篠原電機株式会社

【2021年版】防錆フィルム メーカー16社一覧

防錆フィルムのメーカー16社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


防錆フィルムとは

防錆フィルムとは、防錆剤を混合または塗布したフィルムです。防錆剤としては、気化性のものが使用されています。

錆の防止は、金属製品の品質管理にとって重要な課題です。従来は防錆のために、グリースや油などでコーティングを行っていました。これらのコーティング剤は加工や組み立ての前に取り除く必要があり、その作業に人件費や設備費などのコストや、環境負荷がかかっていました。防錆フィルムは防錆油を使わずに錆を防止できるので、これらの問題が発生しません。

防錆フィルムの使用用途

防錆フィルムは、金属製品の錆防止対策として用いられます。鉄鋼用のものがよく利用されますが、非鉄鋼用のものもあります。

具体的な使用例としては、自動車用部品の保管用途が挙げられます。自動車用部品は長期間保存されることが多く、特に防錆が必要な金属製品です。従来は防錆用の防錆紙と、密閉用のポリ袋の二重包装で保管していました。防錆フィルムはヒートシールによる密閉が可能ですので、これらの機能を一枚で担うことができ、コストを下げることができます。

シートタイプはサイズが大きいものが市販されており、大型の機械の包装にも利用できます。 

防錆フィルムの原理

防錆フィルムは、ポリエチレンなどのプラスチックに気化性防錆剤を含ませたものです。この気化性防錆剤が、防錆に効果を発揮します。

気化性防錆剤が防錆フィルムから気化すると、フィルムにより密閉された空間内に充満していきます。気化性防錆剤はこの過程で、包んだ金属の表面や、空間内にある湿気などに溶け込みます。溶け込んだ防錆剤が錆の原因となる電気化学反応を抑制し、錆が発生しにくくなるのです。

気化性の防錆剤を用いているため、塗布などのコーティング法では届かなかった微細な隙間にも入り込み、隅々まで防錆を行うことができます。

防錆剤の種類によって、防錆の反応機構はさまざまです。例えば鉄鋼用の防錆フィルムに用いられる亜硝酸塩類は、結露水に溶け込むことで、酸素や水と金属の反応を抑制します。同じく鉄鋼用に使用されるアミンのカルボン酸塩類は、アミンとカルボン酸に解離したのち、金属表面で再び結合することによって防錆効果を発揮します。 

参考文献
https://www.threebond.co.jp/ja/technical/technicalnews/pdf/tech18.pdf
https://www.juntsu.co.jp/rust/rust_kaisetsu03.php
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcorr1991/43/9/43_9_511/_pdf/-char/en 

防錆フィルムのメーカー情報

防錆フィルムのメーカー16社一覧


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