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リジッド基板
【2021年版】リジッド基板 メーカー11社一覧
リジッド基板のメーカー11社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
リジッド基板とは
リジッド基板とは、柔軟性のない一般的なプリント基板(硬質基板)と言います。
リジッド基板は、下記の3種類に分類されます。
基材には、「紙基材 FR-1」「ガラス布基材 FR-4」、「ガラスコンポジット基板 CEM-3」
樹脂には「フェノール樹脂」「エポキシ樹脂」用いたものが一般的です。
「紙基材 FR-1」「ガラス布基材 FR-4」の特性のFは難燃性(Flame-retardance)
を表します。
「ガラスコンポジット基板 CEM-3」のCは複合材(コンポジット Compositte)を
表す記号Cが先頭につきます。
リジッド基板の使用用途
リジッド基板の用途について
- 紙フェノール基材
紙にフェノール樹脂を含めたプリント基板です。
パンチング時にプリント基板を加温することを必要とします。
- ガラス布基板
ガラス繊維の布を重ねたプリント基板です。
基板が硬いので、金型加工では焼き入れが必要となります。
- 用途
パソコン、ICカード、デジカメ、マザーボード等
- ガラスコンポジット基板 CEM-3
ガラス繊維を重ねたプリント基板です。
リジッド基板の特徴
リジッド基板の特徴について説明します。
紙フェノール基板の特徴 FR-1
- コストが安い。
- ガラスエポキシ基板で必要となる特殊な加工具が必要ないため加工性が高い。
- パンチング時に基板に加温を必要とするので基板が伸びます。そのため、金型加工の場合は、基板が伸びるため金型に比率を加える必要があります。
ガラスエポキシ基板の特徴 FR-4
- 現在最も多く使用されている基板。
- 寸法変化が小さい。
- 硬いため、耐久性が高い。
- 基板が硬いため、金型に焼き入れを入れる必要があります。
- コストが高い(紙フェノール基板の2倍~3倍)。
ガラスコンポジット基板 CEM-3
FR-4(ガラスエポキシ基板)との比較
- 柔らかい。
- コストが安い。
- 機械特性、寸法安定性は悪い。
- 耐久性が悪い。
- 切削性に優れているため、パンチング加工が可能ですが金型に焼き入れが必要。
また、ガラス基板に比べて金型の摩耗進行が大きいのでパンチなどにコーティングを入れることをお勧めします。
参考文献
https://detail-infomation.com/circuit-board-type-of-material/
https://atmarkele.com/articles/144
リジッド基板のメーカー情報
リジッド基板のメーカーランキング
社員数の規模
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1 沖電気工業株式会社
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2 株式会社キョウデン
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3 太陽ホールディングス株式会社
設立年の新しい会社
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1 株式会社システムギアダイレクト
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2 株式会社スコットデザインシステム
-
3 株式会社キョウデン
歴史のある会社
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1 沖電気工業株式会社
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2 太陽ホールディングス株式会社
-
3 株式会社プリント電子研究所
リジッド基板のメーカー11社一覧
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創業: 1881年
従業員数: 4,203人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1977年
従業員数: 70人
本社: 三重県
会社URL
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創業: 1968年
従業員数: 920人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1975年
従業員数: 517人
本社: 神奈川県
会社URL
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創業: 1962年
従業員数: 20人
本社: 神奈川県
会社URL
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創業: 1978年
従業員数: 80人
本社: 大阪府
会社URL
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創業: 1983年
従業員数: 2,556人
本社: 長野県
会社URL
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創業: 1979年
従業員数: 63人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1953年
従業員数: 1,988人
本社: 東京都
会社URL
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