株式会社東陽テクニカ
株式会社シロ産業
株式会社アイエムエス

【2021年版】ガウスメーター5選 / メーカー5社一覧

ガウスメーターのメーカー5社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


ガウスメーターとは

ガウスメーターとは、磁力の測定に用いられる計測機器です。

一般的に磁力は、ある場所における単位面積あたりの磁束の量を示す磁束密度によって定義されます。

測定したい場所や測定対象の種類によって、平板型プローブおよび円筒型プローブから形状と大きさを適切に選択して測定します。

環境磁力の測定、永久磁石の磁力測定と極の判別、自然界における地磁気測定、磁性材料の特性検査、科学研究など、幅広く活用されています。

テスラメーターも同じ原理で動作する計測機器です。

ガウスメーターの使用用途

一般的に下記の用途に利用されています。

  •  環境磁力の測定
  •  永久磁石の磁力測定とN/S極判別
  •  自然界における地磁気の測定
  •  磁性材料の特性検査
  •  そのほか磁性体や磁力に関係する科学研究

測定環境によりプローブを適切に選択して使用します。

測定プローブには、主に平板型と円筒型の2種類があり、平板型プローブは狭い隙間での測定や直線的な磁場の測定に適しています。一方円筒型プローブは小型コイルの磁力測定などに適しています。

ガウスメーターの原理

半導体に磁場を印加し、それに直行する方向で電流を流すと、磁場の大きさに比例して電流に直行する電圧が生じます。このような現象をホール効果と呼び、ホール効果が見られる物質はホール素子と呼ばれます。

ガウスメーターはこのホール効果を利用して磁力を測定する計測機器です。

ホール素子でできたプローブに一定量の電流を流し、測定したい箇所にプローブを設置したときに観測される電圧の大きさで磁力を測定します。

磁力とは一般的に、ある場所における単位面積あたりの磁束の量を示す磁束密度によって定義されます。

小型軽量のポータブル型と比較的大型の据え置き型があります。

ポータブル型は場所を選ばず測定が可能ですが、高い精度の測定には適切ではありません。

一方据え置き型は、測定場所がある程度限定されますが、高い精度で広いレンジにおける磁力測定が可能です。

プローブの形状とあわせて、測定場所や測定試料の形状、測定環境にあわせて適切な機種を選択して使用します。

ガウスメータの使用例(ミニ四駆のモーター選別)

ミニ四駆はモーターの強さが勝負のカギを握るため、モーター選別は重要な作業です。そのモーター選別にガウスメーターを使うという方法が知られています。

モーター内部にはコイルがあり、これには電線が巻き付けられています。一般的に、この電線が多く巻かれていればいるほどモーターは強い力を出すことが可能となり、早く回転できます。そして、電線は多くきれいに巻かれているほど強い磁力を放ちます。つまり、ガウスメーターでモーターから発せられる磁力を測定することで、電線が多く・きれいに巻かれているかどうか判断することができるのです。

この手法では、異なる種類のモーターの性能の差はもちろんのこと、同一種類のモーターであっても製造誤差の範囲での能力差を測定することができるため、ミニ四駆愛好家の間で有効なモーター選別手法として広く知られています。

ガウスメーターアプリは使い物になるのか?

ガウスメーターは、スマートフォンアプリとして配信されているものもあります。最近のスマートフォンには自分が向いている方角を測定するアプリ(方位磁石アプリ)が標準搭載されていることが多いですが、これは内部の磁気センサーを用いて方位を算出しています。スマートフォンアプリ版のガウスメーターは、この磁気センサーで周囲の磁気を検知し、磁力を測定する仕組みです。

先ほど、市販されているガウスメーターは専用のコイルを使って磁力を測定していることを説明しました。一方、コイルではなく磁気センサーで測定を行っているスマートフォンアプリでも正しい磁力を測定することが可能なのでしょうか?結論から言うと全く使い物にならないようです。スマートフォンは、それ自体が電磁波を放っています。その電磁波がスマートフォン内の磁気センサーが測定する磁力に影響を与えることは想像に難しくありません。また、一般的に販売されているガウスメーターのようなコイルがスマートフォンに搭載されていることは当然ないため、ガウスメーター同等の測定精度を保つことはできないのです。このように、スマートフォンは磁力を測定するために設計された機器ではなく、アプリの信頼性もないため、正確な磁力を測定したい場合は市販のガウスメーターを購入すべきです。

参考文献
https://www.toyo.co.jp/files/user/img/products/material/pdf/7166_ext_06_0.pdf
https://ekuippmagazine.com/measuring/gauss-teslameter/
https://www.magnix.com/product/gauss_ads.htm
https://denjiha.macco.co.jp/blog/apli
http://blog.livedoor.jp/yakiu_mini4wd_/archives/7593699.html

ガウスメーターのメーカー情報

ガウスメーターのメーカー5社一覧


ガウスメーターのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 株式会社東陽テクニカ
  2. 2 株式会社アイエムエス
  3. 3 株式会社シロ産業

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社ディー・エム・ティー
  2. 2 株式会社エーデーエス
  3. 3 株式会社シロ産業

歴史のある会社

  1. 1 株式会社東陽テクニカ
  2. 2 株式会社シロ産業
  3. 3 株式会社エーデーエス

ガウスメーター5選

1軸ガウスメータ 8010型 / 3軸ハイエンドガウスメータ 8030型

株式会社東陽テクニカ 1軸ガウスメータ 8010型 / 3軸ハイエンドガウスメータ 8030型 画像出典: 株式会社東陽テクニカ公式サイト

特徴

8010型、8030型は、ホール効果による磁場計測の高性能ガウスメータです。

8010型は1軸の、8030型は3軸の3chのガウスメータとなっており、8030型では同時に27パラメータの測定を行いひとつの画面に表示することができます。

さらに、ダイナミック・プローブ補正測定技術を採用しているため、基本確度0.05%という最高クラスの測定精度を誇ります。

AC磁場のAC周波数測定、ピークや最大/最小値のホールド機能など多彩な測定方法にも対応しており、幅広いアプリケーションに対応できる製品となっています。

株式会社東陽テクニカの会社概要

  • 会社所在地: 東京都中央区八重洲1丁目1番6号
  • URL: https://www.toyo.co.jp
  • 創業: 1953年
  • 従業員数: 485人

製品を見る

テスラメーター/ガウスメーター TM-4702

株式会社ディー・エム・ティー テスラメーター/ガウスメーター TM-4702 画像出典: 株式会社ディー・エム・ティー公式サイト

特徴

TM-4702は、グネット等の磁束密度(DC)やトランス等の磁束密度(AC)の測定に対応した、高精度ガウスメータです。

0.01 mTから4.0 Tの範囲の磁場に対応しており、±0.4%以内の測定精度を誇ります。

また、ピークホールド機能、コンパレータ機能、オートゼロ機能(自動キャリブレーション)など多彩な機能を装備しており、高い操作性を実現しています。

多彩な測定法に対応できる、実用的な多機能型ガウスメータとなっています。

株式会社ディー・エム・ティーの会社概要

製品を見る

ガウスメーター

株式会社シロ産業

特徴

MF6TM-208Fは、AC/DC両方の磁界測定に対応したガウスメータです。

DCは150 mTから1500 mT、ACは300 mTから3000 mTの範囲の磁界測定に対応しており、最大±3%の測定精度を実現しています。

さらにオートレンジ、ゼロ調整、データホールド、オートパワーオフなど便利な機能も多数搭載されています。

重量は約320 gと軽く持ち運びが容易なため、点検作業での使用に最適な製品となっています。

株式会社シロ産業の会社概要

製品を見る

ガウスメーター 磁気測定器 HGMシリーズ

株式会社エーデーエス ガウスメーター 磁気測定器 HGMシリーズ 画像出典: 株式会社エーデーエス公式サイト

特徴

HMGシリーズは、GaAsホール素子を使用しており、広範囲の温度条件での測定に対応できるガウスメータです。

電磁誘導による測定誤差を低減する回路を搭載しており、フルスケールに対して±0.5%以内の測定精度を実現しています。

さらにプローブ交換によるゼロ調整が容易となっており、標準磁石による日常の校正は不要な設計であるため、簡単に高精度測定ができます。

幅広いアプリケーションに対応できる、汎用性の高いガウスメータです。

株式会社エーデーエスの会社概要

製品を見る

3軸テスラメーター TX-2100R

株式会社アイエムエス

特徴

TX-2100Rは、3軸同時測定に対応した高性能ガウスメータです。

通常、3軸プローブには3つの磁気センサが入っており、この3つのセンサの位置ずれが高精度測定の妨げとなりますが、TX-2100Rは1チップ3軸磁気センサを搭載したプローブを採用することでこの問題を克服、対角度誤差 ±0.5°以内という高精度測定を実現しています。

また、極細ロングプローブが使用されているため、狭所の測定も可能となっています。

産業用アプリケーションにも対応できる、高性能なガウスメータです。

株式会社アイエムエスの会社概要

製品を見る

関連記事

カテゴリから探す