流量スイッチのメーカー6社・32製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
流量スイッチとは、液体や気体といった流体の瞬時流量を検出する装置のことです。流量スイッチには、運動史の回転数から流量を割り出す羽根車式、粘性液体の計測に適した容積・質量式、微量の流体も検知する電磁式など、様々な計測方法のものがあります。ここでは渦流量計についてご説明します。
渦流量計は液体や気体、上記など広範囲の流体計測に用いることができる、圧力損失が比較的小さい流量計です。多種多様な流体を高精度で検出できるので、今後の更なる普及が見込まれます。
流量スイッチは、液体や気体の流量を計測するセンサです。そのため高精度のものでは車両やプラントなどの、微細な液位変化をモニタリングする際に使用されることがあります。
また、エンジンや圧縮機、トランスミッション中に使用する油、燃料・バイオ燃料、さらには冷却液、その他液体の流体特性をも測定する目的で用いることも可能です。医療現場においても呼吸器に使用されるうえ、民生品であるエアコン管理としても使用されています。
なかでもカルマン渦式流量スイッチは、流体の振動現象を利用した流量スイッチです。
流れの中に棒状の物体を置くと渦発生体となって、その下流側に交互に渦が発生します。この渦はある条件下においては安定であり、その周波数は流速に比例してf=k*vの関係式が成り立ちます。ここで、fは渦の周波数、vは流速、kは渦発生体の寸法や形状によって定まる比例定数を表します。このことより、この周波数を測定することによって流量を測定することができる仕組みです。
また、サーミスタ方式と呼ばれる熱式流量スイッチというものがあります。流路中に加熱したサーミスタを設置し、そこに流体を流すとその流体はサーミスタから熱を吸収します。サーミスタは熱を奪われると抵抗値が高くなるのですが、その上昇率は流体の流速と一意的な関係があることを利用して、流速を測定するという仕組みです。
さらに熱式でもうひとつ、主に気体向けMEMS方式という流量測定方法があります。これは上流側温センサ(Ru)と下流側温センサ(Rd)の抵抗値の差が、流れる流体の流速に比例する性質を活かし、その抵抗値から演算処理することで流れ方向ならびに流速を測定できる仕組みです。
参考文献
https://www.smcworld.com/products/pickup/ja-jp/switch_sensor/flow_sensor.html
https://www.oval.co.jp/techinfo/keisoku/vortex.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tsj1973/20/9/20_9_526/_pdf/-char/ja
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社
一般事務機器や高負荷床掃除機、産業用皿洗い機、飲料分配器のような産業機器向けの製品になります。
流量が増加する場合のスイッチ機能として、NC、NO、SPDTを採用し、最大流量は1分あたり12リッター、最大動作圧力は2MPa(20Bar)で保証圧力は3MPa(30Bar)になります(水温20℃で測定)。
工場流量校正位置は垂直で取り入れ口は下向きで、取付部は9/16“-18UNF-2Bを採用しています。
上記用途で安価に流用保護が可能な流量スイッチになっています。
設定流量が1分あたり2.0~6.0リッターの場合、垂直位置の取り付けだけで動作可能です。
本体には、ハーメチックにシールされたリードスイッチを磁気的に工藤させるために液体流量によって移動する較正されたピストンが取り付けられていいます。
設定流量が1分あたり5.0~15.0リッターの場合、同様の原理で動作しますが、流量が減少するときに、伸びる方向のバネの働きにより、スイッチを開放する仕組みになります。
最大流量は1分あたり24~40リッターで最大低下圧力が0.3Bar、最大動作圧力が50Bar、最大動作温度が+90℃の仕様になります(水温20℃を基準に測定)。
樹脂製で軽量かつローコストを実現した樹脂製エジェクター(インジェクター)になります。
ボディの材質はPP及びPVDFを採用しているため、耐食性に優れています。
液体とガス(もしくは液体)の混合液製造(オゾン+水=オゾン水発生装置など)に使用できます。
また、電気が使用できない環境での加圧液体の搬送時(防爆・屋外)や、電動ポンプが不向きな流体でのポンプの代替え用にも使用可能です(腐食性流体・高寿命化)。
直線流路型で低圧力損失のピストン式流量スイッチになります。
スリムなインライン式流量スイッチで、圧力損失を最大限抑えることが出来る仕組みを採用しています。
独自の大口経デザインにピストンを搭載することでセンサ内部の流れをスムーズに実施し、圧力損失を最小限に抑えることを可能にしています。
流量レンジは液体1分あたり1.89~18.93リットルの間で対応可能で、接液部材質の本体は、加水分解に対して安定なガラス繊維強化ポリプロピレンを採用した製品になります。
直線流路型で水、油、ガス用などユーザで流量調節が可能な、ピストン式流量スイッチになります。
1分あたりの流量レンジは、液体で1.89~75.71リットルの任意の設定点で調整が可能、一方、気体・ガスにおいては扱う物質や配管内圧力によって異なり、空気の場合、典型値は配管内圧力が34.5kPaで約28.32~2124Nリットル/0.69MPaで約84.95~4531Nリットルとなります(その他のガスの場合は、ガスの比重によって変化)。
本体の材質は、真鍮、ステンレス・スチールを採用していて、圧力損失も小さく、再現性に優れている製品になります。
フィールドで流量設定の調整が可能で、冷却液の流量不足に対する機械保護、潤滑油不足に対する軸受保護、最適なエア・フローの確保、などが主に用途として最適になります。
液体の測定において1秒間に0.03~3m(0.1~9.84ft)の相対質量流量の監視と表示を行うことができる流量スイッチになります。
ネジ込み接続またはコンプレッションフィッティングタイプのスイッチです。
ポンプ、タービン、コンプレッサー、熱交換機の冷却水循環システムの監視やポンプ機能の関し、プロセスパイプにおけるリークの監視、潤滑回路の監視、飲料産業におけるフィルタ監視に使用可能です。
圧力損失はほとんどありません。また、フィールドケアにより迅速な機器設定が可能で、機器設定データを確実に保存可能です。
どの軸にも取付けが可能で、3/8インチのBSPネジ山を使った設計になっており、簡単に設置できる流量スイッチになります。
製品タイプはFCSで最大スイッチング電流は1A、材質は頑丈なハイグレードのノリル仕様、最小圧力で降下し、少量の水でも動作可能です。
水と空気の流量切り替えも可能で、飲用の熱湯や冷水にも適合しています。
UL94-HB難燃性定格に適合しており、食品グレード材料(食品添加物規格材料)としても認定されている製品になります。
液体、空気、ガスのレベルを検出することができる熱流量監視器になります。
標準の筐体はガラス繊維入りのナイロンで、危険な環境向けのアルミ筐体も備わっており、可動部品なしでメンテナンスフリーのため、ネジ、フランジ、サニタリーなどの様々なプロセス接続が可能です。
8個のLEDのチェーンで流量・設定値の表示を視覚的に確認することができます。
サニタリーオプションで最大120℃(248°F)の温度でも動作可能、最大使用圧力は4,300PSI(300bar)、最適な温度補正を可能にし、温度勾配の影響を受けない製品です。
ファンの正負の空気流を示すためのシンプルで信頼性の高いメカニカルスイッチ接点を採用しております。
エアフローモニターは空気流に対して垂直に開口、クリップまたはクランプで簡単に設置可能な装置になります。
適切に直列で光学装置(LED)または可聴信号装置へ設置・接続すると、ファンのエアフローが1秒間あたり8.2フィートを下回るため、信号装置がオンまたはオフになった場合に、双方向スイッチが電気的接点で作動します。
動作温度は、-20℃~50℃(-4~122°F)でプロテクションタイプはNEMA1(IP20)、ULおよびVDEより認証をもらっている製品です。