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分光光度計のメーカー61社一覧や企業ランキングを掲載中!分光光度計関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:株式会社アヅマテクノス、2位:株式会社島津製作所、3位:株式会社日立ハイテクサイエンスとなっています。 分光光度計の概要、用途、原理もチェック!
分光光度計 (英: Spectrophotometer) とは、光を様々な波長の光に分光し、分光した光を試料に照射し、試料を透過した光と反射した光の波長や量を調べることができる装置の総称です。
分光光度計は汎用性のある分析装置であり、研究開発や品質管理、化学分析など幅広い分野で使用されています。代表的な装置として、真空紫外分光光度計 (VUV) 、紫外可視分光光度計 (UV-Vis) 、赤外分光光度計 (IR) などがあり、それぞれ異なる波長域の光を使用することで様々な情報を得ることができます。
2025年5月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社アヅマテクノス |
28.2%
|
2 | 株式会社島津製作所 |
12.8%
|
3 | 株式会社日立ハイテクサイエンス |
10.3%
|
4 | 株式会社セントラル科学貿易 |
10.3%
|
5 | コロナ電気株式会社 |
7.7%
|
6 | ヤマト科学株式会社 |
7.7%
|
7 | 株式会社日立ハイテクネクサス |
5.1%
|
8 | 日本分光株式会社 |
5.1%
|
9 | アジレントテクノロジー株式会社 |
2.6%
|
10 | 竹田理化工業株式会社 |
2.6%
|
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30 点の製品
コスモトレーディング株式会社
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高精度光学計測や研究用の高ダイナミックレンジ (吸光度8A) ハイグレード UV/VIS/NIR分光光度計です。正確性、精度、再現性に優れていま...
サンカラー株式会社
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■信頼が高いポータブル測色機 新しいDatacolor CHECK3ポータブル分光光度計は、クラス最高レベルの測色性能の伝統を継承しています。 改...
コスモトレーディング株式会社
320人以上が見ています
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高精度光学計測や研究用の高ダイナミックレンジ (吸光度8A) ハイグレード UV/VIS/NIR分光光度計です。正確性、精度、再現性に優れていま...
サンカラー株式会社
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■ポータブル機器でありながら机上で使用する据付型分光光度計の基準機グレードの性能 ・最高レベルの機器互換性 ・色と光沢の同時測定 ...
サンカラー株式会社
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Datacolor Spectro 1000シリーズは、⾊の配合計算と品質管理における⾼い効率性と信頼性を実現するために設計された⾼精度卓上型分光光...
サンカラー株式会社
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Datacolor Spectro 700シリーズは、⾊の配合計算と品質管理における⾼い効率性と信頼性を実現するために設計された⾼精度卓上型分光光度...
サンカラー株式会社
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■費用効果に優れた機器 Datacolor200Mは、手頃な価格の設置型分光光度計です。この機器の精密な色彩測定によって、テキスタイル、塗料、...
株式会社ラムダビジョン
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ラマン計測を身近に行える未来がここまで来ています。 ■徹底したお客様目線の開発 創設以来、各お客様の光計測のご要望に対して真摯に...
株式会社ラムダビジョン
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非常にコンパクトなラマン分光ユニットです。非常にコンパクトなため、現場計測in-situにも最適な、低価格ファイバーラマン分光ユニット...
サンカラー株式会社
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■プロフェッショナルカラーマッチングソリューションColorReaderPROを使ったブランドロイヤリティの向上、販売促進 超小型軽量Bluetooth...
株式会社ラムダビジョン
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低価格ながら最高のラマン分光ユニットです。現場計測in-situに最適な、低価格ラマン分光ユニットです。マクロ計測/顕微計測ラマンとし...
オガワ精機株式会社
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合成・バイオ燃料検査を必要とする市場用に開発されました。ナトリウム (Na) 、カリウム (K) 、リチウム (Li) 、カルシウム (Ca) 検出に...
コスモトレーディング株式会社
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固体試料への入射角度と検出器の受光角度を、任意の位置に設定可能です。各角度における透過率または絶対反射率の自動測定が可能になり...
大木理工機材株式会社
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■概要 高ダイナミックレンジ (吸光度8A) の分光光度計です。正確性、精度、再現性に優れています。Snap-inアクセサリーは様々なアプリケ...
株式会社東京インスツルメンツ
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■フーリエ変換フォトルミネッセンス分光光度計 IR5 製品概要 IR5 (Edinburgh Instruments社製) は、このクラスで唯一、フーリエ変換フォ...
株式会社東京インスツルメンツ
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■光学レンズ評価品質管理用 分光光度計 LINZA150シリーズ ・MWIR 2.7~5.2μm LINZA2752 新製品登場 ・全自動で単レンズ・レンズアセンブ...
株式会社東京インスツルメンツ
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■製品概要 VUVASシリーズ真空紫外分光光度計は真空もしくは窒素パージ中で、光学素子、コーティング、フォトレジスト材料、基板などの反...
株式会社東京インスツルメンツ
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■フォトニックバンドダイアグラム顕微鏡 FA・CEED 共同開発プロジェクト。様々なフォトニック構造のバンドダイアグラムを高速・容易に自...
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■製品概要 当社オリジナルの蛍光寿命測定装置・蛍光スペクトル測定装置は、TCSPC:Time Correlated Single Photon Counting (時間相関単...
株式会社東京インスツルメンツ
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■製品概要 DS5はタッチパネルで直感的に操作できる、デュアルビーム紫外可視分光光度計です。190~1,100 nmの測定に対応しており、デュ...
ベルトールドジャパン株式会社
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CCDカメラと回折格子を組み合わせた瞬時測光スペクトル測定装置。 短時間 (0.1秒) で高分解能スペクトルの測定が可能。 ある程度の発光...
株式会社ラムダビジョン
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研究現場でのご使用に最適です。産業分野で定評を持つ顕微分光を研究分野を対象に紫外から近赤外までの簡単顕微計測をお届けします。低...
株式会社ラムダビジョン
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メトロームジャパン株式会社
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メトロームジャパン株式会社
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■概要 プロセス用オンライン分析計202Xシリーズは、滴定、pH、吸光度といった測定をシングルメソッドで行えるコンパクトな装置です。 ■...
株式会社ラムダビジョン
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産業分野における低価格な分光式の膜厚測定装置です。非接触・非破壊なため、サンプルを傷つけることなく、短時間で簡便に測定が可能で...
株式会社ラムダビジョン
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これまでに無い反射率計測を実現致します。微小サイズにおける分光計測はもちろんのこと、オートフォーカス機能も標準搭載。凹凸表面に...
株式会社ラムダビジョン
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工場内の製造装置との組み合わせにて製造工程をモニタリングします。 ■高速透過率反射率モニタリングユニット ・0.1秒間隔でデータを上...
株式会社ラムダビジョン
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低価格ながら、確かな量子効率測定が可能です。QE-SA100は低価格かつコンパクトなシステムでありながら、確かな量子効率測定が可能なシ...
分光光度計 (英: Spectrophotometer) とは、光を様々な波長の光に分光し、分光した光を試料に照射し、試料を透過した光と反射した光の波長や量を調べることができる装置の総称です。
分光光度計は汎用性のある分析装置であり、研究開発や品質管理、化学分析など幅広い分野で使用されています。代表的な装置として、真空紫外分光光度計 (VUV) 、紫外可視分光光度計 (UV-Vis) 、赤外分光光度計 (IR) などがあり、それぞれ異なる波長域の光を使用することで様々な情報を得ることができます。
分光光度計では、試料が透過する光や反射する光を検出し、それに応じたスペクトルを得ることができます。これらのスペクトルを解析することにより、試料に関する様々な情報を得ることができます。例えば、ピーク強度から試料の定量分析、スペクトルの波形から定性分析、電子状態、分子構造、材料特性の評価を行うことができます。
装置は主に光源、分光部、試料部、検出器などから構成されています。光源は分析用の光を出す部位であり、紫外領域用の重水素放電管、可視・近赤外域用のタングステンランプの2種が主に使用されています。
図1. 分光光度計の原理
分光器は光源からの光から特定の波長の光を選ぶ働きをするところであり、フィルタ式、プリズム式、回折格子式などがあります。試料部には測定するサンプルの入ったセルが入っており、ガラス製や石英製のセルが主に使用されます。
検出器では試料から透過してきた光を電気信号に変換します。光半導体 (ホトセル) や光電子増倍管 (ホトマル) などの種類があります。
分光光度計では、試料に光を照射し、透過光と反射光の波長や吸収量を調べることができる装置です。装置は照射する光によっていくつか種類があります。ここでは、真空紫外分光光度計、紫外可視分光光度計、赤外分光光度計の3つの分光光度計の概要について記載します。
真空紫外領域 (200nm以下) の光を光源として、物質が透過、反射した光を調べることができる装置です。真空紫外領域の光は酸素分子や窒素分子に吸収されるため、真空状態にして測定する必要があります。材料特性の評価に使用されます。
紫外線 (200-380nm) や可視光線 (380-780nm) を光源として、物質が透過、反射した光を調べることができる装置です。試料中の成分の定性、定量分析を行うことができます。
赤外線を光源として、物質が透過、反射した光を調べることができる装置であり、近赤外線 (780-2500nm) を使用する近赤外分光光度計と中赤外線 (2500-25000nm) を使用する赤外分光光度計の2種類があります。分子の結合や官能基の推定や、成分の定量分析を行うことができます。
また特殊な分光光度計として、試料から散乱されるラマン散乱光を検出し資料の分子構造同定や物性を評価するラマン分光装置や、干渉計を使用することで非分散で全波長の光を同時に検出し、フーリエ変換を行うことで各波長成分の計算を行うフーリエ変換赤外分光光度計 (Fourier Transform Infrared Spectroscopy: FT-IR) などもあります。
分光光度計の光学系は、目的に応じて多岐に渡ります。例としてシングルビーム方式とダブルビーム方式について説明します。
シングルビーム (単光束) 方式とは、分光器で分光された単色光 (単一波長の光) が試料に照明され、反射光もしくは透過光を検出器にて検出するタイプの光学系を指します。光学系構成が非常に簡単なため、比較的安価で入手できます。しかし、光源のゆらぎや装置の自己発熱等によるドリフトにより、経時誤差が生じやすい光学系でもあり、簡便な反面、測定誤差が多く精度を要求される測定には不向きです。
これらの欠点を改善したものがダブルビーム(複光束)方式です。ダブルビーム方式は分光器で分光した光をハーフミラー等で試料光と参照光に分波します。試料光は試料に照明され、シングルビーム方式と同様に反射・透過光を検出器にて検出します。一方の参照光は装置に起因するドリフトの補正に用いられます。
参照光と試料光にはどちらも装置起因の誤差を含んでいますので、参照光から得られた信号を、試料光から得られた信号に対して処理を施すことで影響をキャンセルします。
測定機につきまとう問題として、その精度の維持と担保というものがあります。分光光度計も例に漏れず、この問題に直面することになります。いざ故障が生じてから対策をとっても遅いため、日常点検は欠かせません。
その目安として分光光度計にとって重要な指標をいくつか紹介します。この指標を日常的に管理することで異常の早期発見に繋げることができます。
波長の正確さ
装置が検出した波長と、光源波長との間の誤差を指します。日常的に点検を実施することで光源もしくは検出器の精度を点検可能です。
波長繰り返し精度
同じ波長を繰り返して測定した場合の波長のばらつきを意味します。誤差は分散や標準偏差及び平均値で管理します。
分解能
単色光を測定したときに、バンド幅を評価します。バンド幅の定義は複数ありますが、ここではFWHMで管理することとします。
迷光
装置から得られる目的波長以外の光を指します。迷光を規定しておかなければせっかく得たスペクトルの正しさが不透明となってしまいます。