【2021年版】研削盤5選 / メーカー8社一覧

研削盤のメーカー8社・41製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


研削盤とは

研削盤とは、高速で回転する砥石に素材を押し当て、微量な加工量で少しずつ加工する工作機械です。

加工量が微量なため表面を削り取るように加工する、加工面がきれいになるため仕上げ加工で使用することが多い、などの理由から旋盤などで行う切削加工と区別して研削加工と呼ばれます。加工方法も、工具刃物ではなく砥石で加工するという特徴もあります。

機械の操作により加工量を正確に調整して加工をする機械研削盤と呼ばれ、いわゆるグラインダーは自由研削盤よ呼ばれて区別されます。

研削盤の使用用途

研削盤は、主に表面の仕上げ加工に用いられます。切削加工により、形状や精度を整えた一次・二次加工を施した後、寸法や表面性状をさらに精度よく仕上げるために研削加工を行います。

表面粗さの小さい部品は、シャフトやシリンダなど、精度が重要になる基幹部品に欠かせないものです。

また、研削盤で使用される砥石は大変硬く、加工することができるため、工具や刃物、ガラスや宝石などのように通常の切削加工では加工できない材質のものを加工するのにも用いられます。

研削盤の原理

研削加工は、研削砥石を高速で回転させ表面を削り取って精度良く加工するものです。

研削砥石は砥粒を結合剤で固めたもので、内部には気孔が無数に存在します。砥粒は加工時に切れ刃の役割をし、加工の度に結合剤から剥離して切り粉とともに排出されます。さらに砥石に気孔が無数にあることによって、目詰まりを起こすことなく切り粉をスムーズに排出することができます。このように研削加工は、剥離と排出が常に繰り返されて常に新しい砥粒が使用されるので、非常にきれいな加工面を形成することができます。

研削加工はその特性上、加工量が非常に小さく砥石を表面に繰り返し往復させるので、加工による熱が大量に発生します。そのため、切削油などをかけ続けて常に冷却しながら加工する必要があります。

また、研削盤は硬い材質も加工できるというメリットもありますが、それらの材質のものは脆いので割れを防ぐために一度に僅かな量子化加工できません。そのため、加工時間が長くなってしまうというデメリットもあります。

研削盤の砥石

研削盤では砥石を使用して機械加工を行いますが、砥石にはさまざまな種類があります。研削砥石の表面には仕様が記載されたラベルが貼られています。このラベルには主に「砥粒の種類」「粒度」「結合度」「結合剤の種類」「最高使用周速度」が示されています。

砥粒とは、金属や難削材を削るための硬い材質の粒子です。一般的にはアルミナ(酸化アルミニウム)や炭化ケイ素が用いられ、鉄鋼や非鉄金属の研削に使用されます。難削材の場合は、ダイヤモンドやCBN砥粒(立方晶窒化ホウ素)が用いられています。

粒度とは、砥粒のサイズを表しており、番号が小さいほど砥粒サイズは大きくなり、番号が大きいほど砥粒サイズが小さくなります。サイズが大きいと粗い加工となり、サイズが小さい場合には細かい加工となります。粗い場合は表面制度は低いですが大きく削ることができ、細かい場合には表面が綺麗ですが研削量が小さく加工時間が必要になります。

結合度とは、砥石の硬さを表しています。Aが最も柔らかく、Zが最も硬いです。硬い素材加工の場合は軟らかい砥石を選択し、軟らかい素材加工の場合は硬い砥石を選択します。

結合剤とは、砥粒同士を固めるための接着剤です。セラミック系、樹脂系、金属系の3つに分けられます。精密研削にはセラミック系の「ビトリファイド」、研削から仕上げまで幅広く行う場合には樹脂系の「レジノイド」、粗研削や切断では金属系の「メタル」など、加工目的に合わせた材質の砥石を選定します。

最高使用周速度は、その砥石が使用できる最高の周速度です。研削によって砥石は摩耗し周速度が変化していくため、加工状況に合わせて周速度を調整します。

研削盤のチャック

研削盤のチャックは、研削盤の種類によって異なります。

平面研削盤は直方体の素材を切削するため、チャックはテーブルタイプです。素材をマグネットなどの磁気チャックで吸い付けて固定をしています。

円筒研削盤の場合は、円筒状の素材の直径を小さくするような加工を行うため、素材の両中心部を固定します。

内面研削盤の場合は、旋盤のように素材の端を三つ爪または四つ爪のチャックに取り付けて加工を行います。

参考文献
https://pub.nikkan.co.jp/uploads/book/pdf_file5bb2d971ab76a.pdf
https://www.ipros.jp/technote/basic-grinding/
https://monoto.co.jp/grinding/

研削盤のメーカー情報

研削盤のメーカー8社一覧


研削盤のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 株式会社シギヤ精機製作所
  2. 2 日清工業株式会社
  3. 3 富士産機株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 日清工業株式会社
  2. 2 松澤精工株式会社
  3. 3 株式会社ゴーショー

歴史のある会社

  1. 1 株式会社シギヤ精機製作所
  2. 2 株式会社丸栄機械製作所
  3. 3 株式会社飯田鉄鐵所

研削盤5選

ドリル研削盤シリーズ

株式会社飯田鉄鐵所

特徴

ドリル研削盤シリーズはドリル専用の研削盤シリーズで精密6本爪チャックによる高精度かつ広範囲の研削を可能としています。

研削範囲がΦ3~32、Φ10~50、Φ3~32の3仕様から用途に合わせて選択することができ、いずれのタイプも多彩なドリル先端角度に対応しています。

ストレートシャンクだけでなくスリープを取り付けることでテーパシャンクのドリルも研削可能になり、アタッチメント着用によりエンドミル、バイト、カッターなど、別形状の刃物の研削もできます。

株式会社飯田鉄鐵所の会社概要

製品を見る

NMG-150/NMG-250

株式会社丸栄機械製作所 NMG-150/NMG-250 画像出典: 株式会社丸栄機械製作所公式サイト

特徴

NMG-150/NMG-250は取り扱いが容易なΦ255~305の小型砥石を採用した超小型で多機能を持った小・中ロットの多彩なワークの精密研削に最適なCNC円筒研削盤です。

作業環境改善や安全性のためフルカバー仕様ですが、砥石交換、テーパ調整等の作業性も考慮してカバーが大きく開く構造になっています。

大型のパルスハンドルはマニュアル機同様の操作性を持ち、熟練者以外でも1μmの精度での加工が容易にでき、対話型でシンプルなタッチパネルが装備されているため単品、小ロットの加工にも向いています。

株式会社丸栄機械製作所の会社概要

製品を見る

立形CNC円筒研削盤 GPV-10

株式会社シギヤ精機製作所 立形CNC円筒研削盤 GPV-10 画像出典: 株式会社シギヤ精機製作所公式サイト

特徴

立形CNC円筒研削盤 GPV-10は両センタ支持方式を採用した小型ワークの研削に最適な研削盤です。

センタ間距離は200mm、最大研削外形はΦ70、砥石サイズは外形Φ355、幅34mm、内径Φ127、砥石の周速度は33m/sです。

ボディの小型化を追求しているため、設置場所の専有スペースを抑えることができ、操作盤の位置が左側にあるLタイプと右側にあるRタイプがあるため、複数台設置や工場レイアウトに合わせた柔軟な対応ができます。

株式会社シギヤ精機製作所の会社概要

製品を見る

工具研削盤

株式会社ゴーショー

特徴

5軸CNC万能工具研削盤は高精度かつ汎用性が高いため、切削工具の製作および研削や医療分野で使用される人工膝関節の研削等、非常に幅広い用途に使うことができます。

5本のCNC軸および最新のデジタル制御技術の採用および、リニア軸、回転軸ともに遊びのないクローズドループ制御によるダイレクトドライブにより高精度かつ高い動力性能を発揮します。

最高回転数12000rpmという高回転数の研削砥石および、ワークピースの位置・形状を自動検知する3D測定プローブによって精度の高い研削を実現します。

株式会社ゴーショーの会社概要

製品を見る

平行平面ホーニング研削盤

富士産機株式会社

特徴

平行平面ホーニング研削盤は上下2枚の砥石の間にワークをセットすることで、両面を同時に研削することができるという独特な機構を有する研削盤です。

両面同時研削のため大幅な作業時間短縮が可能で、ワークの固定方式としてマグネットではなく遊星キャリアを採用しているため、非磁性体のアルミ、セラミック、ガラスなどの研削も行うことができ、ワークの取り外しも容易で作業性に優れています。

回転・往復の複合運動(ホーニング)を行う砥石と自転・公転(遊星)運動を行うワークの組み合わせにより平行度、平面度、面粗さともに優れた加工を行うことが可能です。

空気圧による定圧研削方式を採用しているため圧の調整が可能となり、ガラス、フェライト、セラミックなど脆性のある素材でもワレやカケを大幅に減らすことができます。

富士産機株式会社の会社概要

製品を見る

研削盤の41製品一覧

研削盤のオンライン購入


モノタロウでチェック


ミスミでチェック

研削盤の中古品


中古機械情報百貨店でチェック


東信機工株式会社でチェック


株式会社コトブキでチェック

関連記事

カテゴリから探す