全てのカテゴリ
閲覧履歴
水分計のメーカー89社一覧や企業ランキングを掲載中!水分計関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:英弘精機株式会社、2位:株式会社Y.E.I.、3位:株式会社チノーとなっています。 水分計の概要、用途、原理もチェック!
水分計とは物質に含まれる水分量を測定する機器のことです。
気体・液体・固体いずれの状態に対しても、それぞれ測定可能な装置があります。水分計の種類としては乾燥法、カール・フィッシャー法、赤外線吸収法、誘電率法などが挙げられ、研究室で使われるものとしては乾燥法、もしくはカール・フィッシャー法の水分計が代表的です。
水分計は用途によっても分類されており、食品や土壌、コンクリートなどの水分測定で用いられています。食品中の水分量の測定はISOやJASなどの公定法で測定手法が定められているものもあり、水分計の中には規格に対応している装置もあります。
関連キーワード
2025年5月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 英弘精機株式会社 |
7.5%
|
2 | 株式会社Y.E.I. |
6.2%
|
3 | 株式会社チノー |
5.5%
|
4 | 株式会社島津製作所 |
5.5%
|
5 | 京都電子工業株式会社 |
2.7%
|
6 | メトラー・トレド株式会社 |
2.7%
|
7 | 株式会社サンコウ電子研究所 |
2.7%
|
8 | 株式会社テストー |
2.7%
|
9 | 株式会社ニンバス |
2.7%
|
10 | 株式会社山崎精機研究所 |
2.1%
|
18 点の製品がみつかりました
18 点の製品
株式会社Y.E.I.
150人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の早い企業
100.0% 返答率
11.2時間 返答時間
洗浄液 (準水系洗浄剤) 水分計加工品は、洗浄によって品質の向上がはかられています。その洗浄には、これまでフロン113やトリクロロエタ...
株式会社日比谷アメニス
300人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の早い企業
100.0% 返答率
7.2時間 返答時間
木質バイオマス発電。注目の再生可能エネルギーです。バイオマス発電用の燃料は、PKSをはじめ木質ペレットやおがくずなど、さまざまな由...
株式会社ケツト科学研究所
410人以上が見ています
最新の閲覧: 2時間前
返信の早い企業
100.0% 返答率
7.0時間 返答時間
増加する外国産米の水分測定の要求に応え、本器ライスタf5は外国産の玄米と精米の測定に主眼を置いております。一括りに外国産米と言っ...
株式会社ケツト科学研究所
480人以上が見ています
最新の閲覧: 2時間前
返信の早い企業
100.0% 返答率
7.0時間 返答時間
ライスタシリーズは1961年 (昭和36年) の発売以来多くのモデルを経て、現在も多くの皆様にご使用いただいている小型水分計シリーズで...
株式会社ケツト科学研究所
350人以上が見ています
最新の閲覧: 11分前
返信の早い企業
100.0% 返答率
7.0時間 返答時間
本器は、米麦水分計のスタンダード器であるPB-1D3をベースとした、輸入米の水分測定が可能な米穀用水分計です。ハンディタイプの米麦水...
株式会社ケツト科学研究所
300人以上が見ています
最新の閲覧: 18時間前
返信の早い企業
100.0% 返答率
7.0時間 返答時間
「米麦単粒水分計PQ-520」は、試料の水分を一粒ずつ高速に、しかも連続的に測定する器械です。このような測定方式をとることで多量の試...
株式会社ケツト科学研究所
310人以上が見ています
最新の閲覧: 13時間前
返信の早い企業
100.0% 返答率
7.0時間 返答時間
■特徴 ・米粉と原料精米の水分測定 ・平均水分表示 ・自動温度補正、自動穀温補正機能搭載 ■測定範囲 ・米粉:11.0〜20.0% (試料温度...
株式会社ケツト科学研究所
280人以上が見ています
最新の閲覧: 22時間前
返信の早い企業
100.0% 返答率
7.0時間 返答時間
農業ICT。昨今にわかに盛り上がりを見せているキーワードです。農作物の情報をリアルタイムに収集し、分析して収益向上を目指すというIC...
株式会社ケツト科学研究所
340人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の早い企業
100.0% 返答率
7.0時間 返答時間
■特徴 ・ライスタf2に無線通信機能搭載 ・測定値と平均値をPCへ送信 ・測定毎に専用ソフトを介してExcelに貼付 ・通信距離は障害物がな...
株式会社ケツト科学研究所
580人以上が見ています
最新の閲覧: 22時間前
返信の早い企業
100.0% 返答率
7.0時間 返答時間
HM-540は木材表面を傷つけることなく、軽く押し当てるだけで測定できる高周波容量式の水分計です。 建築用の製材が内部まで乾燥するに...
株式会社ケツト科学研究所
460人以上が見ています
最新の閲覧: 1時間前
返信の早い企業
100.0% 返答率
7.0時間 返答時間
本器「木材水分計MT-730」は、従来から広く活用されている電気抵抗式を採用した木材水分計です。 木材は乾燥するまでに相当な時間を要...
株式会社阪神交易
220人以上が見ています
最新の閲覧: 6時間前
返信の早い企業
100.0% 返答率
6.3時間 返答時間
■「含水率」。スピーディチェック。「乾き」「湿り」を瞬時にチェック。素材の含水率が一目でわかるポータブル水分計 2つの電極スパイク...
旭光通商株式会社
280人以上が見ています
最新の閲覧: 3時間前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
19.8時間 返答時間
■概要 SM150Tは、40年以上にわたる現場計測機器の設計・製造の経験に基づき、システムインテグレーションに最適な土壌水分センサーを実...
旭光通商株式会社
250人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
19.8時間 返答時間
■概要 ML3は誘電率測定方式 (ADR法) により、土壌水分量と温度を測定します。密封されたプラスチックの本体は、直接土壌に挿入する2つの...
A-Gas Japan 株式会社
360人以上が見ています
最新の閲覧: 11時間前
4.0 会社レビュー
100.0% 返答率
44.6時間 返答時間
■特徴 8種類の木材分類から選択
A-Gas Japan 株式会社
200人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
4.0 会社レビュー
100.0% 返答率
44.6時間 返答時間
■特徴 ・測定範囲が幅広く、木材・生コンクリート・革など様々な素材に使用できます ・自動温度補正機能、自己調整回路内蔵なのでより精...
A-Gas Japan 株式会社
440人以上が見ています
最新の閲覧: 11時間前
4.0 会社レビュー
100.0% 返答率
44.6時間 返答時間
■特徴 ・農業等の土壌管理に ・芝生管理等に
京都電子工業株式会社
140人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
23.7時間 返答時間
容量滴定法と電量滴定法の良いところを兼ね備えた画期的な水分計です。2つの滴定法を並行して行うことで、水分量の不明な未知試料も簡単...
水分計とは物質に含まれる水分量を測定する機器のことです。
気体・液体・固体いずれの状態に対しても、それぞれ測定可能な装置があります。水分計の種類としては乾燥法、カール・フィッシャー法、赤外線吸収法、誘電率法などが挙げられ、研究室で使われるものとしては乾燥法、もしくはカール・フィッシャー法の水分計が代表的です。
水分計は用途によっても分類されており、食品や土壌、コンクリートなどの水分測定で用いられています。食品中の水分量の測定はISOやJASなどの公定法で測定手法が定められているものもあり、水分計の中には規格に対応している装置もあります。
物質中の水分を測定する業界は多岐にわたっており、食品から工業製品、木材など様々な測定対象に対して水分計は使われています。特に食品は形状や水分量、管理値などが製品によって異なるため、用いる水分計と測定手順も製品に合わせて都度最適化しなければなりません。
米や小麦などの食品業界では、天秤と乾燥機も備えられた乾燥法による水分計が使われています。一方、味噌や油などの食品業界や有機溶媒に溶解する素材を扱う材料メーカーなどで使用される水分計はカール・フィッシャー法が一般的です。
その他、土壌の水分を測定するテンシオメーター法による水分計、コンクリートの水分量を測定する高周波容量式水分計なども使われています。
水分計は手法によって測定法が大きく異なり、質量変化から水分量を見積もる乾燥法、水と定量的に化学反応を起こすことで水分量を求めるカール・フィッシャー法、サンプルの静電容量の変化から求めるキャパシタンス法などが挙げられます。
図1. 乾燥法の原理
乾燥法は非常に単純な手法で、乾燥前のサンプルの質量を測った後に100℃前後まで加熱した恒温槽に3時間程度放置させて水分を蒸発させたあとの質量を測定し、差分から水分量を求める方法です。
乾燥機と精密天秤が組み合わされた水分計も販売されており、温度と時間を管理しながら測定することができます。乾燥法は穀物などの食品における公定試験法として定められていることが多いです。
図2. カール・フィッシャー法の反応式
カール・フィッシャー法の水分計ではメタノールなど炭素数が少ないアルコールとピリジンなどの有機塩基の存在下で二酸化硫黄、ヨウ素と定量的に反応した水の量を求めます。
水分の定量は陽極でヨウ化物イオンから生成したヨウ素の消費量から求める電量滴定法が用いられることが多いです。なお、アスコルビン酸などの還元性を示す化合物は別の化学反応によってヨウ素を消費してしまうためカール・フィッシャー法による水分測定を行うことができません。
図3. テンシオメーターの仕組み
テンシオメーターは土壌の水分を測定する手法の一つです。
多孔性の素焼きカップをパイプに接着させて中に水を充填させ、カップを土壌に挿した状態で圧力変化を測定して、水分がどれだけ土壌へ染み出したか測定する方法です。なお、テンシオメーターは乾燥した土壌では隙間が生じやすいため高精度な測定を行うことができません。
土壌やコンクリートなど、比誘電率が水に対して十分小さい物質の中に含まれる水を測定する際に用いる方法です。
2つの電極の間にサンプルを挟み、電圧をかけることで静電容量を測定し、変化量から水分量を求めます。以前は比較的精度が悪いという欠点がありましたが、最近は精度が向上しており、測定も容易であるため施工現場などで用いられることが多いです。
水分は大気やサンプル以外の物質にも含まれているため、水分計を使用する際には測定環境にも注意が必要です。特に微量の水分を測定する際は実験室の湿度、サンプルが大気と接触する時間が変化すると測定値が変化する可能性があります。
また、カール・フィッシャー法では配管の継手などの隙間から水分が混入しないように継手を確実に締める必要があるほか、測定時に流している窒素などの不活性ガスに含まれる水分もシリカゲルなどの乾燥剤で予め除去しなければなりません。
参考文献
https://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/93/06-01.pdf
https://www.aichi-inst.jp/other/up_docs/no194_02.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/structcivil/59A/0/59A_1112/_pdf