震度計のメーカー15社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
震度計とは、地震によって生じる揺れを観測し、揺動を電気信号に変換することで震度を数値や波形の情報として表示することができる計測器のことです。
体感による観測では、根拠が不十分なため、現在は、地震の計測に関して気象庁で震度計を用いて全面的に計測することを定め、数値化することによって客観的な観測を実施しています。
震度は、5,6は弱と強の2段階に分割し、1から6強までの10階級で表されています。
ここで、震度計の使用用途について説明します。
震度計は、地震による揺動を感知して、情報の伝達や避難勧告など、素早い対応を行うために利用されています。
気象庁が定めたガイドラインがあり、
というように、地震発生から時系列に沿って震度計から観測された情報を元に対応を行います。
震度計を使用してでリアルタイムに正確な震度を観測することで、迅速な状況把握と避難勧告や二次災害の警戒などの対応を素早く行うことに役立てています。
工場やビル、大型商業施設など大規模な人が集まる建物などで、震度計を利用することで、素早い避難対応や防災活動に活用している事例もあります。
続いて、震度計の原理について説明します。
震度計は、計測部分と、計算処理部分から構成されています。
計測部分に加速度計を用いており、観測された揺動の加速度と揺動周期を電気信号に変換しています。
震度計に用いている加速度計の種類によって、水平方向の揺れや、様々な方向の揺れに対応しているものに分かれます。
揺動を電気信号に変換した後、計算処理部分で気象庁が定めるアルゴリズムに基づいて震度を算出します。
震度計は、計測と計算処理による震度算出の他に、地震を観測した時刻、震度階級、最大深度などの情報を合わせて表示することが出来、メモリーなどの記憶媒体を内蔵している場合は、観測された震度の情報をデータとして保持することが出来ます。
参考文献
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/shindo-kansoku/index1.html
https://www.meisei.co.jp/products/earthq/earthq_earthq/p831
https://www.mitutoyo.co.jp/products/jishin/keisoku.html
https://www.imv.co.jp/products/seismometer/monitor/sw92/
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