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【2021年版】漏液センサー5選 / メーカー4社一覧

漏液センサーのメーカー4社・12製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


漏液センサーとは

漏液センサーとは、薬液や水などの液体が漏れた状況を検出するセンサーであり、生産設備などで取り扱う薬液の貯蔵タンクで漏れが生じた場合、大量の薬液流出に伴う薬害を初期段階の漏れで防ぐ安全対策として利用されています。

近年では検出技術の向上により、液体の導電性を利用する従来の検出方式以外に、ファイバーセンサーを利用した検出方法が確立されるなど、さまざまな薬液を含む液体に対して対応できるようになっています。

漏液センサーの使用用途

薬液や純水などの液体を使用する生産設備や機械の配管や配管継手、液体の貯蔵タンクや送液ポンプ、冷却配管に生じる結露、ドラフトチャンバなどにおいて、液漏れが原因で発生する装置や機器への損害や人的被害を防止するため、これら周辺に漏液センサーを設置することで早期の液漏れ検出に利用されています。

また、防爆エリアにおける生産設備や機器が使用する油圧シリンダなどの油圧駆動機器のオイル漏洩検知や、施設床下の漏水や漏液検知など、さまざまな用途で漏液センサーは利用されています。

漏液センサーの原理

漏液センサーは、主に液体の導電性を利用して検出する接触式検出方式と、ファイバーセンサーなどの反射と透過を利用して検出する接触・非接触式方式に大別されます。

液体の導電性を利用して検出する接触式の漏液センサーは、2本の電極間で液体が接触すると、液体を介した導電により電流が流れるセンサー部と、電極間抵抗を検知する検出器によって構成され、漏液が発生していない場合、オープン回路となり漏液を検知しません。

一般的にこの検出方式を用いた漏液センサーは、センサー部の形状が線状のため、長距離検出や往復させることでの広域検出、更には巻き付けて検出するなども可能です。

ファイバーセンサーを用いた反射と透過を利用して検出する接触・非接触式方式の漏液センサーは、センサー部に赤外線の投受光機構を内蔵し液体の反射を利用して漏液を検出します。

一般的にこの検出方式を用いた漏液センサーは、センサー部がテフロン樹脂に覆われており、薬液や防爆仕様に対応することも可能です。

漏液センサーの種類

漏液センサーの種類ですが、検知方式については2本の検知帯である漏水・漏液センサ部の抵抗の変化により、漏水・漏液を検知する方式が一般的です。検出部の検知帯の形状や材質、機能の違いでいくつかの種類に分かれます。

形状による違いで種類が分かれるものについては、ベーシックな帯上の形状をしている検知帯とポイントタイプの検知帯があります。帯状のものは、敷設したセンサ部の箇所であればどこでも漏水・漏液を検知することができます。またポイントタイプについては、その名の通り漏水・漏液を1か所で検知するタイプで、漏水漏液箇所が絞られその箇所でのみ検知する場合に使用されます。

材質や機能による違いで種類が分かれるものについては、検知帯の設置場所を考慮したものでいくつか種類が分かれます。一般的なタイプに比べて耐高温性や薬品性に優れており材質が異なるものや、埃・湿度などが高い環境で使用できるもの、床に敷設するものとは異なり配管用に設置できるものなどがあります。またそのほかにも、高感度のものや形状は一般的な帯状の検知帯で、検知帯のどの場所で検知したかわかる位置検出機能がついた漏水検知帯などもあり、様々な種類があります。

漏液センサーの仕組み

抵抗の変化による検出のため、一度漏水・漏液を検知した後は、水もしくは液体をふき取ることで、正常状態の抵抗値範囲に戻すことができるので、すぐにセンサーとして復帰して使用できるものが一般的です。

各社メーカーが出している漏水検知器と併せて漏液センサーを接続し使用します。検知帯と検知器の組み合わせにより敷設できる検知帯の長さが異なるため、検出したい範囲に合わせて選定が必要になります。

検知帯1本あたりの長さ制約と、並列接続できる制約があるものもあるため、接続できる検知帯の長さと検出できるトータルの長さが異なることもあります。

よく使用される用途例としては、水や液体を用いる産業機器の工場などが多く、データセンターや半導体製造工場のほか、空調機や冷却配管、床下配管などに使用されることがあります。

参考文献
https://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/commentary/leakagesensor_tg_j_1_1.pdf
https://www.fa.omron.co.jp/guide/technicalguide/48/182/index.html

漏液センサーのメーカー情報

漏液センサーのメーカー4社一覧


漏液センサーのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 オムロン株式会社
  2. 2 エイブリック株式会社
  3. 3 日本電産コパル電子株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 エイブリック株式会社
  2. 2 日本電産コパル電子株式会社
  3. 3 東横化学株式会社

歴史のある会社

  1. 1 オムロン株式会社
  2. 2 東横化学株式会社
  3. 3 日本電産コパル電子株式会社

漏液センサー5選

汎用型漏液センサRS-1000シリーズ

東横化学株式会社 汎用型漏液センサRS-1000シリーズ 画像出典: 東横化学株式会社公式サイト

特徴

汎用型漏液センサRS-1000シリーズは、制御部と検知部を組み合わせて使うタイプの漏液センサーです。1台の制御部に対して検知部を最大10個まで接続し、広い範囲の漏液を検知することができるため、漏液を監視する箇所が多い場合に適しています。

漏液の検知方式は光学方式を採用しており、液体の種類にかかわらず検知が可能です。安価なことに加えて、センサーの設置に際して特別な調整も必要ないため、製品を導入するハードルが低くなっています。

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汎用型漏液センサRS-3000シリーズ

東横化学株式会社 汎用型漏液センサRS-3000シリーズ 画像出典: 東横化学株式会社公式サイト

特徴

東横化学株式会社の汎用型漏液センサRS-3000シリーズは、光の屈折原理を利用した漏液を検知するセンサで、特徴としては、光屈折部の形状を最適に設計することで、低粘性の液体をすばやく検知できる点が挙げられます。

また検知部の据付不良や断線なども検出が可能で、センサの作動異常をいち早く知ることができます。

主な用途は、半導体製造装置の液漏れ検出ですが、各種工場床の液漏れ、マンション床下の液漏れ検出など、幅広い用途で利用可能です。

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液漏れ検知センサ WL10

日本電産コパル電子株式会社 液漏れ検知センサ WL10 画像出典: 日本電産コパル電子株式会社公式サイト

特徴

液漏れ検知センサ WL10は直径25mm、厚みが10mmとコンパクトかつ薄型の漏液センサーです。漏液の検知に遮光板と増幅回路を必要とせず、使用する場所や環境を選びません。

2種類ある本体ケースのうち、PPタイプのケースは主に水が検知対象ですが、PFAタイプのケースを選ぶことで腐食性液体の液漏れ検知にも使用できるようになります。同社独自の光学技術を漏液検知に活かしており、幅広い用途で用いることが可能です。

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漏液検出器K7L-AT50/ AT50D

オムロン株式会社 漏液検出器K7L-AT50/ AT50D 画像出典: オムロン株式会社公式サイト

特徴

長距離配線用漏液検出器K7L-U/ UDは、漏液の検知に電極間抵抗検知方式が採用された漏液センサーです。検知方式の特性からIPAや純水など、導電率が低い液体でも問題なく液漏れを検出できます。

交流を用いて漏液の検知に必要な信号を供給しており、電極の劣化を引き起こす電触現象は生じません。漏液検知帯の電極部にSUS316、絶縁被覆部にポリエチレンを使用することで酸やアルカリに対する耐薬品性が向上しています。

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バッテリレス漏水センサ

エイブリック株式会社 バッテリレス漏水センサ 画像出典: エイブリック株式会社公式サイト

特徴

バッテリレス漏水センサは漏水が生じた際にその水を利用して発電する機構を採用した漏水の検知に電源やバッテリーを必要としない漏液センサーです。電源やバッテリーをなくしたことで、電源工事やバッテリー交換の手間やコストがかかりません。

無線タグとセンサリボンから構成され、Bluetoothによる無線で漏水を知らせる方式なので通信配線の配線工事も不要です。わずか150μl/minという少量の漏水の検知が可能で、サーバールームや機械室をはじめとする水を嫌う環境での使用に適しています。

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漏液センサーの12製品一覧

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