全てのカテゴリ
閲覧履歴
放熱シートについての概要、用途、原理などをご説明します。また、放熱シートのメーカー16社一覧や企業ランキングも掲載しております。放熱シート関連企業の2025年2月注目ランキングは1位:タツタ電線株式会社、2位:古河電気工業株式会社、3位:株式会社ニチベイパーツとなっています。
放熱シートは熱を伝えやすい(熱伝導が良い)シートで熱伝導シートと呼ばれることもあります。
シートにはシリコーンやポリオレフィンなどの樹脂素材が使われていることが多く、金属フィラーと呼ばれる細かい金属粉を含有させることで熱伝導性を高めたものもあります。最近ではカーボンを使った、俗に言う炭素繊維系の放熱シートも増えています。
熱伝導性を保ちながら電気的には絶縁させたい時にはセラミックスフィラーと呼ばれる細かいセラミックス粉を含有させて電気絶縁性を持たせることもできます。
放熱シートはパソコンや家電製品だけでなく分析装置など幅広い製品で使用されています。CPUなど発熱が大きい電子部品のほか、柔らかい特徴を活かし凹凸がある物体の温度上昇にも放熱シートは使われます。
放熱したい物体に直接貼り付けて放熱シートを介して空気中に放熱するだけでなく、放熱したい物質とヒートシンクと呼ばれるアルミや銅など熱伝導率が良い金属放熱フィンの間に貼り付けることで対象物を効率的に冷却するために使用されることもあります。
放熱を目的としたデバイスとしては放熱シート以外にヒートシンクやヒートパイプ、放熱ブロックなどがあり、これらのデバイスは主に金属製で放熱シートを上回る熱伝導率を持っています。しかし金属製で固いため放熱したい物体との密着性が悪く、その間に入る空気によって熱伝導が悪くなってしまうことがあります。
放熱シートは放熱したい物体との密着性を高めることができるためシート単体だけでなく、金属製の放熱デバイスと放熱したい物質の間にいれることで排熱の効率を高められます。
放熱シート以外に密着性を高めるものとしては放熱グリースがあります。放熱グリースは表面の細かい凹凸に密着するため空気層が入らないため熱伝導性が高く、金属フィラーなどが含有されたグリースでは熱伝導が更に上がります。しかしグリースは塗布した厚みのばらつきが大きく、熱伝導率のばらつきも生じます。それに対して放熱シートは貼るだけなので厚みのばらつきも生じず、熱伝導性も安定するという特徴があります。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | タツタ電線株式会社 |
13.7%
|
2 | 古河電気工業株式会社 |
10.4%
|
3 | 株式会社ニチベイパーツ |
8.2%
|
4 | デンカ株式会社 |
6.6%
|
5 | 石塚硝子株式会社 |
6.6%
|
6 | 日本旭立科技株式会社 |
6.0%
|
7 | 株式会社マックエイト |
6.0%
|
8 | 日東シンコー株式会社 |
5.5%
|
9 | 古河電工パワーシステムズ株式会社 |
3.8%
|
10 | ブリヂストンケービージー株式会社 |
3.3%
|
1 点の製品がみつかりました
1 点の製品
有限会社オントレーディング
760人以上が見ています
最新の閲覧: 12分前
100.0% 返答率
63.4時間 返答時間
■製品概要 「TMシート」は古河電工が長年培った絶縁テープの押出・圧延技術を応用し、熱伝導性または電磁波吸収用のフィラーを高充填しても、柔軟性のあるシ...