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インライン粘度計のメーカー12社一覧や企業ランキングを掲載中!インライン粘度計関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:日本カンタム・デザイン株式会社、2位:株式会社エー・アンド・デイ、3位:Rheonics GmbHとなっています。 インライン粘度計の概要、用途、原理もチェック!
インライン粘度計とは、配管や液体の材料などが入ったタンクの中において、流体の粘度計の粘度を知るための計測器です。
液体の粘度は測定対象の製造ラインなどに直接装置を設置し、リアルタイムで粘度が算出されるデジタル式の製品が多いことから、インライン粘度計と呼ばれています。また、インライン粘度計は粘度を計測するだけでなく、測定値からその他の安全装置の起動や流量の調整、撹拌の速度などを調整するためのスイッチの役割としても使用されます。
2025年5月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 日本カンタム・デザイン株式会社 |
20.8%
|
2 | 株式会社エー・アンド・デイ |
12.5%
|
3 | Rheonics GmbH |
10.1%
|
4 | ジャパンマシナリー株式会社 |
10.1%
|
5 | エンドレスハウザージャパン株式会社 |
9.5%
|
6 | 協和ファインテック株式会社 |
9.5%
|
7 | 株式会社アントンパール・ジャパン |
8.3%
|
8 | 極東貿易株式会社 |
4.2%
|
9 | ジャパンコントロールス株式会社 |
4.2%
|
10 | 富士工業株式会社 |
4.2%
|
項目別
粘度測定範囲 mPa.s
0 - 1,000 1,000 - 10,000 10,000 - 50,000 50,000 - 1,000,000 1,000,000 - 10,000,000温度測定範囲 ℃
0 - 50 50 - 100 100 - 150精度 %
0.1 - 0.5 0.5 - 1 1 - 2 2 - 5 5 - 106 点の製品がみつかりました
6 点の製品
日本カンタム・デザイン株式会社
320人以上が見ています
100.0% 返答率
39.1時間 返答時間
ドイツ Fluid.iO社製インライン式粘度計ビスコスコープ®は25年以上にわたり化学工業、石油化学工業、医薬品・化粧品産業、食品産業など...
株式会社マルコム
380人以上が見ています
100.0% 返答率
39.7時間 返答時間
高粘度専用機。独自のスパイラルセンサーにより高粘度流体の粘度測定が行えます。 ■特長 ・共軸二重円筒回転式です。 ・スパイラルポン...
株式会社セコニック
490人以上が見ています
最新の閲覧: 3時間前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
25.7時間 返答時間
■概要 ・FVM70Aは、プロセスインライン用途のねじれ振動式粘度計です。フランジでタンク、配管に取付けて連続的にかつリアルタイムで粘...
3種類の品番
株式会社アクロエッジ
290人以上が見ています
最新の閲覧: 3時間前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
18.4時間 返答時間
■生産工程連続監視用回転粘度計とは AV-10は生産工程中のタンク槽に直接設置し24時間連続で粘度変化をモニタリングする装置です。特徴と...
インライン粘度計とは、配管や液体の材料などが入ったタンクの中において、流体の粘度計の粘度を知るための計測器です。
液体の粘度は測定対象の製造ラインなどに直接装置を設置し、リアルタイムで粘度が算出されるデジタル式の製品が多いことから、インライン粘度計と呼ばれています。また、インライン粘度計は粘度を計測するだけでなく、測定値からその他の安全装置の起動や流量の調整、撹拌の速度などを調整するためのスイッチの役割としても使用されます。
インライン粘度計は、化学工場やプラント、食品工場などで使用されます。インライン粘度計の選定の際には、対応する流速や粘度、測定精度、メンテナンス性、出力のモニタリングのしやすさなどを考慮することが大切です。
また、粘度は温度にもよって変化するため、プラントの工程の中で温度などの環境が変化する場合は、測定部の温度も同時に測定できる製品が適しています。
インライン粘度計の使用例を以下に示します。
インライン粘度計の多くは、ねじり回転運動への抵抗の大きさから対象となる流体の粘度を算出しています。振動式と表現されることもありますが、これは棒にねじり振動を与えて粘度を測定するためです。
振動式のインライン粘度計では、トーションロッドと呼ばれる長くて細い棒の両端に同じ慣性質量を持つ2つの慣性マスを取り付け、一方を検出子として液体中に入れます。トーションロッドの長手方向を回転軸として回転振動を与えると、粘度を持った液体中にある測定子は空気中にある慣性マスに対して抵抗を受けるので、トーションロッドはねじり外力を受けることになります。
インライン粘度計の測定原理は、空気中の慣性マスと液体中にある測定子との振動振幅の変化を粘度の変化を粘度として算出するものです。なお、トーションロッドの振動は、セラミックアクチュエータなどを用いて発生させています。セラミックアクチュエータは圧電 (ピエゾ) アクチュエータとも呼ばれ、外力が加わると変形し、電圧を発生する圧電効果という性質を持つものです。
インライン粘度計は、配管やタンク内に接続する測定部と、粘度を計算し出力する操作部や表示部の2つから構成されています。
測定部は配管に接続するためのハウジングがあり、ハウジングの中には上下に同じ大きさの慣性マスが取り付けられています。上側の慣性マスは空気中に、下側の慣性マスは液中に浸かり、粘度の計測時にはそれぞれ異なる抵抗を受けます。
2つの慣性マスをつなぐ細い棒は、トーションロッドです。トーションロッドは液体の粘度の大きさに、よってねじり力を受けます。また、慣性マスとトーションロッドにねじり振動を与えるための駆動部があり、セラミックアクチュエータが取り付けられています。
粘度は液体を2枚の板で挟んだ状態から説明されます。まず、2枚の板のうち一方を固定し、もう一枚をある速度で水平方向にずらす時、2枚の板の相対的な速さを板同士の間隔で割った値が「ずり速度」です。
また、2枚の板の間で生じる摩擦力から受ける抵抗力を「ずり応力」と呼びます。あるずり速度Vとずり応力τを以下の式に当てはめた時の係数μが、液体の粘度と定義されています (μ=τ/V) 。
なお、粘度はずり速度によらず一定になる流体ばかりではありません。ずり速度によらず粘度が一定である流体は「ニュートン流体」、粘度が一定にならない流体は「非ニュートン流体」と呼ばれています。さらに、非ニュートン流体にはその特性から、塑性流体、擬塑性流体、ダイラタント流体の3つに分けられています。
参考文献
https://www.sekonic.co.jp/product/viscometer/download/pdf/catalog/catalog_inline.pdf
https://rheonics.com/ja/solutions-item/inline-viscosity-measurements-in-polymerisation-reactions/