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【2021年版】接地抵抗計 メーカー6社一覧

接地抵抗計のメーカー6社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


接地抵抗計とは

接地抵抗計

接地抵抗計とは大地(地表)に接続(接地またはアース)された電気機器と大地との間の電気抵抗を測定する機器で、俗に言う「アースが取れている状態か」を確認するためのものです。この装置は電気工事士や電気関係実務者の方々にとって必需品とも言えます。

そもそも「大地」とは名前の通り地球そのものを指しており、接地とは地球に対して回路を接続していることになります。大地は抵抗がゼロで最も電気が流れやすいため、大地に電気を接続することで人や他のものに電気が流れずに大地へ電流が流れるため、安全対策として使われています。これが一般的に言う「アースを取る」という作業です。

接地抵抗計の使用用途

接地抵抗計は地面に金属等の導電体を深く埋めるといったアースを設置する設置工事の際に用いられます。接地工事は電気工事士にとって重要な業務の一つで、工事の厳しさによってAやDなどの種類で区分され、最も厳しい種接地工事は抵抗10Ω以下、一般的な低圧用機器の接地工事で抵抗100Ω以下と規定されています。

このような接地工事の際に接地抵抗計を用いて接地抵抗を確認します。従って電気工事士や接地が影響する関係の仕事に携わる方々にとってこの計測器は日常的に使われる機器の一つです。 また、電機機器を取り扱う技術者の方々も接地抵抗計を使っ電機機器の漏れ電流など、電気に関する各種試験を行っています。接地抵抗計を用いて漏れ電流などを測定することで感電や漏電リスクを低減できます。

接地抵抗計の原理

接地抵抗計においては2種類の接地の間の電圧を測定する手法が最もポピュラーな測定法です。 接地されたある測定対象と、比較対象として他の接地された対象の間に交流の電圧を印加します。ここで大地に対して発生したある測定対象ともうひとつの対象の間の電流と電圧から接地の抵抗が出ます。

上記のような接地間の電圧と電流の測定結果から接地の抵抗を計算するのが一般的です。ただしこの手法では電圧変動が大きい対象接地部の抵抗も含まれるため、この変動を減らすために電圧変動の少ない中間地点の接地を使って、まず対象接地と中間地点接地の間の電圧と電流を測定、そのあとに対象接地の接地抵抗が求める方法もあります。ただし、厳密に述べるならば中央部は変動がないとは言え中間地点接地部にも接地抵抗は存在します。しかし電圧計内部の抵抗のほうが十分大きいため、中間地点の接地部の抵抗は無視できます。

なお接地抵抗測定計が交流電源を採用しているのは、直流では起こりがちな化学反応が起こりにくいと言うメリットのためです。ちなみに交流周波数は周波数が高くなるとリード線のL成分や要領の影響を受けるため、1kHz以下の周波数が一般的に採用されています。

接地抵抗計の使い方

接地抵抗計は主に次の3種類があります。

①測定ボタンの押下により、接地抵抗の値を目盛り針でアナログで表示される方式
②測定ボタンの押下により、接地抵抗の値をデジタル数値で表示する方式
③測定ボタンを押しつつつまみを回して、検流計の目盛り針が”0”表示時の目盛値を読む方式  

以下に①および③の使用手順を示します。

①アナログ表示方式
接地抵抗計に必要な金属製の棒は「補助接地極(別名接地棒)」と呼ばれ、接地抵抗測定時に大地(地面)に埋め込んで使用します。

  • 測定手順1:測定をしたい接地極(=求めたい接地抵抗の値の測定物を”被測定接地極E(以下接地極E)”と呼ぶ)から10m程度離れた箇所に一つ目の接地棒P(電圧用)を埋め込みます。
  • 測定手順2:接地極Eと接地棒Pを結ぶ直線延長上の更に10m程度離れた箇所に、ニつ目の接地棒C(電流用)を埋め込みます。
  • 測定手順3:接地抵抗計にある「E」端子を接地極Eに、接地抵抗計にある「P」端子を接地棒Pに、接地抵抗計にある「C」端子を接地棒Cにつなぎます。
  • 測定手順4:接地抵抗計に表示される電池容量が問題ないこと、E-P間の電圧(対地電圧)が許容値よりも下回っていることをチェックします。(対地電圧が大きい場合、測定誤差原因となる。)
  • 測定手順5:測定ボタンを押すことで、表示された値が接地抵抗の値です。

③つまみを回す方式

  • 測定手順1:測定をしたい接地極E)から10m程度離れた箇所に一つ目の接地棒Pを埋め込みます。
  • 測定手順2:接地極Eと接地棒Pを結ぶ直線延長上の更に10m程度離れた箇所に、ニつ目の接地棒Cを埋め込みます。
  • 測定手順3:接地抵抗計にある「E」端子を接地極Eに、接地抵抗計にある「P」端子を接地棒Pに、接地抵抗計にある「C」端子を接地棒Cにつなぎます。
  • 測定手順4:接地抵抗計に表示される電池容量が問題ないこと、E-P間の電圧(対地電圧)が許容値よりも下回っていることをチェックします。
  • 測定手順5:測定ボタンを押しつつつまみを回し、検流計の目盛り針が""0""表示時の目盛値が接地抵抗の値です。

また、接地抵抗計に付属の緑色・赤色・黄色の三本の被覆電線は、各接地極と接地抵抗計本体にある端子とを接続するために使用する電線です。

接地抵抗計と絶縁抵抗計の違い

絶縁抵抗計と接地抵抗計は機器自体の見た目や名称が似ていますが、それぞれ以下のような違いがあります。

  • 出力する電流特性の違い:絶縁抵抗計は本体から出力する電流が直流であるのに対し、接地抵抗計においては交流を利用しています。直流は電圧を一定にであるという性質から精密な検査ができ、絶縁抵抗を求めるには少量の電流で済むため、絶縁抵抗には直流方式が採用されています。
  • 測定する対象物の違い:接地抵抗計は、接地線から大地に流れる電流を測定する機器です。漏電や事故電流が発生した際には接地線を通じて大地へと流れることから、電流の接地線から大地への流れやすさ=接地抵抗の値となり、この値が小さい程安全といえます。一方、絶縁抵抗計は電路の絶縁性能を求めるための機器で、表示される数値が高ければ漏れ電流が少ないことになり、接地抵抗計と逆に値が大きいほど安全といえます。

参考文献
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A5%E5%9C%B0%E6%8A%B5%E6%8A%97%E8%A8%88
https://www.kew-ltd.co.jp/support/knowledge/technical/earth
https://eleking.net/k21/k21h/k21h-grounding.html
https://e-ny.net/15164

接地抵抗計のメーカー情報

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