加速度計のメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
加速度計とは、物体の振動や運動を検出して、これを電気的に変換することで、単位時間当たりの速度の変化率である加速度を計測することができる装置のことです。
加速度計を用いることによって、車両が走行する際の加速度や、機械などの振動を感知して測定することが出来ます。また、振動や傾きなどの情報をデータとして収集することが出来ます。
加速度計では、大きく4つの種類に分かれており、圧電型、サーボ型、ひずみゲージ式、半導体式などがあります。
ここで、加速度計の使用用途について説明します。
加速度計は、自動車業界はもちろんのこと、工作機械などを使用する様々な生産業界や、電子機器や金属などを扱う分野などの、幅広い分野に活用されています。
加速度計は、自動車業界のエンジンテストなどで使用されていますが、これ以外にも研究の試験や開発の目的で使用されたり、生産業における計測や異常検知の目的で使用されたりしています。
振動や動きを感知することができるという点では、例えば、揺れや振動を伴う輸送中などに、製品の品質が損なわれることがないかなどを調べる製品の耐久試験や、急な故障によるコストの肥大化などは企業経営に打撃を与えることから、機器の故障などを未然に防ぎ、メンテナンスに生かすためのデータ計測などに用いられています。
続いて、加速度計の原理について説明します。
加速度計が振動や加速度を計測することができる原理は、加速度計の種類によって異なります。
例えば、圧電型の加速度計の場合は、センサーの内部にある圧電素子用いて物体の動きを感知し、振動や加速度に伴って発生する力によって圧電素子が伸縮し、電荷を出力することを利用しています。
ひずみゲージ式の加速度計の場合は、加速度が加わることによって加速度計の内部の重錘に慣性力が働くことによってひずみが生まれ、このひずみの量をゲージで検知することによって加速度を計測します。
参考文献
https://www.jp.omega.com/prodinfo/accelerometers.html
https://tml.jp/knowledge/transducers/acceleration-example.html
https://www.keyence.co.jp/ss/products/recorder/lab/acceleration/applications.jsp
https://www.kyowa-ei.com/jpn/technical/sensors/acceleration.html
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社
Metoreeに登録されている加速度計のカタログ一覧です。無料で各社カタログを一括でダウンロードできるので、製品比較時に各社サイトで毎回情報を登録する手間を短縮することができます。