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タッチプローブ
【2021年版】タッチプローブ メーカー10社一覧
タッチプローブのメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
タッチプローブとは
タッチプローブとは、工作機械のツールや加工ワークの寸法を高精度に測定するための接触型センサーです。NC工作機械の主軸あるいは刃物台に取付けられ、スタイラスと呼ばれる検出子を対象物に接触させることで、ミクロン単位の精度で計測した座標値をNCにフィードバックします。
加工プログラムに組み込む際は、測定時の数値が許容範囲を超えた場合にエラーを出す設定にしておきます。これにより、加工不良を瞬時に判別することが可能です。
また、測定した数値は順次NCに蓄積されていきます。この数値を解析すれば、生産性や加工精度の向上にも応用できます。
タッチプローブの使用用途
タッチプローブは、元々は3次元測定器用として開発されたものでしたが、現在はマシニングセンタやタレット旋盤といったCNC工作機械に多く使用されています。
タッチプローブは多方面からの接触ができるという特性から、様々な形状測定が可能です。例えば、ワークの両端面を計測すれば2点間の距離が分かると同時に、両面の平面度や平行度などの幾何形状も測定できます。
また、その他にもワークの穴の内径や振れ、複数穴の中心間距離、旋削ワークの外形の測定などにも使用されます。
タッチプローブの原理
タッチプローブのスタイラスが対象物に接触すると信号が受信機に伝達され、その時の機械原点をNCにフィードバックすることで寸法を測定します。プローブからの信号を伝達する方法には、インダクティブ方式や赤外線方式、無線方式などがあります。
- インダクティブ方式
機械内部の受信機とプローブに信号伝達用のモジュールを設置し、電磁コイルによって信号を伝達する方法です。受信機とプローブを接近させる必要があるため、配置レイアウトはかなり制限されます。一方で、プローブ側の電力供給はモジュールを介して行うことができるので、プローブ本体の電源が不要になるというメリットもあります。
- 赤外線方式
赤外線を利用して信号を伝達する方法です。インダクティブ方式と比べると、信号伝達範囲が格段に広くなったことから、レイアウトの制限という問題が解消されています。現在でも多くの場面で使用される伝達方式です。
- 無線方式
赤外線方式の信号伝達範囲をさらに向上させたものが、電波を用いた無線方式です。こちらは、大型加工機や5軸加工機などのツーリングゾーンが広い機種にも対応可能です。
参考文献
https://monoto.co.jp/touchprobe/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe/75/11/75_11_1273/_pdf
タッチプローブのメーカー情報
タッチプローブのメーカーランキング
社員数の規模
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1 ヘキサゴン・メトロジー株式会社
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2 Renishaw plc.
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3 BIG DAISHOWAホールディングス株式会社
設立年の新しい会社
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1 ブルーム-ノボテスト株式会社
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2 株式会社双輝
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3 石田プレシジョン株式会社
歴史のある会社
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1 ヘキサゴン・メトロジー株式会社
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2 ハイデンハイン株式会社
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3 Renishaw plc.
タッチプローブのメーカー10社一覧
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創業: 1989年
従業員数: 13人
本社: 静岡県
会社URL
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創業: 1976年
従業員数: 108人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1974年
従業員数: 108人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1819年
従業員数: 20,000人
本社: 神奈川県
会社URL
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創業: 1999年
従業員数: 30人
本社: 愛知県
会社URL
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創業: 1973年
従業員数: 5,000人
会社URL
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- BIG DAISHOWAホールディングス株式会社
会社情報
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