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デジタル差圧計のメーカー24社一覧や企業ランキングを掲載中!デジタル差圧計関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:株式会社テストー、2位:横河電機株式会社、3位:長野計器株式会社となっています。 デジタル差圧計の概要、用途、原理もチェック!
デジタル差圧計とは、2点間の圧力の差を測定しデジタル表示する装置です。
マノメーターと呼ばれることもあります。測定したい2点とデジタル差圧計を測定用チューブで接続するだけで差圧が計測できる簡便性と、小型で軽量なことが大きな特徴です。測定対象は気体、液体どちらにも対応した製品が多いです。
計測可能なレンジや分解能も、空調設備の気圧といった比較的大きな差圧からクリーンルームにおける微差圧まで幅広く、使用用途は多岐にわたっています。配線不要な電池式タイプは設備監視・記録用、警報装置付きのタイプはフィルタ交換等のメンテナンス用というように、目的に合わせた製品選択が可能です。ピトー管を利用した流量計測が可能なものもあります。
2025年5月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社テストー |
17.7%
|
2 | 横河電機株式会社 |
10.1%
|
3 | 長野計器株式会社 |
7.6%
|
4 | 株式会社カスタム |
7.6%
|
5 | 株式会社コスモ計器 |
6.3%
|
6 | アズビル株式会社 |
6.3%
|
7 | 愛知時計電機株式会社 |
5.1%
|
8 | 美浜株式会社 |
5.1%
|
9 | 株式会社岡野製作所 |
3.8%
|
10 | オリオン機械株式会社 |
2.5%
|
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5 点の製品
株式会社テストー
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最新の閲覧: 1日前
返信の比較的早い企業
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testo 510は空調システムの導入やメンテナンス作業に最適な小型の差圧計です。ガス流圧やドラフト圧などの差圧測定や、ピトー管を併用し...
株式会社テストー
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testo 512-1 は、高精度な差圧センサを搭載する差圧計です。クリーンルーム等の室間差圧、アスベスト除去作業時の負圧点検、燃焼機器の...
トランステック株式会社
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空調設備の差圧を容易に計測。ピトー管を用いる事でダクトの風速測定も可能です。Model5815はハンディタイプの高性能微差圧。迅速且正確...
トランステック株式会社
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返信の比較的早い企業
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14.5時間 返答時間
空調設備の差圧を容易に計測。ピトー管を用いる事でダクトの風速測定も可能です。Model5825はハンディタイプの高性能微差圧。迅速且正確...
トランステック株式会社
260人以上が見ています
最新の閲覧: 3時間前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
14.5時間 返答時間
空調設備の差圧を容易に計測。ピトー管を用いる事でダクトの風速測定も可能です。Model8715は多彩なプローブに対応している多機能微差圧...
デジタル差圧計とは、2点間の圧力の差を測定しデジタル表示する装置です。
マノメーターと呼ばれることもあります。測定したい2点とデジタル差圧計を測定用チューブで接続するだけで差圧が計測できる簡便性と、小型で軽量なことが大きな特徴です。測定対象は気体、液体どちらにも対応した製品が多いです。
計測可能なレンジや分解能も、空調設備の気圧といった比較的大きな差圧からクリーンルームにおける微差圧まで幅広く、使用用途は多岐にわたっています。配線不要な電池式タイプは設備監視・記録用、警報装置付きのタイプはフィルタ交換等のメンテナンス用というように、目的に合わせた製品選択が可能です。ピトー管を利用した流量計測が可能なものもあります。
測定分解能の広さから、幅広い用途に用いられています。代表的な用途は以下のとおりです。
図1. フィルタ劣化のメンテナンス
空調設備には、ダクト、ファン、フィルタ等が含まれます。図1に示すように、フィルタは長期間利用していると目詰まりにより性能が低下します。
フィルタの目詰まりが進行するとフィルタ前後の差圧が大きくなるため、差圧計を用いてフィルタの性能をチェックすることが可能です。
図2. クリーンルームの模式図
クリーンルームにおいては、空気清浄度を維持することが重要です。空気を絶えず循環させていますが、清浄度を保つためにフィルタを用いてホコリなどを取り除いています。フィルタの性能が落ちていないか、差圧計を用いてチェックすることが重要です。
また、クリーンルーム外部からホコリなどを取り込まないよう、内部は陽圧 (1気圧より高い気圧) になっています。陽圧状態が保たれているかどうかも、差圧計を用いることで確認できます。特にクリーンルーム内に何らかの排気装置を設置している場合は陰圧になりやすいため、陽圧の確認が不可欠です。
図3. 差圧計による密閉タンクの液面高さ測定
密閉タンク内の液体のレベル (液面の高さ) を知りたいときも、差圧計が用いられます。液体の比重が一定の場合、測定面にかかる圧力は液体のレベルに比例するため、圧力を測定することでレベルが分かります。
しかし、密閉タンクの場合、測定面にかかる圧力にはタンク上面の内圧も含まれるため、内圧の影響をキャンセルする必要があります。そのようなときに差圧計を用いることで、液体による圧力のみを測定することも可能です。
感圧素子に圧力が加わったときの素子のたわみを素子に流れる電流による抵抗変化によって、電気的信号として測定します。電気的信号と素子の変位の関係を用いて、測定結果を圧力に変換します。こうして計量した2点間の圧力の差を、デジタル数値として表示するのがデジタル差圧計です。
デジタル差圧計では測定点が2点あるので、2方向の測定点から加わった圧力によるたわみ (変位) の大きさと向きを測定しています。向きも計測することでどちらが高圧側でどちらが低圧側かを判断しており、変位の差を電気信号として読み取り圧力差として表示しています。