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パーティクルカウンターのメーカー29社一覧や企業ランキングを掲載中!パーティクルカウンター関連企業の2025年7月注目ランキングは1位:ベックマン・コールター株式会社、2位:ケンブリッジフィルターコーポレーション株式会社(旧:近藤工業株式会社)、3位:ニッタ株式会社となっています。 パーティクルカウンターの概要、用途、原理もチェック!
パーティクルカウンターとは、空気中や水中に浮遊する微粒子の数を測定する装置です。
なお、パーティクルカウンターは、微粒子計測器とも呼ばれています。ある程度の清浄度が必要とされ、かつ確保されている空間、例えばクリーンルームなどの空間環境管理を目的として使用されます。
2025年7月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
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1 | ベックマン・コールター株式会社 |
18.0%
|
2 | ケンブリッジフィルターコーポレーション株式会社(旧:近藤工業株式会社) |
12.8%
|
3 | ニッタ株式会社 |
12.0%
|
4 | 株式会社パーティクルプラス |
10.5%
|
5 | 株式会社インテクノス・ジャパン |
5.3%
|
6 | 柴田科学株式会社 |
5.3%
|
7 | 西川計測株式会社 |
3.8%
|
8 | リオン株式会社 |
3.8%
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9 | 日本カノマックス株式会社 |
3.8%
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10 | ヤマト科学株式会社 |
3.0%
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10 点の製品がみつかりました
10 点の製品
ベックマン・コールター株式会社
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10.2時間 返答時間
■光遮蔽方式のグローバルスタンダード HIAC 9703+は、医薬・製薬業界向け液中パーティクルカウンターのパイオニアとして、発売開始以来...
マルマテクニカ株式会社
630人以上が見ています
最新の閲覧: 12時間前
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8.7時間 返答時間
オイルパーティクルカウンターは作動油中の粒子であるコンタミネーションの計測器です。油圧システムの故障の原因の約70%は作動油の汚染...
株式会社インテクノス・ジャパン
50人以上が見ています
最新の閲覧: 12時間前
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13.7時間 返答時間
僅か90秒間の測定で国際汚染度等級に沿った個数・等級を表示 ■背景 作動・潤滑油は新油やフィルタを使用していても異物が混在していま...
株式会社チヒロ
50人以上が見ています
最新の閲覧: 9時間前
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5.6時間 返答時間
オイルや燃料の清浄度レベル、水分値 (FS9V2-RH/PPM) を現場や事務所で簡単に測定することができます。測定方法は、サンプリングしたボ...
株式会社チヒロ
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5.6時間 返答時間
高解像度AIデジタル画像解析にて油中の混入物を画像化。長年のAI解析研究が粒子の幅広い波長分布計測を実現し、混入物の形状を認識して...
株式会社チヒロ
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画期的なデジタル画像解析技術を採用しており、長年のAI解析研究が粒子の幅広い波長分布計測を実現し、混入物の形状を認識して気泡や水...
株式会社チヒロ
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故障防止と摩耗監視の為、0~2000ppmの鉄粉微粒子用濃度センサーが、FS9V4シリーズのオイルパーティクルカウンターにオプション搭載が可...
株式会社チヒロ
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現場での簡単オイル分析。ハイエンドモデルFS9V3と同じ、AIデジタル画像解析方式のパーティクルカウンターで、 画像書き出し機能を省き...
株式会社チヒロ
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ビーカーで清浄度測定を行う、ポータブル型の微粒子測定装置です。電子部品、精密電気機械部品製造において微粒子コンタミ管理が求めら...
デンコム株式会社
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最新の閲覧: 12時間前
■概要 CI-X70シリーズは、流量を28.3 L/min、50 L/min、75 L/min、100 L/minから選択できる、製薬業界に特化した6チャンネルポータブル...
パーティクルカウンターとは、空気中や水中に浮遊する微粒子の数を測定する装置です。
なお、パーティクルカウンターは、微粒子計測器とも呼ばれています。ある程度の清浄度が必要とされ、かつ確保されている空間、例えばクリーンルームなどの空間環境管理を目的として使用されます。
パーティクルカウンターは、高い清浄度を求められる様々な産業の製造現場の空気清浄度の測定に使用されています。例えば、半導体や精密機械、食品および医薬品などの製造現場です。
空気中のほこりやカビなどの粒子は、製造歩留まりや品質および安全性に大きく影響を及ぼします。そのため、これら産業の製造現場においては、クリーンルームやエアカーテンなどを導入して空気中の清浄度を確保しており、このクリーンルームなどの内部の清浄度を管理するべく空気中の粒子を測定するのがパーティクルカウンターです。
パーティクルカウンターは、上記の産業のほか、宇宙・原子力分野などにも使用されています。
パーティクルカンターは粒子に光を照射し、粒子により散乱された光を検知することで、粒径と個数を検出しています。パーティクルカウンターは、大まかに試料粒子を収集して検出部に供給回収する「試料供給部」と、試料粒子に光を照射する「光照射部」、試料粒子に照射された光が散乱した散乱光を検出する「検出部」で構成されています。
パーティクルカウンターの原理は以下の通りです。
このとき、検知した信号はパルス状です。パルスの大きさ (波高値) は粒子による散乱強度に比例するため、粒子の大きさ (粒径) が測定できます。なお、粒径は、あらかじめ粒径が分かっている基準となる粒子の散乱強度との比較により算出しています。
また、パルスの数から粒子の数を測定することも可能です。この2つの要素から、粒径と粒子濃度 (個数) の両方を測定できます。
パーティクルカウンターを選ぶ際には、装置が測定できる粒子の濃度 (可測粒子濃度) と測定できる粒径 (可測粒径) および試料収集能力が重要です。
パーティクルカウンターは、1つ1つの粒子を測定するため、ある程度の濃度 (粒子の数) までは試料の単位時間当たりの流量が大きいほど測定精度は高くなります。しかし、あまりにも濃度が高い (粒子の数が多すぎる) と、一度の測定ですべての粒子を測定することはできません。
すなわち、測定可能な濃度 (可測粒子濃度) の上限値付近での測定においては不正確な測定結果や誤差が大きくなります。このことから、結果の信頼性を考えて、予測される試料の粒子濃度の5~10倍の最大可測粒子濃度の機種を選ぶ必要があります
測定する粒子の径が、管理するクリーンルームの仕様よりも小さいパーティクルカウンターを用いると、浮遊している粒子の中で可測粒径よりも大きい粒子を測定できず、測定結果に大きな誤差が生じます。
粒子がパーティクルカウンターから遠く離れている、もしくは径が大きく重量が大きいため収集できないといった状況下においては、正確な測定ができない場合があります。すなわち、パーティクルカウンターでゼロの表示であっても、大きな粒径の粒子の存在を考慮して、他のツールで対策する必要があります。
クリーンルームの仕様をよく確認して、粒子の径や濃度の上限、試料収集能力がクリーンルームに合っているか検討することが大切です。
空気中の粉塵に光を当てて測定する装置には、パーティクルカウンター以外に、光学式の粉塵計 (以下、粉塵計と称します) や光学式のダストモニタ (以下、ダストモニタと称します) もあります。粉塵計とダストモニタの使用用途と測定方法は以下の通りです。
パーティクルカウンターは前述のように、光を1つ1つの粒子に当てて測定する方法です。このような測定方法の違いから、粉塵計・ダストモニタはより多くの粒子を質量濃度 (単位〇〇mg/m3) として検出するのに対し、パーティクルカウンターは粒子の個数 (単位〇〇個/m3) と粒径を検出します。
また、粉塵計・ダストモニタは使用する環境の粉塵の濃度が高いので、吸引速度は毎分数Lで十分です。これに対し、パーティクルカウンターでは測定するもともとの粒子が少ないので、なるべく多く吸引することで測定結果の信頼性を高くできます。よって粉塵計・ダストモニタよりも速い毎分100Lの吸引速度のものもあります。
空気中に存在する粒子は、いずれは物体表面に付着しようとします。この粒子が小さければ小さいほど後工程での除去が困難です。そのため、あらかじめ粒子の数を極力抑え、管理することが重要になります。そこで、パーティクルカウンターを用い、どの位の粒径のものがどのくらいの個数で浮遊しているのかを把握し、空気中の清浄度を必要とされるレベルに保っています。
参考文献
https://www.rion.co.jp/product/docs/10.pdf
https://www.transtech.co.jp/product/particle-qa
https://nitta-monitoring.com/particle/particle-selection/
https://www.transtech.co.jp/product/particle-qa
https://www.transtech.co.jp/product/metoneparticle