黒田精工株式会社
光洋機械工業株式会社
住友重機械工業株式会社

【2021年版】平面研削盤5選 / メーカー9社一覧

平面研削盤のメーカー9社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


平面研削盤とは

平面研削盤は、その文字の通り工作物の平面を研削する研削盤で、加工現場でもっとも使用される研削盤です。

工作物をセットするテーブルの形状や砥石をセットする砥石軸の形状によって、いくつかに分類できます。

テーブルの形状によって、角テーブル形と回転テーブル形に分類できます。

さらに、角テーブル形は、砥石軸の形状によって、3つに分類できます。

砥石軸が地面と水平になっている横軸形と砥石軸が地面と直角になっている立て軸形、砥石軸ヘッドを水平に移動するための摺動部をもつ門形があります。

同じ平面研削盤でも多くの種類があり、メリット・デメリットがあるので研削する目的に応じて適切に使い分ける必要があります。

平面研削盤の使用用途

高速回転する砥石に工作物を押し当てて、少しずつ削っていくのが研削盤です。

削れる量としては、平面切削をおこなうフライス加工などと比較すると圧倒的に少なくなります。

横軸角テーブル形平面研削盤では、テーブルが左右に往復運動する際の反転時に切り込みをかけますが、荒研削時で0.01から0.2mmで仕上げ研削時は、最大でも0.01mmで通常は0.005mmほどです。

しかし、砥石で研削することで細かい精度で加工面を仕上げることができます。

平面研削盤は、主に平面形状を持つ焼入れ鋼などの工作物の仕上げ加工に使用されることが一般的です。

平面研削盤の原理

横軸角テーブル形と回転テーブル形を比較した場合、横軸角テーブル形は、砥石と工作物の接触面積は小さいので、加工能率は劣りますが精密な研削をおこなうことができます。

回転テーブル形は、砥石と工作物の接触面積が大きいので加工能率が高くなります。砥石は、結合度が低く、粒度の大きい砥石を選定するのが一般的です。

しかし、研削する位置により回転速度が変化するので研削仕上げ面は幾分悪くなる傾向にあります。

横軸角テーブル形では、砥石軸に対するテーブルの動かし方によってプランジカット研削、トラバースカット研削、バイアス研削があります。

砥石幅に対する工作物の研削範囲や必要な仕上げ面によって適切な研削方法を選定します。

研削をおこなうには、研削条件を決める必要があります。

砥石の回転数と工作物の送り速度、砥石軸の切込み量の3条件です。

砥石の回転数は、周速度によって決定します。通常、平面研削盤の場合1200から1800m/minの周速度が得られる回転数に設定します。

工作物の送り速度は、すなわちテーブルの送り速度になります。

工作物の材質や硬さ、必要な面荒さなどによって異なりますが、仕上げ研削の場合30000から50000mm/minになるように設定するのが一般的です。

参考文献
http://www.okamoto.co.jp
http://www.kuroda-precision.co.jp
http://nagase-i.jp

平面研削盤のメーカー情報

平面研削盤のメーカー9社一覧


平面研削盤のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 住友重機械工業株式会社
  2. 2 光洋機械工業株式会社
  3. 3 黒田精工株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 PALMARY Machinery Co.Ltd.
  2. 2 光洋機械工業株式会社
  3. 3 株式会社市川製作所

歴史のある会社

  1. 1 住友重機械工業株式会社
  2. 2 株式会社岡本工作機械製作所
  3. 3 富士産機株式会社

平面研削盤5選

GS-30Vs

黒田精工株式会社 GS-30Vs 画像出典: 黒田精工株式会社公式サイト

特徴

黒田精工株式会社製の精密平面研削盤 GS-30Vsは、左右送りをACサーボモーターと同社オリジナルの精密ボールネジを組み合わせた、DD(ダイレクトドライブ)機構により、大きく摩擦抵抗を低減することで、従来機と比較して消費電力が約50%低下したことが特徴です。

更に、新技術を採用する(特許出願中)ことで、左右高速運動 最大 40 m/minかつ、高精度な位置決め性能を達成しています。

加えて、作動油を仕様しない設計とした事で、環境負荷低減に貢献する1台です。

黒田精工株式会社の会社概要

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UPG-CALi2シリーズ

株式会社岡本工作機械製作所 UPG-CALi2シリーズ 画像出典: 株式会社岡本工作機械製作所公式サイト

特徴

株式会社岡本工作機械製作所製のCNC超精密平面研削盤 UPG-CALi2シリーズは、世界中での使用が可能なように、言語に依存しない対話方式のソフトが搭載されていることが特徴です。

また、オートデータ作成機能により、ユーザーは任意の条件(総取り代、精研削取り代、砥石の粒度)を入力するだけで、最適条件で研削加工することができます。

摺動面には静圧スライドと、位置決め精度に優れるリニアモーター駆動方式を前後左右軸に採用する事で多彩な検索条件に対応が可能な1台です。

株式会社岡本工作機械製作所の会社概要

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SGi-520α

株式会社ナガセインテグレックス SGi-520α 画像出典: 株式会社ナガセインテグレックス公式サイト

特徴

株式会社ナガセインテグレックス製の超精密成形平面研削盤 SGi-520αは、同社独自の静圧案内面、リニアスケール、リニアモーターを搭載する事で、優れた運動特性を発揮する事で、ナノレベルの加工が可能な1台です。

超剛性を達成するために、本体の剛性を改善することに加えて、ヘッド一体型スピンドルを新規開発することで、主軸の剛性が1.5倍(従来機対比)に向上しています。

更に、従来機対比で静圧案内面に使用する油量を半分にすることで、タンクサイズが小さくなり、その結果マシン設置面積を44%削減しています。

株式会社ナガセインテグレックスの会社概要

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平行平面ホーニング研削盤

富士産機株式会社

特徴

富士産機株式会社製の平行平面ホーニング研削盤 FS-35ANは、2枚の砥石でワークの両面を同時加工できることが特徴です。また、治具を変更することで片面加工にも1台で対応可能です。

通常のネジ送り研削方式ではなく、定圧研削方式(空圧シリンダー)を採用しており、各種加工条件にあわせて容易に最適な研削圧力を設定できます。

また、ワークの遊星運動と、砥石のホーニング運動により、最適な砥石面が常に維持されるため、高精度での加工が可能な1台です。

富士産機株式会社の会社概要

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KSHシリーズ

住友重機械工業株式会社 KSHシリーズ 画像出典: 住友重機械工業株式会社公式サイト

特徴

住友重機械工業株式会社製のCNC精密平面研削盤 KSHシリーズは、多種多様な材料(各種金属、セラミックス、ガラスなど)の高精度切削可能に適した製品です。

対話型入力方式を標準採用することに加えて、テーブル反転位置設定にティーチング方式を取ることで、経験の浅い作業者でも容易に操作することを可能にしていることが特徴です。

また、油圧ユニットではなく全軸サーボモータ駆動により、省スペース・省エネルギーの仕様となっています。

住友重機械工業株式会社の会社概要

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