂、セラミック、スチール、ライト板など、印刷の対象物に応じて幅広く選択することができます。
印刷インキはカップから必要量だけ注がれるため、溶剤成分の揮発を最低限に抑えることができ、安定した印刷品質を長時間保つことが可能です。
アプリケーションの豊富さに優れており、前処理から乾燥までの作業を自動化することができます。
豊成産業のパッド印刷機は、印刷媒体にシリコン・ラバー素材を採用しているため、平面だけではなく二次、三次曲面や、凹凸のある面にも印刷することが可能です。
カラー分解、特色印刷とも連続的に印刷することができるため、高品質な生産が可能です。
COMEC XE20は最大5色までの印刷が可能なため、繊細な表現を求められる場面においても、優れた印刷クオリティーを発揮します。
印刷の堅牢度の高さに優れており、印刷面の剥離や劣化を抑えられる点に特徴を持ちます。
安心堂のなんでもくんは、精密機器からゴム、木材、ガラス瓶などあらゆる素材に印刷可能なパッド印刷機です。
電気不要で操作可能なため印刷場所を選ばず、セットアップが容易なため、初心者でも高いクオリティーで印刷を行うことが可能です。
シンプルな設計が特徴で、色替えや版交換が簡単にできるためメンテナンス性にも優れています。
パソコンデータ上で製版可能なことにより、製版から印刷を一貫して行えるため、制作コストを抑えることができます。
ミノグループのPPシリーズは、単色、多色印刷に対応した万能自動印刷機です。
インキトレー方式、インキカップ方式のいずれにも対応しており、動作プログラムが44種インストールされているため、幅広い印刷用途に展開可能です。
遅延タイマーが搭載されているため、エンボス加工や布など、凹凸面のある素材にも対応することができます。
シャトル装置や回転コンベアーで印刷色数を簡単に変更することができるため、操作性にも優れています。
スペースシステムズのパッド印刷機は、ターンテーブル方式、スライドテーブル方式、直線コンベア方式など、印刷の目的や規模に対応した様々な製品ラインナップが展開されています。
ターンテーブル方式は印刷速度の速さに優れており、多色機でありながら1台分と同等の速さで印刷が可能です。
スライドテーブル方式、直線コンベア方式は、複数の工程を一人の作業者で行える印刷システムで、作業の効率化と人件コストの削減に貢献します。