ホッパースケールのメーカー9社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ホッパースケールとは粉や液体などの重量を計測する装置です。食料、飼料、肥料など原材料の袋詰めやコンクリートの調合など、主に産業用の設備で計量器として使われており、ホッパー内に入った材料の計測を自動で行ってくれます。
漏斗型のタンクの形状をしており、設定した重量通りに原材料を自動計量してくれるため、自動給粉、自動給水装置などと組み合わせることであらゆる計量作業をオートメーション化することが出来ます。
原材料の重量を計測する為に使用されます。計量から供給、果ては配合までをオートメーション化するために、別の供給装置や搬送装置、ミキサーとあわせて使用されることが主です。
フィーダなどの供給装置をホッパースケールの制御と連動させ、ホッパースケール内にある原材料の重量が設定重量に達した際にフィーダを停止させるといった手法で供給工程をオートメーション化できます。
その後はホッパースケール内から計量し終えた原材料を圧送フィーダやベルトコンベアなどの搬送装置へと排出し、ミキサーなどの配合装置に供給することで一連の工程をオートメーション化することが出来ます。
ホッパースケールの内部にはロードセルという計測装置が数か所設置されており、これによってスケール内の重量を計測しています。ロードセルにはひずみゲージが備えられているため、原材料の重量が加わってひずみが生じることでその時の抵抗値を元にスケール内の重量を計測します。
ホッパースケールの計測方法は定量計測方式、実計量方式、正味演算計量方式、累積計量方式、排出計量方式の5種類があります。
一定量ごとに計測したい場合は実計量方式。
設定重量を定めて計量したい場合は実計量方式。
(実計量方式で計量した原材料の重量)-(排出を行った後でホッパースケール内に残った残量)で計算するのが正味演算計量方式。
計量物が複数ある場合にそれぞれ設定重量を設けて1種類ずつホッパーに投入した後、重量の累積値を計算するのが累積計量方式。
供給された原材料を計量した後、設定した排出量のみを排出出来るのが排出計量方式。
目的に応じて5種類の設定が使い分けられます。
参考文献
https://www.kamacho.co.jp/blog/archives/378
https://www.econmw.co.jp/80/
https://www.toyohi.co.jp/bulk/no06.html
https://www.aandd.co.jp/products/loadcell/introduction/cell_intro02.html
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社