セーフティドアスイッチのメーカー24社・133製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
安全柵のトビラやカバーなど開閉可能なガードに取付、開閉を確認するために使用する安全装置です。
安全柵の中に人が入れる(トビラやカバーが開いた)状態では装置が起動できない、またはトビラが開いたタイミングで装置を停止するなどインターロック機構として使用されることが多いです。
ヒトのいのちにかかわるキースイッチのため、ISO14119などさまざまな安全規格が存在し、規格品は単一故障でも安全センサとして機能を失わないようになっています。
近年、製造現場で多く使われている産業用ロボットの可動範囲の外側には安全柵があり、ほとんどの場合、セーフティドアスイッチが使用されています。
また、動作中に手をいれると危ない加工機などの外装カバーにもインターロック機構として使われています。大きくわけて非接触式とロック式があります。
非接触式はワンアクションで扉を開けることができ、ロック式はロックを解除してからドアを開けるツーアクションになっています。簡単に人があけると危険な例えば加工機ではロック式を用いられることが多いです。加工機が動いている間はロックし、トビラをあけることができない状態にし、加工機が停止するとロックを解除、トビラを開閉できるような仕組みになっています。
セーフティドアスイッチは、危険エリアに人の進入を許さないという考え方で安全を確保しています。安全柵が視覚的に認識しやすく、入ってはいけない領域が明確なため、多くの危険エリアで使用されています。セーフティドアセンサを使用する場合には人が安全柵の中に入った状態でトビラをしめることができないように注意する必要があります。
そんなセーフティドアスイッチにライバルとなっているのがライトカーテンやレーザースキャナのような光を遮る/遮らないで人の侵入を検知する安全機器です。最近、急速に増加中の製造現場でのロボットシステムにおいては、省スペースやレイアウト変更に柔軟に対応するために、ライトカーテンやレーザースキャナを使う機会が増えています。レーザースキャナの場合、危険源から遠い場合は、装置を停止せずに低速化するなど、生産への影響を減らす柔軟な対応が可能ですが、進入してはいけない領域が視認しにくいという問題もあります。
参考文献
https://www.keyence.co.jp/products/safety/safety-door/
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