シーケンサについての概要、用途、原理などをご説明します。また、シーケンサのメーカー16社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。シーケンサ関連企業の2022年4月注目ランキングは1位:パナソニック株式会社、2位:株式会社日立産機システム、3位:富士電機株式会社となっています。
シーケンサとはPLC(プログラマブルロジックコントローラー)とも呼ばれます。そもそもシーケンサという名前は三菱電機のPLCの登録商品となります。
シーケンサはプログラムで定められた条件や順序などに従って機械や設備の動作を制御する装置です。連続量、速度、位置などを制御したり、装置間の情報伝達を行ったりすることも可能です。
シーケンサは入力部、出力部、メモリ、演算部(CPU)、電源で主に構成されています。更に入力部や出力部にはセンサーやモーターなどを接続させます。
シーケンサと比較されるものでリレー回路・リレー制御が存在しますが、制御方法は両者変わらず、制御量が多くなるほど配線がいらないシーケンサを用いるメリットが現れます。手間やコスト面からシーケンサを利用することが多くなります。
シーケンサは様々な用途で使用されています。例えば洗濯機やエアコンといった家電、エレベーターや自動ドア、自動販売機といった自動機械、ボイラーやポンプといった産業用機械など幅広いです。
これまではスタートやストップといったシンプルな機械制御のみでシーケンサが用いられてきましたが、近年では自動データ収集や複雑な信号処理など、大規模な制御機器にも採用されています。
まずセンサーやプッシュボタンなどから入力信号がシーケンサの入力部へ送信されます。シーケンサ内ではあらかじめ書き込んであるプログラムに基づき判断が行われます。最後にシーケンサの出力部からモーターやランプなど機器へ出力されることで動作が実行されます。プログラムや入出力機器のオン・オフ情報に関しては、シーケンサのメモリに格納されています。
プログラムはシーケンス回路をロジック化しているラダー図方式が頻繁に用いられます。各社の機器ごとにプログラミングツールが存在し、それを用いてラダー図を編集します。
シーケンサでは扱えるデータの種類として1ビットデータ、パルスデータ、アナログデータの3種類が存在します。1ビットデータはオン・オフの信号を表します。パルスデータは連続した高速のオン・オフ信号を表します。アナログデータは1と0だけでなく1~0の様に連続したデータを表します。アナログデータは温度計や圧力計など計測機器で使用されることが多いです。
参考文献
https://www.upr-net.co.jp/case/iot/usecase-27.html
https://www.fa.omron.co.jp/guide/technicalguide/26/283/index.html
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シーケンサのカタログ一覧はこちら企業
横河電機株式会社 株式会社カナデン ヤマト科学株式会社*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年4月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | パナソニック株式会社 | 18.9% |
2 | 株式会社日立産機システム | 11.7% |
3 | 富士電機株式会社 | 10.2% |
4 | 横河電機株式会社 | 9.2% |
5 | オムロン株式会社 | 8.2% |
6 | 三菱電機株式会社 | 6.6% |
7 | 株式会社内山電機製作所 | 5.1% |
8 | 株式会社ジェイテクト | 4.6% |
9 | フエニックス・コンタクト株式会社 | 3.6% |
10 | 大倉電気株式会社 | 3.1% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年4月のシーケンサページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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