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分光蛍光光度計のメーカー10社一覧や企業ランキングを掲載中!分光蛍光光度計関連企業の2025年8月注目ランキングは1位:大塚電子株式会社、2位:日本分光株式会社、3位:西進商事株式会社となっています。 分光蛍光光度計の概要、用途、原理もチェック!
分光蛍光光度計とは、試料中に含まれる分子やイオンなどから発せられる光を解析する装置のことです。
分光器の一種で、その他に紫外・可視分光光度計や赤外分光光度計等が挙げられます。発光スペクトルは分子、イオンごとに異なるため、発光ピークの波長と強度から試料に含まれる成分を定量することが可能です。
分光蛍光光度計は非常に感度が高く、微量成分の検出に使われています。また、生化学分野では特定の化合物と結合するような蛍光プローブと組み合わせることで、生体内でのタンパク質の動きの解析などに使用されています。
なお、生体や食品など複数の成分が含まれる試料では各成分の発光が重なり、複雑なスペクトルが得られますが、最近は多変量解析などの統計解析手法を適用することで、多数の成分に関する情報を引き出す方法も検討されています。
業界別
🖨️ 印刷・事務機器項目別
使用用途
#微量分析
#医薬分析
#生体試料分析
#環境モニタリング
#化学反応追跡
#蛍光標識評価
#水質評価
#材料評価
#細胞研究
#教育研究
励起光源方式
キセノンランプ型
レーザー励起型
LED励起型
分光方式
モノクロメータ型
フィルタ型
検出方式
光電子増倍管型
光ダイオードアレイ型
CCD型
測定モード
ステディステート型
タイムリゾルブ型
偏光解析型
マッピング型
時間分解能 ps
0 - 50
50 - 250
250 - 1,000
1,000 - 5,000
5,000 - 20,000
20,000 - 100,000
100,000 - 5,000,000
波長分解能 nm
0 - 1
1 - 2
オガワ精機株式会社
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返信の比較的早い企業
4.5 会社レビュー
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12.4時間 返答時間
■特徴 ・FLUORAT®-02で使用される測定メソッドの互換性 ・低い検出限界 ・試薬消費量を抑え、すばやい測定 ・従来の分光計を比較して多...
2種類の品番
日本分光株式会社
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18.7時間 返答時間
分光蛍光光度計FP-8050シリーズは、『今そして将来、分光蛍光光度計に求められる要素』を追求して開発された分光蛍光光度計です。 「感...
日本分光株式会社
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軽油に灯油や重油を混ぜた不正軽油の製造を防止するために、軽油の周辺油 (灯油・A重油) には識別剤として1ppmのクマリンが添加されてい...
日本分光株式会社
70人以上が見ています
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分光蛍光光度計FP-8050シリーズでは積分球を使用することにより、試料から放出される全蛍光を測定することができます。積分球には3タイ...
日本分光株式会社
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河川・湖・海水などの環境水中の成分の定性/定量分析には、3D蛍光スペクトル測定とPARAFAC解析を組み合わせた評価方法が広く利用されて...
コニカミノルタジャパン株式会社
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■概要 本製品は、コニカミノルタ独自のVFS (Virtual Fluorescence Standard) 技術を搭載することにより、印刷業界標準※1であるD50光源※2...
2種類の品番
株式会社東京インスツルメンツ
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特注システム|簡易蛍光スペクトル/寿命測定システム ■低価格で蛍光スペクトル&燐光寿命測定が可能、プローブでのポータブル測定にも対...
旭光通商株式会社
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■概要 アクアペンは、藻類やシアノバクテリアの懸濁液中の 光合成パラメータを迅速、確実、容易に繰り返し測定 する為の便利で軽量な携...
大塚電子株式会社
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NIMSと共同開発した単粒子診断法※に基づいた測定が可能です。 ※国立研究開発法人 物質・材料研究機構 広崎尚登フェロー、武田隆史研究...
株式会社ユニソク
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TCSPC機能をも兼ね備えたフェムト・ピコ・ナノ・マイクロ秒の蛍光寿命測定装置。HALCYONEはユーザーフレンドリーなアップ・コンバーショ...
アリオス株式会社
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■概要 真空環境下で蛍光体 (試料) のフォトルミネッセンス (PL:Photoluminescence) 評価が可能な装置です。 分光器を用いて解析するこ...
日本分光株式会社
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円偏光ルミネッセンス (CPL) スペクトルには、励起分子の安定構造やそのふるまいなど、励起状態を経由する化学反応にとって重要な情報が...
株式会社ラムダビジョン
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20.6時間 返答時間
画像観察しながらのルビー蛍光圧力測定が可能です。DAC2000はルビー蛍光の光源である532nmグリーンレーザーおよび画像観察用のCCDカメラ...
株式会社東京インスツルメンツ
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■製品概要 当社オリジナルの蛍光寿命測定装置・蛍光スペクトル測定装置は、TCSPC:Time Correlated Single Photon Counting (時間相関単...
旭光通商株式会社
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■概要 Closed FluorCam FC 800-Cは、クロロフィル蛍光をイメージングするためのシステムで、様々な蛍光シグナルを検出できるマルチスペ...
株式会社ルシール
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fluoroSENSはシングルフォトンカウント感度を持つ多目的ベンチトップ型蛍光光度計です。全自動コンピュータコントロールにより高感度・...
大塚電子株式会社
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量子ドット材料は粒子径により発光波長が変わるという特性があるといわれています。本システムでは粒子径および分散安定性の評価ととも...
株式会社ユニソク
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光が関わる多くの現象では、瞬時に生成・消滅する中間体 (過渡種) が生成物や反応効率を決める上で重要な役割を果たしています。これら...
株式会社東京インスツルメンツ
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■製品概要 ドイツ ベッカーアンドヒックル社 "製蛍光寿命イメージング (FLIM) システム" は、生細胞や無機材料の発光寿命の空間的分布を...
旭光通商株式会社
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■概要 二重変調クロロフィル蛍光測定器FL6000は、クロロフィルα (Chlα) -蛍光を測定する装置です。測定された蛍光は、数マイクロ秒の測...
株式会社東京インスツルメンツ
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■XS1型 X線源サンプルチャンバーオプションが新登場 XS1型 X線源サンプルチャンバーオプションは、エジンバラインスツルメンツ社製蛍光...
旭光通商株式会社
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■概要 FluorPen FP 110は、実験室、温室、または野外でのクロロフィル蛍光パラメーターを高速かつ正確に測定するポータブルなバッテリー...
株式会社東京インスツルメンツ
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■概要 高速スクリーニング連続励起クロロフィル蛍光測定器Pocket PEAは、付属リーフクリップを使用して、測定前の暗順応を行うことがで...
株式会社東京インスツルメンツ
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■製品紹介 Mini-tauは、超小型低価格のフィルター分光ベースの蛍光寿命分光計です。時間相関シングルフォトンカウンティング (TCSPC) 技...
旭光通商株式会社
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■高速・高解像度 蛍光寿命イメージングカメラ pco.flim 周波数ドメイン方式の高速FLIMカメラ (100万画素) 、100 ps - 100 µsの蛍光寿命測...
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■概要 ・FC1000-Hは、クロロフィル蛍光を測定およびイメージングするデバイスです。 ・イメージングは植物生理学における一般的な手法で...
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■概要 屋内はもちろん、野外でも蛍光測定が出来る携帯型蛍光モニタリングシステムです。 パルス変調蛍光測定により、周囲光の下で暗順応...
株式会社東京インスツルメンツ
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■製品概要 レーザー誘起蛍光法は光励起過程やプラズマ励起過程などの高感度な診断方法です。 特定の波長にチューニングしたレーザー光...
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分光蛍光光度計とは、試料中に含まれる分子やイオンなどから発せられる光を解析する装置のことです。
分光器の一種で、その他に紫外・可視分光光度計や赤外分光光度計等が挙げられます。発光スペクトルは分子、イオンごとに異なるため、発光ピークの波長と強度から試料に含まれる成分を定量することが可能です。
分光蛍光光度計は非常に感度が高く、微量成分の検出に使われています。また、生化学分野では特定の化合物と結合するような蛍光プローブと組み合わせることで、生体内でのタンパク質の動きの解析などに使用されています。
なお、生体や食品など複数の成分が含まれる試料では各成分の発光が重なり、複雑なスペクトルが得られますが、最近は多変量解析などの統計解析手法を適用することで、多数の成分に関する情報を引き出す方法も検討されています。
分光蛍光光度計法による定量分析は、一般的に吸光光度法に比べて1,000倍以上感度が高いため、分光蛍光光度計は試料中に含まれる極微量の成分を検出、定量するために用いられています。
具体的には、白色LEDや有機EL素子の発光効率を表す指標である量子収率の測定や、素子が発する光のスペクトル分析などです。スペクトル分析は非常に複雑ですが、解析ソフトも高度化しており、様々な情報を引き出すことができます。
図1. 分光蛍光光度計の原理
分光蛍光光度計は、分子やイオンの電子が励起状態から基底状態に戻るときに余分なエネルギーを光として発する蛍光(またはりん光)を利用する装置です。分子はそれぞれ固有のエネルギー状態を有しており、特定の波長の光を選択的に吸収して励起状態に遷移します。
この励起状態に存在する電子は直ちに基底状態に戻りますが、そのときに励起状態と基底状態のエネルギー準位の差に対応する波長の光を発します。なお、照射する光は試料が吸収する波長にしなければ蛍光を発せず、測定を行うことができません。
図2. 分光蛍光光度計と多変量解析
食品など多数の有機物が含まれている試料に対して蛍光測定を行うことで、産地や原料ごとのパターンを分類する解析が試みられています。試料に複数の成分が含まれているとき、分光蛍光光度計測定で得られるスペクトルは各成分が発する蛍光の足し合わせになります。
一般に複数成分が含まれる試料の蛍光スペクトルは非常に複雑で解析が困難です。特に食品や飲料など、多数の有機物が含まれるサンプルでは多数のピークが出現して、熟練者でなければ解析することはできません。
一方で、最近では食品などの複雑な発光スペクトルから多変量解析、統計解析的な手法を用いて情報を得る試みも行われています。例えば多変量解析手法の一つである主成分分析 (PCA) を用いるとスペクトルのような多次元データを2・3次元の低次元に圧縮することが可能です。
次元圧縮を行ったあとの各サンプルの分布からグループ分けを行うといった解析が行われています。
図3. 分光蛍光光度計の活用
生化学分野では蛍光を発するプローブを選択的に特定のタンパク質やカルシウムイオンなどに結合させることで該当成分の定量を行うことが可能になります。例えばカルシウムイオンの検出ではキレート剤と呼ばれる、イオンを選択的に挟み込む構造を有する化合物が使用可能です。
その他、生物由来の蛍光タンパク質を改変した高分子も蛍光プローブとして用いられています。この高分子は蛍光タンパク質に由来しており、導入することで生体細胞自体が複製することが可能になります。
なお、ノーベル賞を受賞した日本人の下村脩氏の業績はこの緑色蛍光タンパク質を発見したということです。生体分子に蛍光タンパク質を導入できるようになり、蛍光光度計で高感度検出ができるようになったことで生体分子の解析が大きく進みました。