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水分計のメーカー92社一覧や企業ランキングを掲載中!水分計関連企業の2025年7月注目ランキングは1位:英弘精機株式会社、2位:RADWAG Japan、3位:株式会社Y.E.I.となっています。 水分計の概要、用途、原理もチェック!
水分計とは物質に含まれる水分量を測定する機器のことです。
気体・液体・固体いずれの状態に対しても、それぞれ測定可能な装置があります。水分計の種類としては乾燥法、カール・フィッシャー法、赤外線吸収法、誘電率法などが挙げられ、研究室で使われるものとしては乾燥法、もしくはカール・フィッシャー法の水分計が代表的です。
水分計は用途によっても分類されており、食品や土壌、コンクリートなどの水分測定で用いられています。食品中の水分量の測定はISOやJASなどの公定法で測定手法が定められているものもあり、水分計の中には規格に対応している装置もあります。
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2025年7月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
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1 | 英弘精機株式会社 |
15.9%
|
2 | RADWAG Japan |
12.7%
|
3 | 株式会社Y.E.I. |
11.1%
|
4 | 株式会社島津製作所 |
9.5%
|
5 | 株式会社サンコウ電子研究所 |
4.8%
|
6 | 株式会社ケツト科学研究所 |
4.8%
|
7 | 株式会社日本製衡所 |
3.2%
|
8 | フリアーシステムズジャパン株式会社 |
3.2%
|
9 | A-Gas Japan 株式会社 |
3.2%
|
10 | メトラー・トレド株式会社 |
3.2%
|
28 点の製品がみつかりました
28 点の製品
株式会社ケツト科学研究所
430人以上が見ています
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100.0% 返答率
7.0時間 返答時間
「そば水分計PM-630/631」は、そばの水分と容積重を同時に測定できる器械です。 測定原理には、試料の質量・温度・高周波容量を測定・演...
株式会社ケツト科学研究所
410人以上が見ています
最新の閲覧: 1時間前
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7.0時間 返答時間
「そば水分計PM-630/631」は、そばの水分と容積重を同時に測定できる器械です。 測定原理には、試料の質量・温度・高周波容量を測定・演...
株式会社ケツト科学研究所
370人以上が見ています
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本器は、農産物検査規格指定の電気水分計・電気式穀粒計です。測定対象は農産物検査対象品目を網羅しておりますので、一台でさまざまな...
株式会社ケツト科学研究所
440人以上が見ています
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穀類水分計PM-650は、さまざまな試料の水分と容積重を同時に測定できる器械です。測定原理には、試料の質量・温度・高周波容量を測定・...
株式会社ケツト科学研究所
400人以上が見ています
最新の閲覧: 1秒前
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無洗米は、表面加工方法の特徴により通常の精米とは電気的特性が異なるため、普通精米用の電気水分計では正確な水分測定ができません。...
株式会社ケツト科学研究所
700人以上が見ています
最新の閲覧: 11時間前
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HM-540は木材表面を傷つけることなく、軽く押し当てるだけで測定できる高周波容量式の水分計です。 建築用の製材が内部まで乾燥するに...
株式会社ケツト科学研究所
430人以上が見ています
最新の閲覧: 10時間前
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コンクリート・モルタル水分計「HI-520-2」は、測定方式に高周波容量方式を採用しているため、検出部を測定対象に押し当てるだけで水分...
株式会社サンコウ電子研究所
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5.0 会社レビュー
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■特長 住宅・ビルなどの湿気状態を、2つのモードで表面および内部を即座に探査・測定できます。 ※アンフェノール社製
株式会社サカキコーポレーション
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5.5時間 返答時間
■概要 ・静電容量方式による高精度測定、表裏各面アナログ電圧出力 ・葉との疑似性が高く、長期信頼性の高い製品設計 葉表面水分センサ...
A-Gas Japan 株式会社
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最新の閲覧: 1日前
4.0 会社レビュー
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■特徴 8種類の木材分類から選択
2種類の品番
新日本通商株式会社
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■概要 ハンディ水分計AM-Ⅲは、あらゆる種類の紙や板紙を瞬時に非破壊で測定できます。巻取り中のペーパーロール、スタック紙、リーム紙...
フォス・ジャパン株式会社
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67.6時間 返答時間
■詳細 ・高周波 (149mHz) を用いた高精度水分測定装置。高水分穀物サンプルでも安定した測定を行え、水分と同時に容積重、サンプル温度...
株式会社 大源商会
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100.0% 返答率
22.0時間 返答時間
■概要 ・オーストリア製の高周波木材水分計です。 ・ピンレス高周波式なので樹種を選んで木材にタッチするだけで瞬時に測定可能。 ・大...
株式会社藤原製作所
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99.2時間 返答時間
■簡便にサイレージの水分測定が可能 ・TDR方式で簡便にサイレージの水分を測定できます。 ・サイレージにセンサを挿入して、データをBlu...
マイクロメジャー株式会社
40人以上が見ています
今までにない高精度測定が可能、減衰式に比べ精度が格段に向上しています。 ■高精度時間測定型マイクロ波水分計とは 電波は光と同じく1...
マイクロメジャー株式会社
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今までにない高精度測定が可能、減衰式に比べ精度が格段に向上しています。 ■高精度時間測定型マイクロ波水分計とは 電波は光と同じく1...
マイクロメジャー株式会社
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今までにない高精度測定が可能、減衰式に比べ精度が格段に向上しています ■高精度時間測定型マイクロ波水分計とは 電波は光と同じく1秒...
マイクロメジャー株式会社
30人以上が見ています
MDF、合板用機種で厚さ3〜20mmまで測定可能です。 ■高精度時間測定型マイクロ波水分計とは 電波は光と同じく1秒間に地球7周半します。...
マイクロメジャー株式会社
20人以上が見ています
厚水分含有物を幅広く測定し内部水分まで透過測定できます。 ■減衰型 (従来品) マイクロ波水分計とは 受信器は測定物を挟んで発信器の...
マイクロメジャー株式会社
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角材用水分計、厚さ180mmまで認定されています。住木センター認定機。認定番号:2-01-003 ■減衰型 (従来品) マイクロ波水分計とは 受信...
マイクロメジャー株式会社
30人以上が見ています
ラミナ専用水分計。高機能型で数多くの実績と安定した動作が自慢です。 ■減衰型 (従来品) マイクロ波水分計とは 受信器は測定物を挟ん...
マイクロメジャー株式会社
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ポリエチレン (プラスチック、樹脂) ペレットが入ったフレコンバックの底に溜まった水分を検出します。 ■減衰型 (従来品) マイクロ波水...
マイクロメジャー株式会社
40人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
■ピンレス、タッチ式 タッチ式ですので測定対象物に軽く押しあてるだけで簡単に測定できます ■住木センター認定機・日本製 HS-200は公...
マイクロメジャー株式会社
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■ポリエチレンペレット (プラスチック、樹脂) 用 ポリエチレン (プラスチック、樹脂) ペレットが入っているフレコンバック袋の底...
マイクロメジャー株式会社
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■認定 HM-10は公財) 日本住宅・木材技術センターによる「針葉樹製材に用いる含水率計の性能認定」で優良含水率計として認定されました。...
マイクロメジャー株式会社
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■ピンレス、タッチ式 タッチ式ですので測定対象物に軽く押しあてるだけで簡単に測定できます。ラフ材も計測可能です。HS-200はセンサが...
マイクロメジャー株式会社
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■内部水分まで測定 高周波式では計測できない、中心部の内部水分まで含めた全体の平均水分を正確に測定します ■小型 HM-10に比べて、セ...
水分計とは物質に含まれる水分量を測定する機器のことです。
気体・液体・固体いずれの状態に対しても、それぞれ測定可能な装置があります。水分計の種類としては乾燥法、カール・フィッシャー法、赤外線吸収法、誘電率法などが挙げられ、研究室で使われるものとしては乾燥法、もしくはカール・フィッシャー法の水分計が代表的です。
水分計は用途によっても分類されており、食品や土壌、コンクリートなどの水分測定で用いられています。食品中の水分量の測定はISOやJASなどの公定法で測定手法が定められているものもあり、水分計の中には規格に対応している装置もあります。
物質中の水分を測定する業界は多岐にわたっており、食品から工業製品、木材など様々な測定対象に対して水分計は使われています。特に食品は形状や水分量、管理値などが製品によって異なるため、用いる水分計と測定手順も製品に合わせて都度最適化しなければなりません。
米や小麦などの食品業界では、天秤と乾燥機も備えられた乾燥法による水分計が使われています。一方、味噌や油などの食品業界や有機溶媒に溶解する素材を扱う材料メーカーなどで使用される水分計はカール・フィッシャー法が一般的です。
その他、土壌の水分を測定するテンシオメーター法による水分計、コンクリートの水分量を測定する高周波容量式水分計なども使われています。
水分計は手法によって測定法が大きく異なり、質量変化から水分量を見積もる乾燥法、水と定量的に化学反応を起こすことで水分量を求めるカール・フィッシャー法、サンプルの静電容量の変化から求めるキャパシタンス法などが挙げられます。
図1. 乾燥法の原理
乾燥法は非常に単純な手法で、乾燥前のサンプルの質量を測った後に100℃前後まで加熱した恒温槽に3時間程度放置させて水分を蒸発させたあとの質量を測定し、差分から水分量を求める方法です。
乾燥機と精密天秤が組み合わされた水分計も販売されており、温度と時間を管理しながら測定することができます。乾燥法は穀物などの食品における公定試験法として定められていることが多いです。
図2. カール・フィッシャー法の反応式
カール・フィッシャー法の水分計ではメタノールなど炭素数が少ないアルコールとピリジンなどの有機塩基の存在下で二酸化硫黄、ヨウ素と定量的に反応した水の量を求めます。
水分の定量は陽極でヨウ化物イオンから生成したヨウ素の消費量から求める電量滴定法が用いられることが多いです。なお、アスコルビン酸などの還元性を示す化合物は別の化学反応によってヨウ素を消費してしまうためカール・フィッシャー法による水分測定を行うことができません。
図3. テンシオメーターの仕組み
テンシオメーターは土壌の水分を測定する手法の一つです。
多孔性の素焼きカップをパイプに接着させて中に水を充填させ、カップを土壌に挿した状態で圧力変化を測定して、水分がどれだけ土壌へ染み出したか測定する方法です。なお、テンシオメーターは乾燥した土壌では隙間が生じやすいため高精度な測定を行うことができません。
土壌やコンクリートなど、比誘電率が水に対して十分小さい物質の中に含まれる水を測定する際に用いる方法です。
2つの電極の間にサンプルを挟み、電圧をかけることで静電容量を測定し、変化量から水分量を求めます。以前は比較的精度が悪いという欠点がありましたが、最近は精度が向上しており、測定も容易であるため施工現場などで用いられることが多いです。
水分は大気やサンプル以外の物質にも含まれているため、水分計を使用する際には測定環境にも注意が必要です。特に微量の水分を測定する際は実験室の湿度、サンプルが大気と接触する時間が変化すると測定値が変化する可能性があります。
また、カール・フィッシャー法では配管の継手などの隙間から水分が混入しないように継手を確実に締める必要があるほか、測定時に流している窒素などの不活性ガスに含まれる水分もシリカゲルなどの乾燥剤で予め除去しなければなりません。
参考文献
https://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/93/06-01.pdf
https://www.aichi-inst.jp/other/up_docs/no194_02.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/structcivil/59A/0/59A_1112/_pdf