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粉塵計のメーカー12社一覧や企業ランキングを掲載中! 粉塵計の概要、用途、原理もチェック!
粉塵計は、空間内の粉塵濃度を測定するための装置です。
空間内の粒子を計測する装置としては、粉塵計の他にパーティクルカウンターがあります。この2つの装置はよく似ていますが、粉塵計のほうが高濃度の測定が可能です。
粉塵計とパーティクルカウンターは、計測および表示する濃度単位が異なります。粉塵計では質量濃度、パーティクルカウンターでは個数濃度で測定・表示されます。
2つの装置間で異なる点としては、吸引速度も挙げられます。高濃度の測定に用いられる粉塵計においては、吸引速度は毎分数Lほどで十分です。一方パーティクルカウンターは、比較的粒子濃度が低い気体を測定するため吸引量を増やす必要があり、吸引速度は速いと毎分100Lのものまであります。
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粉塵計は、空間内の粉塵濃度を測定するための装置です。
空間内の粒子を計測する装置としては、粉塵計の他にパーティクルカウンターがあります。この2つの装置はよく似ていますが、粉塵計のほうが高濃度の測定が可能です。
粉塵計とパーティクルカウンターは、計測および表示する濃度単位が異なります。粉塵計では質量濃度、パーティクルカウンターでは個数濃度で測定・表示されます。
2つの装置間で異なる点としては、吸引速度も挙げられます。高濃度の測定に用いられる粉塵計においては、吸引速度は毎分数Lほどで十分です。一方パーティクルカウンターは、比較的粒子濃度が低い気体を測定するため吸引量を増やす必要があり、吸引速度は速いと毎分100Lのものまであります。
粉塵計は比較的高い濃度の粉塵を測定する装置です。使用例としては、一般的な室内、屋外の大気、または工場、トンネルなどの粉塵濃度が高い場所が挙げられます。PM2.5の測定は大気中で行われるため、粉塵計が用いられます。
これに対しパーティクルカウンターは、粉塵計と比べて粒子濃度が低い空間で使われるのが普通です。例えば医療分野や電子材料分野、食品分野の製造工場のクリーンルームなど、清浄度が高い空間での測定に適しています。
粉塵の検出には、一般にレーザーが用いられます。レーザーを粉塵に当てると、粉塵のサイズや形状、色などの性質が均一であれば、生じる散乱光の強弱は粉塵の質量濃度に比例することが知られています。レーザー粉塵計では、この散乱光の強弱を電気信号に変換することで、粉塵の質量濃度を測定しているのです。
レーザーを用いて間接的に粉塵濃度を測定する手法(相対濃度測定法)に対し、フィルターで捕集した粒子の質量を直接測定する手法は直接重量測定法と呼ばれています。レーザーによる測定は、フィルターを用いる測定に比べて少量の吸引で測定が可能で、測定時間が短いという利点があります。この利点を活かし、粉塵濃度の経時変化や分布の変化の測定に利用することが可能です。
しかし、レーザー粉塵計により得られる相対濃度は、あくまで粉塵の性状が均一である前提で間接的に求めたものです。得られた濃度の妥当性を確認したいときは、直接重量測定法との比較試験を行います。
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shasetaikai/2011.1/0/2011.1_305/_pdf/-char/ja
https://www.transtech.co.jp/product/particle-qa
http://www.kanomax.co.jp/technical/detail_0029.html