ショックアブソーバのメーカー13社・58製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ショックアブソーバは振動する機械や建築物の振動を軽減する装置です。
車やバスなどの乗用車、バイク等の二輪車はサスペンションの他に、ショックアブソーバを用いて地面からの衝撃を軽減しています。
ショックアブソーバにはスプリングがついていて、ショックアブソーバが搭載されていることによって衝撃が吸収され快適な乗り心地やスムーズなステアリングが実現されています。
ショックアブソーバが古くなったり故障すると衝撃の吸収ができなくなるのでブレーキが効きづらくなってしまったり、コーナーが曲がりづらくなってしまったりします。
自動車、バス、オートバイ、鉄道といった乗り物には地面を進む衝撃を吸収するためにショックアブソーバが搭載されています。
乗用車用には伸縮式のシリンダー型ショックアブソーバが用いられますが、モータースポーツ車等車高の低い車には伸縮式の中でもスプリングの位置を可変できる車高調整式が用いられることがあります。
ほかにも、住宅等の建築の制震のためオイルダンパーや免震ダンパーと呼ばれるショックアブソーバが使用されています。
ショックアブソーバには回転式や伸縮式があり、乗り物には伸縮式が多く利用されています。
伸縮式のショックアブソーバは、スプリングの内側にショックアブソーバが内蔵されています。
衝撃を受け振動するスプリングのエネルギーをシリンダーが受けて、油圧内をゆっくり動くことで、振動を吸収しています。
このときに振動のエネルギーを熱エネルギーに変換していますので、ショックアブソーバは熱を持ちます。
伸縮式のショックアブソーバには単筒式と複筒式があります。
単筒式では、複筒式よりも単純な構造になっています。
一部オイルで満たされたシリンダーの内部を、スプリングの振動を伝えるロッドによってピストンが上下します。
ピストンには油圧がかかるので振動が減衰し、衝撃が吸収される仕組みです。
複筒式は単筒式と仕組みはほぼ同じで、単筒式のシリンダーの外側にオイル弁がついたシリンダーがさらに設けられており、単筒式よりも丈夫な設計になっています。
複筒式は、多くの乗用車に設置されています。
ショックアブソーバの劣化によりオイル漏れが発生する場合があり、車の走行距離や経年変化で劣化するので、定期的なメンテナンスが必要です。
参考文献
http://www.kybclub.com/shockabsorber/about.html
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社
小型樹脂ソフトアブソーバーでφ7と最も細い径を実現。
ストロークは15mm~60mmに対応、衝突吸収特性仕様は低荷重・中荷重・高荷重仕様からお選びいただけるので幅広いラインナップから最適な吸収特性を得ることが可能です。
その他、ピストンロッドの自己復帰スプリング有無、キャップ形状もお選びいただけるため、アプリケーションに応じて最適な仕様を選定できます。
特性のばらつきも少ないことから、2本以上の並列使用も可能です。各種産業機械やOA機器、家具などに利用が可能です。
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