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押釦開閉器のメーカー6社一覧や企業ランキングを掲載中!押釦開閉器関連企業の2025年4月注目ランキングは1位:株式会社大日製作所、2位:富士電機機器制御株式会社、3位:新晃電機株式会社となっています。 押釦開閉器の概要、用途、原理もチェック!
押釦開閉器とは、押ボタンによって電動器具を動作させる装置です。
動力用と操作用がありますが、押釦開閉器は動力用を指す場合が多いです。動力用押釦開閉器はモータの電源を人の手で直接導通させる装置で、一度ONボタンを押すとラッチ機構でONが維持されます。OFFボタンを押すことで、通電状態を解除します。
2025年4月の注目ランキングベスト6
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社大日製作所 |
32.7%
|
2 | 富士電機機器制御株式会社 |
18.7%
|
3 | 新晃電機株式会社 |
15.9%
|
4 | 株式会社パトライト |
15.9%
|
5 | 富士電機テクニカ株式会社 |
13.1%
|
6 | Sweeta Products Corporation |
3.7%
|
押釦開閉器とは、押ボタンによって電動器具を動作させる装置です。
動力用と操作用がありますが、押釦開閉器は動力用を指す場合が多いです。動力用押釦開閉器はモータの電源を人の手で直接導通させる装置で、一度ONボタンを押すとラッチ機構でONが維持されます。OFFボタンを押すことで、通電状態を解除します。
押釦開閉器は、さまざまな業種で使用される装置の一つです。以下は押釦開閉器の使用用途一例です。
ほとんどの場合は、モーターやヒーター駆動用として使用されます。
押釦開閉器は押ボタン、接点、ケーシングなどで構成されます。
押ボタンは人が指で操作する部品です。一般的には導通操作部分にON、遮断操作部分にOFFと印字されています。また、ONは背景色が黒色の場合が多く、OFFは背景色が赤色の場合が多いです。
ON用押ボタンは普段はばねで押し上げられた状態です。内部の可動接点と繋がっており、指で力を加えることで押し込むことができます。ボタンを押し込むと、内部のラッチ機構で保持されます。
接点は電気を導通させる金属部品です。一般的には銀合金の材料が使用され、銅板などで端子台と接続されています。端子台には丸端子などで端末処理を施した配線を接続します。
接点には固定接点と可動接点があります。固定接点はケーシングと樹脂などで絶縁されつつ堅牢に固定されています。可動接点はON用押ボタンと共に駆動し、両者が密着することで電気を導通させます。
ケーシングは内部の部品を外部環境から保護するための部品です。軽くて絶縁性も良いABS樹脂が多く使用されます。衝撃に強い鉄を使用している押釦開閉器も販売されており、この場合は内部の電気部品を合成樹脂などでケーシングと絶縁されます。
押釦開閉器には用途に応じていくつかの種類があります。代表的な押釦開閉器の種類は以下のとおりです。
防水型は内部へ水分が侵入することを防止する押釦開閉器です。屋外での使用に適しています。堅牢な構造の製品が多く長寿命です。
一般的に入線口が下を向いている点が特徴で、入線口に防水パッキンを付属し、さらに雨水侵入を防止する場合もあります。
ホイスト・クレーン動作に使用される押釦開閉器です。形状からペンダントスイッチとも呼ばれます。この用途の場合、一般的には動力ではなく回路を対象とした製品が多いです。
ON-OFFのボタンだけではなく、上下東西南北という印字がされています。ブザーボタンや緊急停止ボタンなどが付属する製品も多く、10個以上のボタンを有する製品も販売されています。
可逆型は三相モーターを正転・逆転の両制御が可能な押釦開閉器です。巻上機やウィンチなどに使用します。破砕機などでは噛み込み時の解除用に可逆型を使用する場合もあります。
埋込型は、押釦開閉器を壁などに埋め込んで使うことを前提とした製品です。駆動させないため、配線への負担が低い使用方法です。壁面へ取り付けやすいように金属プレートが付属する製品も販売されています。
押釦開閉器を選ぶ際は、使用用途、容量、使用場所などに応じて選定します。使用用途はクレーン・ホイスト用と動力用に大分されます。クレーンホイスト用の押釦開閉器は制御回路用で許容電流が低いため、負荷を直接通電することはできません。直接負荷を駆動させたい場合は必ず動力用を選定します。
使用場所は屋外または屋内などの要件があります。屋外の場合は、防雨型の押釦開閉器を使用します。屋内据置で使用する場合は、埋込型の製品を使用することも多いです。
押釦開閉器には、メーカーが定めている定格容量が存在します。定格容量は適用するモーターの容量で定められている場合が多く、一般的に5.5kW程度が上限です。使用する負荷の容量に応じて選定します。
参考文献
https://denkipro.com/denki-kouji/category21/entry178.html
https://e-sysnet.com/magnetsequence/